先読み作戦指令室=イワキ:ジェネリック、インバウンド、ハラルなど経営計画評価
・イワキ(8095)に注目したい。
医薬品・医薬原料商社で、傘下にジェネリック(後発)医薬品に強みを持つ岩城製薬や、メッキ製造のメルテックスを擁している。シンガポールのACS社と提携し、医薬品原料、化粧品原料、健康食品原料をターゲットに天然界面活性剤市場へ参入する。
16年11月期連結の営業利益は8億5000万円(前期比51.9%増)、最終損益は4億5000万円の黒字(前期は1億4300万円の赤字)の見通しだが、第3四半期(15年12月-16年8月)は営業利益6億3900万円(前年同期比17.4%増)、最終損益2億8700万円の黒字(前年同期7800万円の赤字)となった。配当は中間期3円(前年同期3円)を実施し、期末は3円(同3円)を計画。
1月14日には「グループ中・長期ビジョンおよび新中期経営計画」を発表した。具体的な数値目標は18年11月期に売上高600億円、営業利益10億円、投下資本利益率(ROIC)4.0%以上、創業111周年の25年11月期までに売上高1000億円、ROIC10.0%以上を狙うもの。
経営計画推進のけん引役については、ジェネリック医薬品、インバウンド(訪日外国人観光客)向けやプライベートブランド強化のヘルシー・ビューティー・ケア製品の拡大、ハラル(イスラム法において合法なもの)対応原料での食品開発がある。
このほか化学品事業では「メルプレートSNシリーズ(ICチップ抵抗向けスズめっき)」「UBMプロセス(半導体向け無電解めっき)」の世界市場シェアトップを確保するとともに、昨年度から販売を開始した大型新製品の「ルーセントシリーズ(プリント配線板向け硫酸銅めっき)」の拡販などがある。
株価は8月17日、18日、19日に182円まで押してから底入れ反転、着実に下値を切り上げ、年初来高値227円(4月25日)を視野に入れてきたが、依然としてPBRは0.4倍前後と割安感も。
4月に自己株式取得(8月末の保有自己株式89万6869株)と自己株式取得に前向きになってきたことも評価したい。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
医薬品・医薬原料商社で、傘下にジェネリック(後発)医薬品に強みを持つ岩城製薬や、メッキ製造のメルテックスを擁している。シンガポールのACS社と提携し、医薬品原料、化粧品原料、健康食品原料をターゲットに天然界面活性剤市場へ参入する。
16年11月期連結の営業利益は8億5000万円(前期比51.9%増)、最終損益は4億5000万円の黒字(前期は1億4300万円の赤字)の見通しだが、第3四半期(15年12月-16年8月)は営業利益6億3900万円(前年同期比17.4%増)、最終損益2億8700万円の黒字(前年同期7800万円の赤字)となった。配当は中間期3円(前年同期3円)を実施し、期末は3円(同3円)を計画。
1月14日には「グループ中・長期ビジョンおよび新中期経営計画」を発表した。具体的な数値目標は18年11月期に売上高600億円、営業利益10億円、投下資本利益率(ROIC)4.0%以上、創業111周年の25年11月期までに売上高1000億円、ROIC10.0%以上を狙うもの。
経営計画推進のけん引役については、ジェネリック医薬品、インバウンド(訪日外国人観光客)向けやプライベートブランド強化のヘルシー・ビューティー・ケア製品の拡大、ハラル(イスラム法において合法なもの)対応原料での食品開発がある。
このほか化学品事業では「メルプレートSNシリーズ(ICチップ抵抗向けスズめっき)」「UBMプロセス(半導体向け無電解めっき)」の世界市場シェアトップを確保するとともに、昨年度から販売を開始した大型新製品の「ルーセントシリーズ(プリント配線板向け硫酸銅めっき)」の拡販などがある。
株価は8月17日、18日、19日に182円まで押してから底入れ反転、着実に下値を切り上げ、年初来高値227円(4月25日)を視野に入れてきたが、依然としてPBRは0.4倍前後と割安感も。
4月に自己株式取得(8月末の保有自己株式89万6869株)と自己株式取得に前向きになってきたことも評価したい。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典:株式新聞
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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