2017/02/22 17:52
あす23日の東京株式市場で、主要指数は一進一退の動きか。トランプ米大統領の議会演説(28日)までは様子見気分が尾を引き、為替にらみの神経質な展開になりそうだ。市場では、「1万9500円からは戻り売りが出やすく、それを超えるには一段の円安が必要になる」(銀行系証券)との声が聞かれる。円安の追い風が吹かないと上値は期待しにくく、足元のドル・円の上値の重さが買い気を鈍らす要因にもなる。一方、軟調スタートとなれば、日銀のETF(上場投資信託)買い期待が下支え要因として意識され、売買が交錯する可能性もある。 22日の日経平均株価はわずかながら3日ぶりに反落し、1万9379円(前日比1円安)引け。朝方は、3連休明け21日の米国株式の高値更新を受け、買いが先行したが、その後は為替にらみで方向感に乏しく、前日終値をはさんでもみ合いとなった。チャート上では、上昇気味の25日移動平均線や、一目均衡表上の「雲」上限に位置するが、この水準を保てるかが注目される。
出典:モーニングスター社
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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