*15:52JST 日経平均は小幅続落、持ち高調整の売り優勢も底堅さ
日経平均は小幅続落。21日の米国市場でNYダウは32ドル安となり、日経平均は米株安の流れを引き継いで47円安からスタートした。3連休を前に持ち高調整の売りもあり、朝方には一時19327.51円(前日比116.98円安)まで下落したが、一方で日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待が支えとなって、売り一巡後は19400円を挟んだもみ合いが続いた。下値の堅さから意識されると、引けにかけて買い戻しが入り下げ幅を縮小した。 大引けの日経平均は前日比16.82円安の19427.67円となった。東証1部の売買高は18億7138万株、売買代金は2兆1590億円だった。業種別では、その他製品、保険業、精密機器が下落率上位だった。一方、金属製品、鉱業、繊維製品が上昇率上位だった。 個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などがさえない。任天堂<7974>は4%近い下落。また、産業革新機構の支援が正式に発表されたJDI<6740>や、一部報道がネガティブ視されたオリンパス<7733>も下げが目立ち、アウトソシング<2427>やLINK&M<2170>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、キーエンス<6861>、KDDI<9433>、キヤノン<7751>などが小高く、NTT<9432>や日産自<7201>はしっかり。コナミHD<9766>やアドバンテス<6857>は上昇が目立ち、年初来高値を更新している。また、オルトプラス<3672>がストップ高で取引を終え、ヤーマン<6630>やビジョン<9416>などとともに東証1部上昇率上位となった。