(6日終値) ドル・円相場(7日6時時点):前日比42銭安の1ドル=101.32円 ユーロ・円相場:同22銭安の1ユーロ=112.46円 ユーロ・ドル相場:同0.0024ドル高の1ユーロ=1.1100ドル ダウ工業株30種平均:同78ドル00セント高の17918ドル62セント ナスダック総合株価指数:同36.26ポイント高の4859.16 10年物米国債利回り:同横ばいの1.37% WTI原油先物8月限:同0.83ドル高の1バレル=47.43ドル 金先物8月限:同8.4ドル高の1トロイオンス=1367.1ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 5月米貿易収支 411億ドルの赤字 374億ドルの赤字 6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(NMI) 56.5 52.9 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は続落。ナイト・セッションの日経平均先物や欧州株の下落、米10年債利回りの低下を受けて欧州時間に一時100.198円まで下落したが、政府・日銀による介入警戒感が意識されると一巡後は一転してショートカバーが優勢に。6月米ISM非製造業指数が56.5と市場予想平均の53.3を上回り、米10年債利回りが上昇に転じたことが支えとなったほか、ダウ平均や日経平均先物がプラス圏を回復すると一時101.466円まで買い上げられた。その後は次第に値動きが細り、101.30円前後でのもみ合いとなった。 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「ほとんどのメンバーは英国民投票が米経済を妨げ、金融市場を混乱させる可能性があると指摘」「ほとんどの委員は雇用統計が労働市場の見通しについての不確実性を増したと判断」などの見解が示されたが、市場の反応は限定的だった。 ・ユーロドルは反発。良好なISM非製造業指数を受けて1.10289ドルまで下げる場面があったが、6月30日安値の1.10226ドルが目先のサポートとして意識されるとすぐにショートカバーが入った。ユーロ円の上昇につれたほか、原油先物相場の持ち直しを受けて対資源国通貨を中心にドル安が進んだ影響も受けて1.11119ドルまで反発した。 ・ユーロ円は続落。ドル円や株価の買い戻しを背景にNY時間は底堅い動きとなった。一時112.60円台まで下値を切り上げた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。欧州株式相場の下落につれて序盤には一時120ドル超下げた。ただ、6月米ISM非製造業指数が強い結果だったことが伝わると、米景気への期待感から買い戻しが優勢となった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。時間外取引で一時1.31%と過去最低水準を付けたものの、強い6月米ISM非製造業指数を受けて一転して債券売りが優勢となり、利回りは上昇に転じた。 ・原油先物相場は反発。しばらくはさえない展開が続いていたが、6月米ISM非製造業指数の改善をきっかけに買いが膨らんだ。 ・金先物相場は3日続伸。一時1377.5ドルと2014年3月17日以来の高値を付けた。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて、安全資産とされる金の需要が高まっている。
出典:GI24
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