[フィスコ特選銘柄]
【材料銘柄】
日東工業<6651> 1297円(9/8)
店舗や工場で使われる動力分電盤のサイズを約40年ぶりに小型化したと報じられている。3割小型にしたことで、回路の数を増やせるほか、空いた場所に電力計測や通信用機器を追加で設置できるもよう。工場などでのIoT普及が進む中、ユーザーのニーズも広がっていると考えられ、需要シフトの活発化に期待。
【新興市場銘柄】
ジェネレーションパス<3195> 1135円(9/8)
足元で切り上がる5日線に沿った強い値動きとなっている。越境EC関連のテーマ性に加え、9月13日に発表が予定されている第3四半期決算への期待が引き続き株価を押し上げそうだ。6月に発表した16年10月期の上期決算は営業利益が前年同期比69.1%増、通期計画に対する進捗率は約73%となっており、通期での上振れ期待も高まりやすいだろう。
【テクニカル銘柄】
LINE<3938> 4525円(9/8)
25日線を支持線とした緩やかなリバウンドをみせてきており、足元では5日線が支持線として機能してきている。一目均衡表では転換線が支持線として機能するなか、一段のリバウンドが意識されるタイミングになろう。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジ内での推移に。
[本日の投資戦略]
ECB理事会を受けて米国株式市場は下落、為替市場は円安となっている。東京市場の方向感は定めにくく、SQ通過後は手掛かり難の状況にもなっていきそうだ。原油市況の上昇を手掛かりに、関心は資源・エネルギー関連となりそうだ。中国貿易収支の改善なども支援となろう。中国関連では、建機の中国販売好調なども注目されそうだ。一方、アップルの株価下落を受け、電子部品株などにはマイナスのイメージ。ハイテク株では日立などに投資判断格下げが観測されていることもマイナス視される。物色テーマとしては、引き続きAR/VR関連のほか、保育関連などにも関心。一方、前日に賑わった任天堂関連には手仕舞い売り圧力も。
出典:フィスコ
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