(27日終値) ドル・円相場(28日6時時点):前日比76銭高の1ドル=105.39円 ユーロ・円相場:同1円60銭高の1ユーロ=116.54円 ユーロ・ドル相場:同0.0071ドル高の1ユーロ=1.1057ドル ダウ工業株30種平均:同1ドル58セント安の18472ドル17セント ナスダック総合株価指数:同29.76ポイント高の5139.81 10年物米国債利回り:同0.07%低い(価格は高い)1.49% WTI原油先物9月限:同1.00ドル安の1バレル=41.92ドル 金先物8月限:同5.9ドル高の1トロイオンス=1326.7ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> MBA住宅ローン申請指数(前週比)▲11.2% ▲1.3% 6月米耐久財受注額 前月比 ▲4.0% ▲2.8%・改 輸送用機器を除く前月比 ▲0.5% ▲0.4%・改 6月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数) 前月比 0.2% ▲3.7%・改 米連邦公開市場委員会(FOMC)、政策金利 0.25%-0.50%に据え置き 0.25%-0.50% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は3営業日ぶりに反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えてしばらくは105.60円を挟んだもみ合いが続いた。FOMCでは政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り0.25%から0.50%の範囲に据え置かれ、声明で「雇用データはここ数カ月で労働力活用の一定の増加を示している」「景気見通しの短期的なリスクは後退した」と景気認識が上方修正されたことが伝わると一時106.052円まで上昇した。ただ、具体的な利上げ時期が示唆されなかったとの見方から米10年債利回りが急低下するとつれる形で失速。一時105.15円まで下押しする場面があった。 ・ユーロドルは反発。FOMC結果公表直後には一時1.0961ドルまで下落したが、その後は米長期金利の低下に伴ってショートカバーが優勢に。前日高値の1.10302ドルを上抜けて1.10665ドルまで買い上げられた。 ・ユーロ円は5営業日ぶりに反発。総じて116.20円を挟んだ値動きだったが、FOMC後にユーロドルが反発するにつれて116.70円台まで上げる場面があった。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)で具体的な利上げ時期について示唆されなかったことが相場を支えた半面、原油先物相場の急落が投資家心理の悪化につながり上値を抑えた。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は続伸した。前日に好決算を発表したアップル株の上昇が相場をけん引した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。FOMC声明を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利上げへの慎重姿勢を変えていないとの見方が広がり、債券買いが優勢となった。 ・原油先物相場は5日続落。一時41.68ドルと4月20日以来の安値を付けた。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想に反して増加したうえ、ガソリン在庫が予想よりも増えたため売りが膨らんだ。 ・金先物相場は続伸。外国為替市場でユーロなどに対してドル安が進むと、ドルと「逆相関」が生じやすいとされる金に買いが集まった。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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