[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
ダイドーD<2590> 5680円(10/25)
コカ・コーラグループとキリンHDが清涼飲料事業で資本提携を行う方針を固めたと報じられている。同業界の一段の再編期待も高まるとみられ、度々関心が高まる同社の動向などに注目が向かおう。自販機網の強さなどが買収対象にされやすくなっている。
【新興市場銘柄】
ブロッコリー<2706> 601円(10/25)
一部証券会社が「買い」推奨でカバレッジを開始したことが観測されている。14日引け後に発表された上期(16年3-8月)決算は、営業利益が前年同期比9.0%増の3.66億円となった。発表を受けて株価は20日に一時644円まで上昇し、その後調整していたものの前日は25日線割れからの切り返しを見せた。高評価を手掛かりに再び上値を試す展開が想定される。
【テクニカル銘柄】
LINE<3938> 4680円(10/25)
9月28日高値5230円をピークに調整をみせており、25日線を下回っているものの、5日線を支持線に変える形で25日線近辺での底堅さが意識される。一目均衡表では下降する転換線に上値を抑えられているが、これを捉えてきている。ボリンジャーバンドでは緩やかに上昇する-1σを支持線とした形状から、中心値(25日)を窺う展開に。
[本日の投資戦略]
海外株の軟調な動きを受けて、本日は利食い売りが先行する展開となろう。アップルが決算発表後に時間外で下落したこともマイナス要因と捉えられる。物色は引き続き本格化する決算関連に向かおう。昨日の発表銘柄では、小糸製やNIPPO、田辺三菱薬、太平洋セメなどがポジティブ、住友鉱やドコモなどの観測報道もプラス視か。一方、中外薬や日野自動車はネガティブな見方とみられる。ほか、本日はレーティング変更などが多く観測されている。とりわけ、中小型株で新規買い推奨の動きが目立ち、ブロッコリー、くらコーポ、トリドール、ブロンコビリーなどが観測されている。新興市場見直しにもつながっていくか。ほか、日立建機<6305>に対する投資判断格上げの動きも注目される。飲料業界に対する再編期待の動きなども強まっていく余地があろう。
出典:フィスコ
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