[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
澁谷工業<6340> 2265円(12/14)
ニコンと共同で再生医療製品の製造に使用する自動観察機能付き細胞培養装置を開発したと報じられている。同社の無菌培養技術を組み合わせたものになっている。あらためてバイオ関連銘柄としての位置づけが高まる状況になろう。
【新興市場銘柄】
ナカニシ<7716> 4330円(12/14)
] 一部証券会社が投資評価を最上位に、目標株価を5700円に引き上げている。17年12月期以降は大幅増益となる可能性が高まっており、業績拡大の評価余地があると考えているようだ。本日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて1ドル=117円台まで円安が進んでいることも、同社に物色が向かう要因となるだろう。
【テクニカル銘柄】
三井住友<8316> 4700円(12/14)
11月半ば以降の上昇によって過熱感が警戒されやすいが、ボリンジャーバンドでは+1σに沿っての上昇であり、+2σは4900円を超えており、買われ過ぎシグナルは出ていない。週間形状、月足形状の一目均衡表では、雲を明確に上放れており、節目の5000円や昨年の高値水準が中長期的なターゲットとして意識されてくる。
[本日の投資戦略]
FOMCを受けて米国市場は下落したものの、為替相場では一段の円安が進行している。本日の東京市場は輸出関連株主導での上昇が期待される。とりわけ、自動車関連株は年初来のパフォーマンスが相対的に低く、出遅れ物色の余地が大きいと考えられる。プーチン大統領の来日を受けて、ロシア関連銘柄の行方が注目されるほか、日立の英原発に1兆円支援との報道から、原発関連やインフラ輸出関連などにも期待へ。一方、第一生命やIHIなどには投資判断2段階格下げの動きも観測されているもよう。
出典:フィスコ
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