米国株は前営業日、スペイン・バルセロナにおけるテロとトランプ政権の先行き不安からリスクオフが進行。ダウ工業株30種平均は274.14ドル(1.2%)安の2万1750.73ドルで終了した。 スペインではバルセロナ郊外でもテロが発生しており、引き続き注意する必要がある。ただ、より米国株に影響を与えそうなのはトランプ政権の混乱。バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らと反対派との衝突を受けたトランプ米大統領の対応には批判が多い。税制改革の司令塔であるコーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任するとのうわさもリスクオフにつながった。 コーン氏は現職に留まると報じられているが、政権の行方は混とんとしている。投資家心理を示す数値として利用されるCBOE(シカゴ・オプション取引所)のVIX指数(恐怖指数)終値は15.55と17日終値11.74から急上昇。また、18日の欧州株が軟調地合いとなっていることに加え、Globex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物も軟調に推移していることからきょうの米国株は売り先行となる可能性が高い。 ダウは前日、下値支持線だった25日移動平均線(2万1834ドル)を割り込んでおり、早期に回復できるかが焦点。回復できなければ75日線(2万1402ドル)が見えてきそうだ。 米経済指標は8月ミシガン大学消費者信頼感指数。 (日付は現地時間) ◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典:モーニングスター社
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