2017/03/21 18:35
米国株は20日、材料難から小幅な動きが継続。ダウ工業株30種平均は8.76ドル(0.04%)安の2万905.86ドルで終了した。 G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明は前回の「あらゆる形態の保護主義に対抗する」という表現が削除。ムニューシン米財務長官が主張してきた「自由、公正で均衡ある貿易」に影響された内容となり、米国の保護主義が改めて意識された。これが米企業にどう影響するかの判断は難しく、17、20日のダウは目立った反応を見せていない。FOMC(米連邦公開市場委員会)、オランダ総選挙、米予算教書、G20と主要イベント商いを通過し目立った材料がなく、商いも低調。この流れは目先続く可能性が高い。 相場を動かすとすれば原油価格だろう。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は3月に入り下落が続く。エネルギー株にとって上値の重しとなっており、直近安値1バレル=47.09ドルを割り込むようだと一段安になりかねず注意したい。 米経済指標は10-12月期経常収支。 (日付は現地時間) ◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典:モーニングスター社
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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