[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
ユーグレナ<2931> 1223円(2/23)
東工大と国立遺伝学研究所の研究グループは、藻類がバイオ燃料の原料となるオイルを効率良く作る仕組みの一旦を解明したと報じられている。今後、藻類を改良してオイルの生産能力を高めるのに寄与するもよう。同社のバイオジェット燃料精製への波及効果への期待感が高まる展開も想定されよう。
【新興市場銘柄】
ダブルスタンダード<3925> 3540円(2/23)
政府はネット通販の購買履歴などの個人情報を一括管理する「情報銀行」の創設に向けた取り組みを本格化すると一部メディアが報じている。企業が個人の好みや行動などの膨大なデータを活用し、顧客獲得や商品開発に生かす流れを後押しする狙いのようだ。ビッグデータを活用した企業の業務支援を手掛ける同社にとって追い風となりそうだ。
【テクニカル銘柄】
LINE<3938> 3590円(2/23)
調整トレンドが継続しているが、足下で5日線を回復してきており、上値抵抗の25日線を捉えてきている。ボリンジャーバンドでは-1σを支持線に底堅さが見られてきている。25日線突破となれば、1月26日に空けたマド(3770-4090円)下限を意識したトレンドが意識されよう。
[本日の投資戦略]
市場の関心は28日に米上下院両院が開催する合同会議でトランプ大統領による議会演説となるなか、こう着感の強い相場展開が続きそうである。昨日の日経平均は一時3ケタの下落場面があったなかで、小幅安まで戻しており、印象としては上値の重さよりも、底堅さが意識された格好だった。トランプ政権による政策期待もあって売り込みづらい状況であろう。物色の流れとしては主力処は避けられ、中小型株にシフトしやすい。ただし、足元の値動きをみると、相当資金回転が速く、大引けにかけて急速に値を消す銘柄も少なくない。IPOなど需給が軽い銘柄に資金が集中しやすいほか、出遅れ感が強く下値リスクが小さいとみられる銘柄への自律反発狙いといった動きに向かわせよう。もっとも、資金の逃げ足は速く、フットワークが要求されそうだ。個別では売り込まれていたLINE<3938>の自律反発狙いのほか、出遅れ感のある中小型のバイオ関連など。テーマではAI銘柄の循環物色が意識される。その他、格上げが観測されているネクスト<2120>、飯田グループ<3291>に注目。
出典:フィスコ
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