(27日終値) ドル・円相場:1ドル=111.26円(前日比△0.21円) ユーロ・円相場:1ユーロ=120.95円(△0.14円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0872ドル(▲0.0031ドル) ダウ工業株30種平均:20981.33ドル(△6.24ドル) ナスダック総合株価指数:6048.94(△23.71) 10年物米国債利回り:2.29%(▲0.01%) WTI原油先物6月限:1バレル=48.97ドル(▲0.65ドル) 金先物6月限:1トロイオンス=1265.9ドル(△1.7ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 3月米耐久財受注額 前月比 0.7% 2.3%・改 輸送用機器を除く前月比 ▲0.2% 0.7%・改 前週分の米新規失業保険申請件数 25万7000件 24万3000件・改 3月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数) 前月比 ▲0.8% 5.5% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は上昇。時間外のダウ先物が上昇するにつれて次第に強含んだ。全般ドル高が進んだ影響を受けたほか、3月米住宅販売保留指数が市場予想を上回ったことも支えとなり、23時過ぎには一時111.60円と本日高値を付けた。ただ、銅や原油など商品先物相場の下落をきっかけに豪ドル円などクロス円が売り込まれると失速。米10年債利回りが低下したことも嫌気され、一時111.045円まで下落した。一方で、アジア時間に付けた安値111.02円が目先のサポートとして意識されるとその後は111.20円前後でのもみ合いとなった。 ・ユーロドルは続落。欧州中央銀行(ECB)は予想通り政策金利を現行の0.00%で据え置き、ドラギECB総裁が定例記者会見で「経済に対する下サイドのリスクはさらに低下した」と述べたことに買いで反応。一時1.09329ドルと本日高値を付けたが、「出口戦略の順序を現時点で議論する必要はない」「インフレ見通しを修正するための十分な確証は見られない」「依然として脆弱な点が多くある」と出口戦略について消極的な姿勢を示すと一転して売りが優勢に。前日安値の1.08564ドルを下抜けて1.08518ドルまで下げ足を速めた。もっとも、一巡後はショートカバーの動きから1.08ドル台後半まで下げ渋った。 ・ユーロ円は続落。ドラギECB総裁の会見が始まると121.893円まで上昇したが、その後は同総裁からハト派的な見解が目立つと戻り売りが優勢となった。軟調な商品相場を背景にリスク回避を目的とした売りも重なり、一時120.609円まで下げる場面があった。もっとも、商品相場が持ち直すと次第に買い戻しが入り121円台を回復した。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。好決算を発表した企業に買いが集まった半面、利益確定売りも見られるなど上値も限定的。前日終値を挟んで方向感が出なかった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。原油先物相場が下落した場面で買いが入ったほか、好調な7年債入札も買いにつながった。もっとも、引けにかけては伸び悩むなど上値も限られた。 ・原油先物相場は3営業日ぶりに反落。有力産油国であるリビアでの供給増を受けて、需給の緩みが警戒された。一時48.20ドルと3月28日以来の安値を付けた。 ・金先物相場は4営業日ぶりに小反発。新規の相場材料に乏しいなか、前日終値付近でのもみ合いとなった。
出典:GI24
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