*08:31JST 終値で週足雲下限をサポートできるかが注目
[本日の想定レンジ] 8日のNY市場は下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加緩和策の必要性を否定したことが嫌気された。原油相場が反発したものの、相場への影響は限定的だった。ダウ平均は46.23ドル安の18479.91、ナスダックは24.44ポイント安の5259.48。 メジャーSQ通過後は需給が軽くなるとみられるが、手掛かり材料に欠けるなか、こう着感の強い相場展開になりそうである。円相場が前日からやや円安に振れており、これが輸出関連などへの物色を意識させてくる可能性はありそう。下落局面においては、日銀によるETF買入れへの思惑等から、下は売り込みづらい状況でもある。 一目均衡表では転換線が支持線として機能しているほか、週足ベースでは雲下限が引き続き支持線として機能している。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでの推移となっており、終値ベースでは支持線として踏ん張りをみせる格好。まずは終値で週足雲下限をサポートできるかが注目される。16850-17000円のレンジを想定。 [予想レンジ] 上限 17000円-下限 16850円