2016/7/28 8:32 FISCO
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファナックが日経平均を下支え、SNS関連への物色も ■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の買い越し ■前場の注目材料:リファインバースが東証マザーズに新規上場 ■ファナックが日経平均を下支え、SNS関連への物色も 28日の日本株市場は、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はまちまちの展開となり、ナスダックの上昇などは、前日の米アップルの時間外の上昇で織り込み済みであろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の16590円だったが、指数インパクトの大きいファナック<6954>がADRで5%程度上昇しており、日経平均の下支えとなりそうだ。 また、米フェイスブックが時間外で上昇しており、SNS関連などへの手掛かり材料になりそうである。任天堂<7974>については、決算は織り込み済みとなろうが、「ポケモンGOプラス」の発売延期が嫌気される可能性がある。ただし、2万円近辺での底堅さが意識されるようだと、押し目拾いの流れに向かわせそうだ。 その他、本日は220社程度の決算が予定されているが、明日は第1弾のピークで500社を超える企業の決算発表が予定されており、基本は個別対応であろう。インデックスに絡んだ仕掛け的な商いに振らされやすいだろうが、日銀会合の結果待ちのなか、早めのクローズに向かわせよう。 ■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り400万株、買い520万株、差し引き120万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 7月21日(木):40万株の買い越し 7月22日(金):490万株の買い越し 7月25日(月):410万株の買い越し 7月26日(火):170万株の売り越し 7月27日(水):350万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18472.17、-1.58)・NY原油(41.92、-1.00) ・「ポケモンGOプラス」9月に発売延期 ・大規模経済対策への期待、事業規模28兆円超 ・ファナック<6954>、ADRで5%超の上昇 ・韓国LG、有機EL900億円 ・米フィンテック業界、金融機関が積極姿勢に ・リファインバース<6531>が東証マザーズに新規上場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(29日まで) ・08:50 対外対内証券売買(先週) <海外> ・特になし
関連銘柄 3件
6531 マザーズ リファインバース
±0 (0%)
時価総額 -百万円
廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処理事業 記:2016/07/05
0
7/28 0:00±0 (0%)
時価総額 -百万円
廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処理事業 記:2016/07/05
6954 東証1部 ファナック
±0 (0%)
時価総額 3,636,936百万円
NC(数値制御)装置や産業用ロボットのトップメーカ。ロボット部門は一般産業向、米国向け好調。連結配当性向60%を基本方針。米アップルiPhone減産などが影響。17.3期想定為替レートは1ドル105円。 記:2016/07/15
17,660
7/28 0:00±0 (0%)
時価総額 3,636,936百万円
NC(数値制御)装置や産業用ロボットのトップメーカ。ロボット部門は一般産業向、米国向け好調。連結配当性向60%を基本方針。米アップルiPhone減産などが影響。17.3期想定為替レートは1ドル105円。 記:2016/07/15
7974 東証1部 任天堂
±0 (0%)
時価総額 3,159,927百万円
ゲーム機器やゲームソフトを展開。マリオなど人気コンテンツ多数。NTTドコモと共同で3DSとスマホの連携強化。amiiboの販売が引続き好調。ポケモンGOが欧米などで大ヒット。国内でもサービス開始間近。 記:2016/07/15
22,305
7/28 0:00±0 (0%)
時価総額 3,159,927百万円
ゲーム機器やゲームソフトを展開。マリオなど人気コンテンツ多数。NTTドコモと共同で3DSとスマホの連携強化。amiiboの販売が引続き好調。ポケモンGOが欧米などで大ヒット。国内でもサービス開始間近。 記:2016/07/15