*08:35JST 転換線を支持線に5日線辺りを窺う展開
[本日の想定レンジ] 10日のNY市場はまちまち。自動車やハイテクの一角が買われる半面、原油相場の下落が嫌気されたほか、トランプ次期米大統領の会見を見極めたいとのムードも強かった。ダウ平均は31.85ドル安の19855.53、ナスダックは20.00ポイント高の5551.82。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の19325円。 昨日は朝方こそ5日線レベルでの底堅さがみられたが、結局は同線を下回り、陰線を形成している。ボリンジャーバンドでは+1σを超えられず、中心値(25日)とのレンジ推移となった。一目均衡表では転換線が辛うじて支持線として機能している。週足ベースでの価格帯別出来高では19400-19600円処の積み上が上値抵抗として意識されてきているほか、19150-19400円はそれ程積み上がっていないため、仕掛け的な売りによって19000円処を試してくる可能性が出てきてしまう。 もっとも足元で3営業日続落となるなか、自律反発が意識されやすいタイミングとなろう。転換線を支持線とした反発で、5日線辺りを窺う展開か。19300-19450円のレンジを想定する。 [予想レンジ] 上限 19450円-下限 19300円
