[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
小林製薬<4967> 5130円(1/10)
漢方薬「清肺湯ダスモック」を増産すると報じられている。今年の生産量は昨年よりも3割多い約110万個を生産するようだ。ダスモックは気管支喘息や呼吸器の機能が低下するCOPDを対象とした漢方薬であり、深刻な大気汚染を背景に、中国人客のまとめ買いの対象になっているようだ。PM2.5関連としても浮上する展開に。
【新興市場銘柄】
夢の街創造委員会<2484> 2875円 (1/10)
一部証券会社が最上位レーティングを据え置き、目標株価を2600円から3500円に引き上げているもよう。昨年12月28日に発表した第1四半期(16年9-11月)決算が27.5%増収、53.8%営業増益と良好な内容だったことに加え、朝日新聞社との業務提携の効果等も踏まえ業績予想を上方修正したようだ。前日には上場来高値を更新しているが、上値追いの展開が続くか。
【テクニカル銘柄】
日東電工<6988> 8899円(1/10)
9000円処でのもち合いが続く中、やや調整基調にある。ただし、支持線として意識される25日線に到達してきており、リバウンドが意識されよう。ボリンジャーバンドでは昨年12月半ばの+2σ突破から、足元では中心値(25日)と+1σとのレンジで推移しており、過熱感はない。週間形状についても+2σを下回っており、こちらも過熱感はない。
[本日の投資戦略]
トランプ米次期大統領の記者会見を控えて、積極的にポジションを取るような動きは想定しにくいだろう。米国株式市場や為替相場が小動きであったことから、前日終値を挟んでのもみ合いとなろう。今年に入ってからは中小型株への資金シフトが強まっている印象、UMNファーマの動向などは懸念されるが、引き続き中小型株優位の展開となろう。全般的には原油安の影響から資源関連などは上値の重い展開か。決算ではABCマートやハニーズなどがネガティブか。レーティングでは、新光電工に買い推奨格上げの動きが見られる一方、西武HD、ライオン、日写印などに格下げの動き。航空機に炭化ケイ素繊維採用との報道から、テーマ物色の動きでは炭素繊維関連などに注目が向かうか。
出典:フィスコ
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