2016/7/13 11:51 FISCO
ピジョン<7956>:2678円(前日比-227円) 売り優勢。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「売り」に格下げしている。中国事業はこれまで業績拡大の最大のけん引役であり、株式市場でのプレミアム評価の理由でもあったため、同事業の減速はバリュエーション引き下げにもつながるとみている。中国事業の売上減額、円高中国元安を反映して業績予想を下方修正、17年度営業利益予想はコンセンサスを11%下回る水準としている。 サイゼリヤ<7581>:2089円(前日比+135円) 大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は59.6億円で前年同期比17.5%増益、通期予想の増益率11.8%増益を上回る推移となっており、ポジティブに捉えられている。アジア事業の伸び悩みを国内事業がカバーする格好のようだ。また、発行済み株式数の0.99%に当たる50万株を上限とした自社株買いの実施も発表している。 村田製作所<6981>:12450円(前日比+855円) 大幅続伸。4-6月期業績は想定を上回る見通しとの一部アナリストの指摘もあり、米インテル株が上昇している。インテル関連と位置づけられる同社にも買い安心感が波及する格好のようだ。また、本日の報道では、新興国通貨安による為替差損のリスクを減らす目的で、海外子会社に増資するとの報道などもプラス材料と捉えられているもよう。 メガバンク 揃って買いが先行。外部環境の改善、政策期待の高まりなどを背景に、株式市場は本日も大幅続伸の展開になっており、市場連動性の高いメガバンクにも水準訂正の動きが継続している。海外投資家の資金流入観測が強まっていることも、需給面での支援材料としてプラス要因と捉えられている。マイナス金利幅拡大などの追加緩和策は警戒材料だが、銀行に対する支援措置なども想定されるところに。 ヤマハ発動機<7272>:1705円(前日比+170円) 大幅続伸。前日に日経平均臨時銘柄入れ替えが発表されている。シャープが東証2部指定替えで除外されたことに伴い、それに替わる新規採用銘柄として同社が選定されている。大和証券では、パッシブ連動資産のリバランスによる買い入れインパクトは2100万株で、売買インパクトは約6.73日と推定しているもよう。7月29日終値基準で連動資産のリバランスが想定される。 農業総合研究所<3541>:6390円(前日比+700円) 大幅に3日続伸。15年9月-16年5月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は1.04億円で着地した(同社は今年6月16日上場のため前年同期実績の記載なし)。通期計画(前期比3.3倍の1.49億円)に対する進捗率は70.0%にとどまっているが、第3四半期に上場コストを計上したためと説明しており、ネガティブ視する向きは少ないようだ。農業政策に絡んだ思惑がなお強いうえ、今週末のメディア出演を材料視する声も聞かれる。 日本色材<4920>:476円(買い気配) ストップ高買い気配。17年2月期の上期及び通期業績予想の上方修正を発表している。上期営業利益見通しは従来の2.39億円から5.25億円(前年同期は0.56億円)へ、通期見通しは3.70億円から7.03億円(前期は5.00億円)へと引き上げた。同時に発表した16年3-5月期(第1四半期)決算は、営業利益が前年同期比9.4倍の2.74億円だった。また、つくば工場の第2期拡張工事に着手することもあわせて発表している。 ヘリオス<4593>:2359円(前日比+333円) 急伸。SMBC日興証券が投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価4000円でカバレッジを開始している。評価理由として(1)急性脳梗塞治療薬「MultiStem」の成功確度が高い点、(2)iPS細胞を用いた加齢黄斑変性症治療薬はファーストインクラスが狙える点、(3)再生医療等製品に関する条件・期限付き承認制度を利用した早期上市が可能な点を挙げている。MultiStemは脳梗塞治療のスタンダードになる可能性を秘めているという。
関連銘柄 7件
3541 マザーズ 農業総合研究所
+700 (12.3%)
時価総額 13,036百万円
生産者及び農産物直売所と連携し、農家の直売所事業を展開する。農家がスーパー等の直売所コーナーで委託販売を行うための物流・情報・決済のプラットフォームを提供する。ほか、買取委託販売や卸販売も手掛ける。 記:2016/06/05
6,390
7/13 11:30+700 (12.3%)
時価総額 13,036百万円
生産者及び農産物直売所と連携し、農家の直売所事業を展開する。農家がスーパー等の直売所コーナーで委託販売を行うための物流・情報・決済のプラットフォームを提供する。ほか、買取委託販売や卸販売も手掛ける。 記:2016/06/05
4593 マザーズ ヘリオス
+333 (16.44%)
時価総額 95,884百万円
iPS細胞を用いた再生医薬品開発のパイオニア企業。加齢黄斑変性治療薬の開発のほか、米バイオベンチャーと提携し脳梗塞治療薬の国内開発。横浜市大と3次元肝臓を開発中。15.12期は一時金やマイルストンなし。 記:2016/03/27
2,359
7/13 11:30+333 (16.44%)
時価総額 95,884百万円
iPS細胞を用いた再生医薬品開発のパイオニア企業。加齢黄斑変性治療薬の開発のほか、米バイオベンチャーと提携し脳梗塞治療薬の国内開発。横浜市大と3次元肝臓を開発中。15.12期は一時金やマイルストンなし。 記:2016/03/27
4920 JQスタンダード 日本色材工業研究所
±0 (0%)
時価総額 2,078百万円
化粧品の製造受託、研究開発受託などを展開する。口紅類の他、ファンデーション類やライナー・マスカラ類などが堅調。つくば工場の生産能力の拡大をテコに売上拡大を図る。海外からの受注やインバウンド需要が追い風。 記:2016/06/05
396
7/13 0:00±0 (0%)
時価総額 2,078百万円
化粧品の製造受託、研究開発受託などを展開する。口紅類の他、ファンデーション類やライナー・マスカラ類などが堅調。つくば工場の生産能力の拡大をテコに売上拡大を図る。海外からの受注やインバウンド需要が追い風。 記:2016/06/05
6981 東証1部 村田製作所
+855 (7.37%)
時価総額 2,804,537百万円
積層セラミックコンデンサを中心に、各種電子部品を製造。主要顧客にアップルやサムスン電子など。17.3期は2桁の減益見通し。新製品の投入などを図るが、製品価格の値下がりや円高、先行投資などが減益要因に。 記:2016/06/07
12,450
7/13 11:30+855 (7.37%)
時価総額 2,804,537百万円
積層セラミックコンデンサを中心に、各種電子部品を製造。主要顧客にアップルやサムスン電子など。17.3期は2桁の減益見通し。新製品の投入などを図るが、製品価格の値下がりや円高、先行投資などが減益要因に。 記:2016/06/07
7272 東証1部 ヤマハ発動機
+170 (11.07%)
時価総額 596,574百万円
バイク、電動バイク、電動アシスト自転車、マリン製品等を展開する輸送用機器メーカー。海外で大型船の販売が伸びマリン事業が好調。円安効果もあり15.12期通期業績は大幅増収経常増益。年間配当4円増配。 記:2016/03/09
1,705
7/13 11:30+170 (11.07%)
時価総額 596,574百万円
バイク、電動バイク、電動アシスト自転車、マリン製品等を展開する輸送用機器メーカー。海外で大型船の販売が伸びマリン事業が好調。円安効果もあり15.12期通期業績は大幅増収経常増益。年間配当4円増配。 記:2016/03/09
7581 東証1部 サイゼリヤ
+135 (6.91%)
時価総額 109,196百万円
イタリアンレストランチェーン。低価格メニュー強化で国内既存店好調。光熱費減も効く。16.8期2Q営業利益35%増。だが中国が軸のアジア事業が2Q減益に。競争激化や人件費高騰で好調だったアジア事業に陰りも。 記:2016/06/07
2,089
7/13 11:30+135 (6.91%)
時価総額 109,196百万円
イタリアンレストランチェーン。低価格メニュー強化で国内既存店好調。光熱費減も効く。16.8期2Q営業利益35%増。だが中国が軸のアジア事業が2Q減益に。競争激化や人件費高騰で好調だったアジア事業に陰りも。 記:2016/06/07
7956 東証1部 ピジョン
-227 (-7.81%)
時価総額 325,787百万円
ベビー用品国内最大手。17.1期も増収増益で最高益を見込む。連続連続。国内は堅調続く。成長牽引役の中国が営業施策の見直し効果で増収回帰。二っ子政策の追い風も吹く。欧米や中近東も伸びる。インドは黒字化狙う。 記:2016/06/07
2,678
7/13 11:30-227 (-7.81%)
時価総額 325,787百万円
ベビー用品国内最大手。17.1期も増収増益で最高益を見込む。連続連続。国内は堅調続く。成長牽引役の中国が営業施策の見直し効果で増収回帰。二っ子政策の追い風も吹く。欧米や中近東も伸びる。インドは黒字化狙う。 記:2016/06/07