2016/5/19 9:06 FISCO PCI−HD、テーマ性の高い政策関連銘柄と再評価の動き
PCIホールディングス(3918)は16年9月期の第2四半期決算説明資料を開示しているが、「自動運転」等をキーワードとするIoT/IoEソリューション分野での飛躍が期待されるテーマ性の高い銘柄として改めて関心が高まりそうだ。
今上期は営業利益が前期比18.2%増の3.72億円となり、計画(3.33億円)を上回って着地した。高採算のIoT/IoE事業の売上高構成比が上昇しているという。また、子会社のPCIソリューションズが車載向け共通モジュールやスマートフォン向けアプリの開発を行う「V-Lowマルチメディア放送『i-dio』」が放送開始したほか、同子会社が開発するV2Xユニットを搭載したバスロケーションシステムを用いた実証実験が神戸市バスでスタートするなどトピックスも豊富だった。
同社は他の大手企業と並び総務省の「非常時のアドホック通信ネットワークの活用に関する研究会」に参画しており、政策関連との位置付けも高まりそうだ。同研究会では6月をメドに一定の取りまとめを予定しているという。熊本地震を受けて、災害対策の一環として通信環境の整備が加速する可能性も想定される。
株価は前日の下落で4月安値水準となる2500円レベルまで調整しており、目先的な反発狙いの買いも入りやすいだろう。
今上期は営業利益が前期比18.2%増の3.72億円となり、計画(3.33億円)を上回って着地した。高採算のIoT/IoE事業の売上高構成比が上昇しているという。また、子会社のPCIソリューションズが車載向け共通モジュールやスマートフォン向けアプリの開発を行う「V-Lowマルチメディア放送『i-dio』」が放送開始したほか、同子会社が開発するV2Xユニットを搭載したバスロケーションシステムを用いた実証実験が神戸市バスでスタートするなどトピックスも豊富だった。
同社は他の大手企業と並び総務省の「非常時のアドホック通信ネットワークの活用に関する研究会」に参画しており、政策関連との位置付けも高まりそうだ。同研究会では6月をメドに一定の取りまとめを予定しているという。熊本地震を受けて、災害対策の一環として通信環境の整備が加速する可能性も想定される。
株価は前日の下落で4月安値水準となる2500円レベルまで調整しており、目先的な反発狙いの買いも入りやすいだろう。
・PCIホールディングス(3918)マザーズ
+133 (5.21%)
時価総 9,053百万円
組込み系・業務系のシステム開発請負のほか、ソフト製品の自社開発、IT技術者派遣等を展開。自動車・建機向け制御ソフト開発などに実績。IoT/IoEソリューション開発も推進中。15.9期の進捗率は89%に。 記:2015/10/26
2,684
5/19 10:39+133 (5.21%)
時価総 9,053百万円
組込み系・業務系のシステム開発請負のほか、ソフト製品の自社開発、IT技術者派遣等を展開。自動車・建機向け制御ソフト開発などに実績。IoT/IoEソリューション開発も推進中。15.9期の進捗率は89%に。 記:2015/10/26