【材料銘柄】
ヤマハ<7951> 3065円(3/29)
フィルム状や糸状で衣類などに組み込める「衣類型モーションセンサー」を18年度中をめどに実用化すると報じられている。ウエアラブルセンサー事業への本格参入を狙うようだ。仮想空間でのアバター実現などに用途が広がれば、ゲームやエンターテイメントの分野での幅広い需要が生まれることも想定されよう。
【新興市場銘柄】
トライステージ<2178> 716円(3/29)
18年2月期(第1四半期)の業績観測が報じられている。営業利益は前期見込み比5割増の20億円程度になりそうだという。これまで取引の少なかった業種で顧客を増やし受注を伸ばすほか、過度な値引きを減らすことで利益率も改善するようだ。一部季刊誌では15億円程度と見込まれており、市場想定を大きく上回る見通しがポジティブ視されそうだ。
【テクニカル銘柄】
エクストリーム<6033> 2813円(3/29)
3/22安値2420円をボトムにリバウンド基調が継続している。上値抵抗の25日線を突破するなか、5日線との短期ゴールデンクロスも意識されてきている。一目均衡表では雲の中での推移であり、強弱感が対立しやすい。ただし、雲下限突破以降、基準線も突破してきており、2880円辺りに位置する雲上限突破を試す展開へ。
[本日の投資戦略]
日経平均は昨日同様、5日線と75日線との狭いレンジ取引が続きそうである。こう着ではあるが、前日に配当落ち分(約135円)を即日吸収しての続伸をみせたことから、心理的な明るさはある。ただし、配当再投資による需給面が影響しているとみられるため、この反動は警戒しておく必要がありそうだ。外部環境の不透明要因からポジションを圧縮する動きも意識されているため、戻り待ちの売り圧力から、引き続き、もち合いレンジ内での推移が続きそうである。物色の流れとしては、主力処は手掛けづらく、個人主体による中小型株優位の展開が見込まれる。2月半ば以降をピークに調整が長期化していた銘柄等は値ごろ感も意識されてきやすいため、ボトム圏からの自律反発も期待される。また、人材関連など上昇基調が継続している銘柄についても、資金回転が利きやすいこともあり、資金が向かいやすいだろう。個別では参天製薬<4536>、武田薬品<4502>に強気カバレッジや格上げが観測されているほか、シャープ<6753>、JDI<6740>には格下げが観測されている。
出典:フィスコ
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