試行◇後場に注目すべき3つのポイント~日銀ETF買い入れが焦点も週末で換金売りニーズは強まりやす | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

2016/8/19 12:29 FISCO
19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日銀ETF買い入れが焦点も週末で換金売りニーズは強まりやすい
・ドル・円は100円28銭付近、ドル底堅い、安値では個人の買いを観測
・三菱商事、ファーストリテなど17社の目標株価変更


■日銀ETF買い入れが焦点も週末で換金売りニーズは強まりやすい

日経平均は小幅続落。前日比11.34円安の16474.67円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場は良好な経済指標や原油相場の上昇を好感して堅調推移、前日に大幅安となった反動も重なって買い先行の動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の16535円となっていたが、為替の円安方向の動きも支援となり、一時はこの水準を上回る上昇となった。

ただ、前場中頃からは伸び悩む展開となり、前引けにかけてはマイナス圏に沈む状況となった。為替相場での円安一服に加えて、日銀のETF買い入れに対する期待感なども高まらないことから、次第に週末要因からの手仕舞い売りに押される状況となっている。

業種別では、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、卸売り、海運などが上昇率上位。一方、陸運、食料品、医薬品、空運、その他製品がさえない。内需系セクターの下落が足を引っ張る形になっている。東証1部の騰落銘柄は値上がりが830で値下がりが952、全般的に売り優勢となっている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>がしっかりな半面、KDDI<9433>が足を引っ張る格好に。

全般的に手掛かり材料に欠ける中、国際帝石<1605>や三菱商事<8058>、千代化建<6366>、日揮<1963>など、原油高メリット銘柄が強い動きに。ほか、富士通<6702>やマイクロニクス<6871>、三井化学<4183>など、アナリストの高評価銘柄にも見直しの動きが向かっている。材料株では沖電線<5815>や虹技<5603>など電線地中化関連に短期資金が向かっている。

TOPIXの前引けの下落率は0.10%、これまでの経験則からは、日銀のETF買い入れは期待しにくいところだろう。ただ、昨日は経験則に当てはまらず、ETF買いが入らなかった。仮に、予想外に日銀のETF買いが後場から観測される状況となれば、売り方の買戻しが想定以上に強まる可能性もあるだろう。想定通りETF買いが入らない状況ならば、後場も手仕舞い売りが優勢の展開と見られる。

物色の流れとしては、前場に強い動きとなった資源関連株に引き続き注目が向かう公算。電線地中化、AI、フィンテックなどテーマ物色の動きに関しては、依然として新興市場のさえない動きから、上値追いの動きは限定的にとどまる可能性が高い。週末要因に対する意識も強まりやすく、換金売りの流れは早まりやすいと見られることに注意。


■ドル・円は100円28銭付近、ドル底堅い、安値では個人の買いを観測

19日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い値動きとなった。99円台では個人の買いが観測されており、100円台中心の値動き。ドル・円は99円後半で寄り付いた後、個人のドル買いが入り、100円台を回復。また、日経平均株価の上昇を背景にドル買い・円売りの地合いが強まり、ドル・円は一時100円43銭まで上昇した。日経平均はその後マイナスに転じたが、ドルは個人の買いにサポートされ、100円台を維持した。

ランチタイムの日経平均先物は弱含んでおり、ドル買いは目先弱まる可能性があるだろう。ただ、米10年債利回りの上昇を背景に下値では買いが入りやすいため、アジア市場で100円を大きく割り込む展開は想定しにくい。

ここまでドル・円は99円88銭から100円43銭、ユーロ・円は113円36銭から113円88銭、ユーロ・ドルは1.1333ドルから1.1360ドルで推移した。

12時25分時点のドル・円は100円28銭、ユーロ・円は113円63銭、ポンド・円は131円71銭、豪ドル・円は76円54銭で推移している。


■後場のチェック銘柄

・三菱商事<8058>、ファーストリテ<9983>など17社の目標株価変更
・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、日経平均を約16円押し下げ
・内需・ディフェンシブ関連株が売られる

・イトーヨーギョ<5287>、キャリア<6198>、インスペック<6656>がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・カプラン・ダラス連銀総裁
「2017年のエネルギー価格は上昇すると予想」
「低い中立金利が金融政策の正常化の阻害要因」


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・13:30 6月全産業活動指数(前月比予想:+0.9%、5月:-1.0%)

<海外>
・15:00 独・7月生産者物価指数(前年比予想:-2.1%、6月:-2.2%)

関連銘柄 14件

1605 東証1部 国際石油開発帝石
922.9
8/19 11:30
+35.3 (3.98%)
時価総額 1,349,579百万円
石油・天然ガス開発事業を展開。国内で数少ない原油高メリット大の銘柄。イクシス・アバティの2大LNGプロジェクト進行中。シェールガス開発技術を共同研究。原油価格下落や為替の円高などで17.3期1Qは減益。 記:2016/08/17
1963 東証1部 日揮
1,588
8/19 11:30
+64 (4.2%)
時価総額 411,376百万円
プラント建設で高い実績を持つ。エネルギーインフラ分野に本格進出しており、フィリピンで火力発電所建設プロジェクトを受注。17.3期1Qは主力の総合エンジニアリング事業の苦戦で大幅減収・減益、受注も低調。 記:2016/08/16
4183 東証1部 三井化学
470
8/19 11:30
+23 (5.15%)
時価総額 480,349百万円
総合化学大手。海外売上比率が上昇傾向で、2020年の売上高1000億円目指す。17.3期1Qは主力のモビリティ事業が想定以上。円高による減益要因を内需堅調で跳ね返し、通期の利益予想を大幅に上方修正。 記:2016/08/16
5287 東証2部 イトーヨーギョー
736
8/19 0:00
±0 (0%)
時価総額 2,626百万円
マンホール・管路関連のコンクリート製品を製造・販売。公共事業向けコンクリート二次製品中心も。取扱い品目多様化や新事業チャンネル構築に取り組む。付加価値高い無電柱化製品なども期待で17.3期は増益予想。 記:2016/06/05
5603 東証1部 虹技
208
8/19 11:29
+9 (4.52%)
時価総額 6,993百万円
各種圧延ロールや大型・小型鋳物製品を手掛ける鋳物・ロール関連事業、送風機やごみ焼却炉、新素材など手掛ける機械・環境関連事業が主力。創業100周年迎える。新興国の景気減速感など映して17.3期は減益予想。 記:2016/06/05
5815 東証1部 沖電線
234
8/19 11:29
+11 (4.93%)
時価総額 9,124百万円
機器用電線や通信用ケーブル、ワイヤカット放電加工機用電極線、フレキシブル基板などを設計から製造、販売まで展開。モガミ電線をグループ化。医療機器向け増加やコスト削減効果で、17.3期は減収ながら増益を予想。 記:2016/06/05
6198 マザーズ キャリア
2,914
8/19 9:26
+500 (20.71%)
時価総額 6,265百万円
高齢者人材の人材サービス企業。シニア人材の活用コンサルから人材派遣・人材紹介・業務請負まで提供するシニアワーク事業のほか、介護施設等へ看護師や介護士を派遣・紹介するシニアケア事業。16.9期は増収増益。 記:2016/06/14
6366 東証1部 千代田化工建設
793
8/19 11:30
+45 (6.02%)
時価総額 206,438百万円
総合エンジニアリング企業。豪と米、ロシアでのLNGプラント案件、ベトナムやカタールの製油所案件が高進捗。1兆円を超える受注残高を抱える状況下、大型プロジェクトを確実に遂行。想定レートは1ドル110円。 記:2016/06/05
6656 マザーズ インスペック
1,115
8/19 11:30
+120 (12.06%)
時価総額 2,900百万円
半導体やIT関連デバイスの光学式外観検査装置メーカー。画像処理技術、メカトロニクス技術、光学センシング技術の外観検査の三大技術を保有。16.4期2Qは計画を下振れ赤字着地。受注案件の多くが3Q以降の納入。 記:2016/02/15
6702 東証1部 富士通
508.6
8/19 11:30
+40 (8.54%)
時価総額 1,052,811百万円
産業エレク大手の一角でテクノロジーソリューション主力。パソコン・携帯電話やデバイス事業なども展開する。ソフト・サービス主体のビジネスモデル確立目指す方向に。17.3期も変革費用計上の予定。第1Qは閑散期。 記:2016/08/17
6871 東証1部 日本マイクロニクス
1,305
8/19 11:30
+85 (6.97%)
時価総額 52,233百万円
半導体量産工程で使用される計測器具プローブカードが主力。プローブカードは、スマートフォンやタブレット端末向けモバイルDRAM用アドバンストプローブカードの需要が低調に推移。16.9期3Qは大幅減益。 記:2016/08/12
8058 東証1部 三菱商事
2,154
8/19 11:30
+79.5 (3.83%)
時価総額 3,425,026百万円
総合商社大手。商品市況下落に伴う減損処理の一掃で17.3期最終利益は黒字復帰の見通し。積極的に資産入替を進め非資源分野を強化。20年頃にROE2桁を目指す。配当は年60円を下限として成長に合わせ増配方針。 記:2016/08/16
9433 東証1部 KDDI
3,102
8/19 11:30
-68 (-2.15%)
時価総額 8,347,144百万円
auブランドの携帯電話サービス主力。子会社にJCOMなど。住友商事とミャンマーで通信事業に参入。電子マネー事業も。端末原価や促費増加も、モバイル通信料収入の増加で業績が好調。16.3期は増収2桁増益。 記:2016/06/09
9983 東証1部 ファーストリテイリング
37,050
8/19 11:30
+490 (1.34%)
時価総額 3,930,042百万円
ユニクロを世界展開。「高品質、リーズナブルな価格、ファッション性があるベーシックウエア」として支持受ける。16.8期3Qは2桁減益。グローバルブランド事業が増益も、国内外のユニクロ事業が減益。円高も響く。 記:2016/08/16

出典:フィスコ


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