2016/7/29 18:46 FISCO
<9984> ソフトバンクグ 5703 +337
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3192億円で前年同期比横ばい、純利益はアリババ株の売却益計上などから2541億円で同19%増益となった。決算数値は市場予想線であるが、国内通信事業の安定成長が安心感につながっているほか、内外通信事業のフリーキャッシュフローが大幅に拡大していることなども評価材料に。野村証券では、スプリントはもはや株価の懸念材料でないと指摘。
<6758> ソニー 3282 +90
反発。電池事業を村田製作所に売却すると発表している。リチウムイオン電池を世界で初めて実用化したが、価格競争などで赤字が続いていたもよう。売却額は400億円を下回る見通しで売却損が発生する可能性もあるが、将来的な業績悪化リスクの低下、事業の選択と集中につながることなどを評価する動きが先行のようだ。
<6702> 富士通 433 +32.7
大幅反発。昨日発表した第1四半期決算では、営業損益は112億円の赤字、前年同期比161億円の損益改善となった。会社計画線での着地となり、市場コンセンサスは上振れたと見られる。CLSA証券では、テクノロジーソリューションセグメントのマージン改善を評価として、投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げしている。目標株価は475円のようだ。
<5401> 新日鐵住金 1950 -78
続落。前日に第1四半期の決算を発表、経常損益は120億円の赤字となった。通期計画は1300億円の黒字とあらたに発表している。一昨日の観測報道では、第1四半期はトントン、通期は1800億円前後とされていた。観測報道数値は市場コンセンサスをやや上ぶれていたが、今回の数値はそれぞれ下回る格好に。事業環境の厳しさが再度認識される。
<8604> 野村HD 469.2 +52.3
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、純利益は468億円で前年同期比32%減益、前四半期の192億円の赤字から急回復する格好に。市場予想も300億円程度上回っている。ホールセール部門がけん引したもよう。また、発行済み株数の2.6%に当たる1億株を上限とした自社株買いも発表。JPモルガンでは、短期的には大和証券より株価モメンタムが改善するとして、投資判断を「ニュートラル」に格上げ。
メガバンク
総じてしっかり。銀行株は業種別上昇率トップになった。日経平均が急速な伸び悩みとなる中でも相対的に堅調な動きが目立った。日銀は追加の金融緩和策を発表したが、想定線の内容となったことで、全般的には出尽し感が優勢となる。ただ、想定されたマイナス金利の拡大は見送られたことで、銀行株にとっては警戒感が薄れる格好になっている。
<5333> 日本ガイシ 2489 +168
大幅続伸。昨日発表した決算がポジティブに受け止められている。第1四半期営業利益は191億円で前年同期比4%減益、市場コンセンサスを40億円程度上振れる着地になっている。主力のセラミックス事業が為替円高のマイナス影響を吸収する形で好調推移、けん引役となっている。過度な業績懸念などは後退していく格好に。
<6645> オムロン 3440 -195
急落。前日に発表の第1四半期決算を嫌気。営業利益は97.9億円で前年同期比40%減益、通期予想の630億円、前期比1%増益見通しは据え置いている。第1四半期の市場コンセンサスは120億円程度であった。会社計画通りの推移とされたが、為替前提などは楽観的であり、通期業績の下振れ懸念なども拭いきれないといった見方に。
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3192億円で前年同期比横ばい、純利益はアリババ株の売却益計上などから2541億円で同19%増益となった。決算数値は市場予想線であるが、国内通信事業の安定成長が安心感につながっているほか、内外通信事業のフリーキャッシュフローが大幅に拡大していることなども評価材料に。野村証券では、スプリントはもはや株価の懸念材料でないと指摘。
<6758> ソニー 3282 +90
反発。電池事業を村田製作所に売却すると発表している。リチウムイオン電池を世界で初めて実用化したが、価格競争などで赤字が続いていたもよう。売却額は400億円を下回る見通しで売却損が発生する可能性もあるが、将来的な業績悪化リスクの低下、事業の選択と集中につながることなどを評価する動きが先行のようだ。
<6702> 富士通 433 +32.7
大幅反発。昨日発表した第1四半期決算では、営業損益は112億円の赤字、前年同期比161億円の損益改善となった。会社計画線での着地となり、市場コンセンサスは上振れたと見られる。CLSA証券では、テクノロジーソリューションセグメントのマージン改善を評価として、投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げしている。目標株価は475円のようだ。
<5401> 新日鐵住金 1950 -78
続落。前日に第1四半期の決算を発表、経常損益は120億円の赤字となった。通期計画は1300億円の黒字とあらたに発表している。一昨日の観測報道では、第1四半期はトントン、通期は1800億円前後とされていた。観測報道数値は市場コンセンサスをやや上ぶれていたが、今回の数値はそれぞれ下回る格好に。事業環境の厳しさが再度認識される。
<8604> 野村HD 469.2 +52.3
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、純利益は468億円で前年同期比32%減益、前四半期の192億円の赤字から急回復する格好に。市場予想も300億円程度上回っている。ホールセール部門がけん引したもよう。また、発行済み株数の2.6%に当たる1億株を上限とした自社株買いも発表。JPモルガンでは、短期的には大和証券より株価モメンタムが改善するとして、投資判断を「ニュートラル」に格上げ。
メガバンク
総じてしっかり。銀行株は業種別上昇率トップになった。日経平均が急速な伸び悩みとなる中でも相対的に堅調な動きが目立った。日銀は追加の金融緩和策を発表したが、想定線の内容となったことで、全般的には出尽し感が優勢となる。ただ、想定されたマイナス金利の拡大は見送られたことで、銀行株にとっては警戒感が薄れる格好になっている。
<5333> 日本ガイシ 2489 +168
大幅続伸。昨日発表した決算がポジティブに受け止められている。第1四半期営業利益は191億円で前年同期比4%減益、市場コンセンサスを40億円程度上振れる着地になっている。主力のセラミックス事業が為替円高のマイナス影響を吸収する形で好調推移、けん引役となっている。過度な業績懸念などは後退していく格好に。
<6645> オムロン 3440 -195
急落。前日に発表の第1四半期決算を嫌気。営業利益は97.9億円で前年同期比40%減益、通期予想の630億円、前期比1%増益見通しは据え置いている。第1四半期の市場コンセンサスは120億円程度であった。会社計画通りの推移とされたが、為替前提などは楽観的であり、通期業績の下振れ懸念なども拭いきれないといった見方に。
関連銘柄 7件
5333 東証1部 日本碍子
+168 (7.24%)
時価総額 815,297百万円
ガイシの専業メーカーとして設立、変電・送電用など世界最大級の生産能力を誇る。大容量蓄電システム「NAS電池」も世界で始めて実用化。自動車向けなど主力のセラミックス事業が好調も、海外投資や為替が重し。 記:2016/06/13
2,489
7/29 15:00+168 (7.24%)
時価総額 815,297百万円
ガイシの専業メーカーとして設立、変電・送電用など世界最大級の生産能力を誇る。大容量蓄電システム「NAS電池」も世界で始めて実用化。自動車向けなど主力のセラミックス事業が好調も、海外投資や為替が重し。 記:2016/06/13
5401 東証1部 新日鐵住金
-78 (-3.85%)
時価総額 1,853,126百万円
高炉国内最大手。新日鐵と住金の統合で発足。国内は公共工事減も下期の回復に期待。輸出採算は中国の過剰生産による市況低迷で依然厳しい。保有するポスコ株を一部売却。高炉4位・日新製鋼の子会社化に向けTOB実施。 記:2016/06/07
1,950
7/29 15:00-78 (-3.85%)
時価総額 1,853,126百万円
高炉国内最大手。新日鐵と住金の統合で発足。国内は公共工事減も下期の回復に期待。輸出採算は中国の過剰生産による市況低迷で依然厳しい。保有するポスコ株を一部売却。高炉4位・日新製鋼の子会社化に向けTOB実施。 記:2016/06/07
6645 東証1部 オムロン
-195 (-5.36%)
時価総額 747,849百万円
制御機器が主力。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計などの健康医療機器も展開。配当性向目標前倒しなど。米モーション制御機器メーカーを買収。米国・中国低調、太陽光パワコン低迷で16.3期3Qは2ケタ減益。 記:2016/03/09
3,440
7/29 15:00-195 (-5.36%)
時価総額 747,849百万円
制御機器が主力。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計などの健康医療機器も展開。配当性向目標前倒しなど。米モーション制御機器メーカーを買収。米国・中国低調、太陽光パワコン低迷で16.3期3Qは2ケタ減益。 記:2016/03/09
6702 東証1部 富士通
+32.7 (8.17%)
時価総額 896,318百万円
産業エレク大手の一角でテクノロジーソリューション主力。パソコン・携帯電話やデバイス事業なども展開する。17.3期営業益2500億目標。ビジネスモデル変革費用176億円の計上で16.3期3Qは大幅減益。 記:2016/03/09
433
7/29 15:00+32.7 (8.17%)
時価総額 896,318百万円
産業エレク大手の一角でテクノロジーソリューション主力。パソコン・携帯電話やデバイス事業なども展開する。17.3期営業益2500億目標。ビジネスモデル変革費用176億円の計上で16.3期3Qは大幅減益。 記:2016/03/09
6758 東証1部 ソニー
+90 (2.82%)
時価総額 4,142,593百万円
エレキ製品のほかエンタメ、金融サービス事業等を展開。プレイステーションVRを今秋に発売予定。熊本地震や円高などで17.3期は減収、小幅な営業増益を見込む。1ドル110円前後、1ユーロ120円前後想定。 記:2016/06/07
3,282
7/29 15:00+90 (2.82%)
時価総額 4,142,593百万円
エレキ製品のほかエンタメ、金融サービス事業等を展開。プレイステーションVRを今秋に発売予定。熊本地震や円高などで17.3期は減収、小幅な営業増益を見込む。1ドル110円前後、1ユーロ120円前後想定。 記:2016/06/07
8604 東証1部 野村ホールディングス
+52.3 (12.54%)
時価総額 1,793,547百万円
総合証券国内最大手。傘下に証券ほか、資産運用会社や信託銀行などを持つ。欧米でも広く展開。運用資産増で運用収入は底堅い。だが株式市場の低迷でリテール営業、法人営業とも厳しい。低調続く欧米は体制見直しを実施。 記:2016/06/07
469.2
7/29 15:00+52.3 (12.54%)
時価総額 1,793,547百万円
総合証券国内最大手。傘下に証券ほか、資産運用会社や信託銀行などを持つ。欧米でも広く展開。運用資産増で運用収入は底堅い。だが株式市場の低迷でリテール営業、法人営業とも厳しい。低調続く欧米は体制見直しを実施。 記:2016/06/07
9984 東証1部 ソフトバンクグループ
+337 (6.28%)
時価総額 6,847,364百万円
通信大手の一角。中国のアリババも含め、投資先企業の含み益膨大。感情持つ世界初のロボット「ペッパー」販売も。大規模な自社株買いの実施発表。スプリントの建て直し策加速化。10-12月期国内通信事業は増収増益。 記:2016/03/09
5,703
7/29 15:00+337 (6.28%)
時価総額 6,847,364百万円
通信大手の一角。中国のアリババも含め、投資先企業の含み益膨大。感情持つ世界初のロボット「ペッパー」販売も。大規模な自社株買いの実施発表。スプリントの建て直し策加速化。10-12月期国内通信事業は増収増益。 記:2016/03/09
出典:時事通信
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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