(27日終値) ドル円(15時時点):前日NY終値比89銭高の1ドル=105.52円 ユーロ円:同1円8銭高の1ユーロ=116.02円 ユーロドル:同0.0009ドル高の1ユーロ=1.0995ドル 日経平均株価:同281円78銭高の16664円82銭 東証株価指数(TOPIX):同14.73ポイント高の1321.67 債券先物9月物:同48銭高の153円00銭 新発10年物国債利回り(15時時点):同0.035%低い▲0.295% ユーロ円TIBOR3カ月物:同横ばいの0.05800% (主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値> 特になし (各市場の動き) ・ドル円は荒い値動き。日銀の追加緩和期待が高まるなか、日経平均株価の上昇とともに買いが先行した。「経済対策の事業規模は27兆円となり、安倍首相が午後に公表する」「政府、景気対策で50年債の発行を検討」との報道が相次ぐと、目先のストップロスを巻き込み106.551円まで急伸。財務省理財局の見解として「50年債発行検討の事実はない」と伝わると105.102円まで失速したが、安倍晋三首相が「経済対策を来週取りまとめる」「経済対策の事業費は28兆円超になる」「財政措置は13兆円」と発言したことで106.145円まで持ち直した。その後は105.60円を挟んで売買が交錯するなど荒い値動きとなった。 ・ユーロ円も荒い値動き。日銀の追加緩和や政府の経済対策への期待から117.154円まで急速に上げ幅を広げた後、116.20円を挟んで上下に値が振れた。ドル円と同様の値動き。 ・豪ドル米ドルは一転下落。4-6月期豪消費者物価指数(CPI)で豪準備銀行(RBA)が重視するトリム平均値CPIが予想を上回り、0.7566米ドルまで値を伸ばしたが、上値の重さを確認すると一転売りが加速した。ドル円の急伸につれた売りも出て0.7458米ドルまで下げ足を速めた。 ・ユーロドルはもみ合い。円や豪ドル絡みの取引が中心となり目立った方向感が出なかった。一時1.10024ドルまで買われる場面もあった。 ・日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発。日銀の追加緩和期待を背景に260円近く上昇したが、一巡すると方向感が出なくなった。経済対策絡みの報道が相次ぎ外国為替市場で円安が加速すると後場寄り付き後に430円を超す上げ幅に。ただ、財務省理財局が50年債発行検討報道を否定し、円安が一服すると210円超高まで上げ幅を縮小する場面もあった。 ・債券先物相場は大幅に3日続伸。日銀の追加緩和期待から買いが優位となった。50年債発行検討報道が伝わると需給悪化懸念から失速したが、財務省理財局が否定したうえ、「より年限の短い国債の一部について発行の減額を検討している」との報道も買い材料視され過去最高値を更新した。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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