[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
プレサンスコーポレーション<3254> 1471円(12/22)
一部証券会社が最上位レーティングを据え置き、目標株価を従来の1450円から1700円に引き上げている。17年3月期は2ケタ増益で営業最高益の更新が続き、用地の取得も順調に進むとみているようだ。株価は足元でもみ合いが続いていたものの、切り上がる25日線がサポートとして意識されそうだ。
【新興市場銘柄】
みんなのウェディング<3685> 804円(12/22)
クックパッド<2193>との資本業務提携を解消する一方、同社取締役でクックパッド前社長の穐田誉輝氏が同社株式に対する公開買付け(TOB)を開始している。目先は買付価格の1000円にサヤ寄せする展開だろうが、直近で穐田氏が過半数の株式を取得したオウチーノ<6084>が人気化しただけに、同社に対する期待も高まる可能性がある。
【テクニカル銘柄】
ファーストリテイリング<9983> 43480円(12/22)
週足ベースの一目均衡表では順調なリバウンドを続けており、雲上限を捉えている。直近2週間で雲上限での攻防が続いており、これを突破できるかが注目されるところ。遅行スパンは実線を突破し、その後も上放れをみせており、しばらくは上方シグナルが継続する。ファナック<6954>も同様に雲上限での攻防をみせているが、指数インパクトの大きい銘柄なだけに、市場全体の方向性にも影響を与えよう。
[本日の投資戦略]
参加者が限られる中での年内のこう着は想定内であるが、連休明けにより、改めて物色意欲が強まるかが注目されるところ。日経平均は続落ながらも小幅な下げにとどまっているほか、メガバンクの底堅い値動きをみると、トランプ政権に対する物色意欲の強さも窺える。完全に年末モードからこう着感が強まるようであれば、直近IPOなどに短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。ただし、市場のムードとしては、トランプ政権に対する思惑や2017年のテーマ等への物色が意識されそうだ。
出典:フィスコ
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