(13日終値) ドル・円相場(14日6時時点):前日比71銭高の1ドル=102.55円 ユーロ・円相場:同64銭高の1ユーロ=115.05円 ユーロ・ドル相場:同0.0015ドル安の1ユーロ=1.1220ドル ダウ工業株30種平均:同258ドル32セント安の18066ドル75セント ナスダック総合株価指数:同56.63ポイント安の5155.25 10年物米国債利回り:同0.06%高い(価格は安い)1.72% WTI原油先物10月限:同1.39ドル安の1バレル=44.90ドル 金先物12月限:同1.9ドル安の1トロイオンス=1323.7ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 8月米財政収支 1071億ドルの赤字 1128億ドルの赤字 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は反発。欧州時間に「財務省が40年債の増発を正式決定した」との報道が伝わったこともあり、買いが先行した。22時過ぎに102.424円まで上昇した後はしばらく102.20円を挟んだもみ合いとなっていたが、2時過ぎから買いが再開。日経新聞が「日銀は20-21日に開く金融政策決定会合でまとめる異次元緩和の『総括的な検証』で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを据える方針」と報じると、全般に円安が進んだ流れに沿って一時102.749円まで値を上げた。その後も高値圏での底堅い動きが続いた。 ・ユーロドルは下落。ユーロクロスの上昇につれた買いが入り、24時前には1.12603ドルの高値をつけた。もっとも、昨日高値の1.12688ドルが意識されると、米10年債利回りが大幅に上昇した影響から1.1204ドルの安値まで失速した。半面、9日安値の1.11986ドルがサポートとして意識されたため、引けにかけては下げ渋った。 ・ユーロ円は3営業日ぶりに反発。財務省による国債増発報道や日銀の追加緩和報道を受けて、総じて円売りが進んだ流れに沿った。2時30分過ぎには一時115.317円まで値を上げた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。原油安を背景に石油株が下落し、指数を押し下げた。また、米長期金利の上昇やドル高などが米景気を押し下げるとの思惑も相場の重しになった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは反落。欧州債券相場が下落した流れを引き継いだほか、30年債入札の結果が「低調だった」との見方が広がったことも相場の重しになった。 ・原油先物相場は大幅反落。国際エネルギー機関(IEA)や石油輸出国機構(OPEC)が供給過剰の状態が続く見通しを示したことで売りが優勢となった。外国為替市場でドル高が進み、ドル建てで決済される原油に割高感が生じたことも重しとなった。 ・金先物相場は小幅に5日続落。時間外取引で底堅く推移していたが、外国為替市場でのドル高進行に伴いドルの代替資産とされる金はマイナス圏に沈んだ。
出典:GI24
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