2017/5/31 9:04 FISCO NASA新宇宙船、安全性が当初目標を下回る可能性も
スペースシャトルよりも10倍高い安全性を目指して開発されていた米航空宇宙局(NASA)の次世代有人宇宙船が、その目標を大幅に下回る可能性があると業界の関係者やNASAの元職員が明らかにしたと米WSJが取り上げている。飛行士の移動に使われる次世代宇宙船は、起業家イーロン・マスク氏のベンチャーであるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)と米ボーイングがそれぞれ開発しており、その他に米防衛大手ロッキード・マーチンが率いるグループも「オリオン」と呼ばれるカプセル型宇宙船を手掛けているという。NASAの広報担当者によれば、これらプロジェクトは政府が設定する最低安全基準には到達しているものの、NASAが打ち上げ準備を進めようとする中で長年課題となってきたコストと安全性の両立が問題となっているかたちだとのこと。
関連銘柄 5件
・三菱重工業(7011)東証1部
ロケットエンジン、宇宙ステーション、船内保管室など
総合重機で国内トップ。発電設備や航空機分担品、交通システム、造船、機械などを手掛ける。17.3期は航空機分担品が減速。開発遅延を繰り返す国産ジェット旅客機「MRJ」の開発も重い。前期の客船関連特損は減少。 記:2017/02/28
ロケットエンジン、宇宙ステーション、船内保管室など
総合重機で国内トップ。発電設備や航空機分担品、交通システム、造船、機械などを手掛ける。17.3期は航空機分担品が減速。開発遅延を繰り返す国産ジェット旅客機「MRJ」の開発も重い。前期の客船関連特損は減少。 記:2017/02/28
・日本航空電子工業(6807)東証1部
慣性センサユニット、軌道制御用の加速度計など
コネクタ、スイッチなど電子部品や航空・宇宙用電子機器を製造。TOBでNECが子会社化。IoT関連や5G基地局など成長機会は拡大。内製化でコストダウン図る。17.3期3Qは増収。コネクタ事業の売上が伸びる。 記:2017/02/07
慣性センサユニット、軌道制御用の加速度計など
コネクタ、スイッチなど電子部品や航空・宇宙用電子機器を製造。TOBでNECが子会社化。IoT関連や5G基地局など成長機会は拡大。内製化でコストダウン図る。17.3期3Qは増収。コネクタ事業の売上が伸びる。 記:2017/02/07
・イメージワン(2667)JQスタンダード
衛星画像解析サービス
医用画像ファイリングシステムなど医療画像事業が主力。衛生画像事業ではUAV(ドローン)関連製品に注力。19.9期売上高22億円目標。17.9期1Qは衛星画像事業で黒字確保。UAV関連のソフトウエアが堅調。 記:2017/02/15
衛星画像解析サービス
医用画像ファイリングシステムなど医療画像事業が主力。衛生画像事業ではUAV(ドローン)関連製品に注力。19.9期売上高22億円目標。17.9期1Qは衛星画像事業で黒字確保。UAV関連のソフトウエアが堅調。 記:2017/02/15
・IHI(7013)東証1部
耐熱性カプセル、衛星推進系、船外パレットなど
陸上・航空宇宙・船舶海洋関連の総合重機を製造。19年3月期を最終年度とする中期経営計画では事業規模は追わず利益率にこだわる方針。営業利益率は7%目標。第3四半期営業利益は前年同期比42.6%増の75億円。 記:2017/04/16
耐熱性カプセル、衛星推進系、船外パレットなど
陸上・航空宇宙・船舶海洋関連の総合重機を製造。19年3月期を最終年度とする中期経営計画では事業規模は追わず利益率にこだわる方針。営業利益率は7%目標。第3四半期営業利益は前年同期比42.6%増の75億円。 記:2017/04/16
・イーグル工業(6486)東証1部
宇宙衛星用タンクなど
メカニカルシールや特殊バルブを製造・販売。回転機器内部の液体漏れを防ぐメカニカルシール大手で自動車向け同製品で首位。一般産業機械向けや舶用業界向け低迷で第3四半期累計営業利益は前年同期比32.6%減。 記:2017/04/23
宇宙衛星用タンクなど
メカニカルシールや特殊バルブを製造・販売。回転機器内部の液体漏れを防ぐメカニカルシール大手で自動車向け同製品で首位。一般産業機械向けや舶用業界向け低迷で第3四半期累計営業利益は前年同期比32.6%減。 記:2017/04/23