先読み作戦指令室=イワキ:中・長期ビジョンを評価、バイオの流れも追い風に
・イワキ(8095)を狙いたい。
医薬品・医薬原料商社で、傘下にジェネリック医薬品に強みを持つ岩城製薬や、メッキ製造のメルテックスを持つ。
16年11月期連結の営業利益は8億5000万円(前期比51.9%増)、最終損益は4億5000万円の黒字(前期は1億4300万円の赤字)の見通しだが、第1四半期(15年12月-16年2月)はそれぞれ1億6100万円(前年同期比78.4%増)、4100万円(同14.8%増)と2ケタ増益のスタートを切った。
1月14日には「グループ中・長期ビジョンおよび新中期経営計画」を発表した。数値目標は18年11月期の売上高600億円、営業利益10億円、投下資本利益率(ROIC)4.0%以上(前期1.4%)を、創業111周年の25年11月期には売上高1000億円、ROIC10.0%以上を狙うというもの。
収益拡大のけん引役について、医薬・ファインケミカル事業セグメントでは成長中のジェネリック医薬品が、ヘルシー・ビューティー・ケア事業セグメントではインバウンド(訪日外国人観光客)需要やPB(プライベートブランド)の展開がある。
また化学品事業セグメントでは「メルプレートSNシリーズ(ICチップ抵抗向けスズめっき)」「UBMプロセス(半導体向け無電解めっき)」の世界市場シェア首位を確保するとともに、昨年度から販売を開始した大型新製品の「ルーセントシリーズ(プリント配線板向け硫酸銅めっき)」の拡販や、食品事業セグメントでの受託生産強化、ハラル(イスラム法において許可されたもの)対応原料の海外市場開拓に注力している。
株価は4月11日に175円とダメ押しを入れてから、翌日12日に50万株・1億500万円を上限とする自己株式取得枠を設定(期間4月13日-7月4日)したと発表、底入れ反転の動きに入った。自己株式取得枠を発表したのは、会社側は中期計画策定で今後の展開に自信を持ち、なおかつ、PBRが0.3倍台と株価は割安と判断したためと見られる。バイオ株人気が続いていることも追い風となろう。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
医薬品・医薬原料商社で、傘下にジェネリック医薬品に強みを持つ岩城製薬や、メッキ製造のメルテックスを持つ。
16年11月期連結の営業利益は8億5000万円(前期比51.9%増)、最終損益は4億5000万円の黒字(前期は1億4300万円の赤字)の見通しだが、第1四半期(15年12月-16年2月)はそれぞれ1億6100万円(前年同期比78.4%増)、4100万円(同14.8%増)と2ケタ増益のスタートを切った。
1月14日には「グループ中・長期ビジョンおよび新中期経営計画」を発表した。数値目標は18年11月期の売上高600億円、営業利益10億円、投下資本利益率(ROIC)4.0%以上(前期1.4%)を、創業111周年の25年11月期には売上高1000億円、ROIC10.0%以上を狙うというもの。
収益拡大のけん引役について、医薬・ファインケミカル事業セグメントでは成長中のジェネリック医薬品が、ヘルシー・ビューティー・ケア事業セグメントではインバウンド(訪日外国人観光客)需要やPB(プライベートブランド)の展開がある。
また化学品事業セグメントでは「メルプレートSNシリーズ(ICチップ抵抗向けスズめっき)」「UBMプロセス(半導体向け無電解めっき)」の世界市場シェア首位を確保するとともに、昨年度から販売を開始した大型新製品の「ルーセントシリーズ(プリント配線板向け硫酸銅めっき)」の拡販や、食品事業セグメントでの受託生産強化、ハラル(イスラム法において許可されたもの)対応原料の海外市場開拓に注力している。
株価は4月11日に175円とダメ押しを入れてから、翌日12日に50万株・1億500万円を上限とする自己株式取得枠を設定(期間4月13日-7月4日)したと発表、底入れ反転の動きに入った。自己株式取得枠を発表したのは、会社側は中期計画策定で今後の展開に自信を持ち、なおかつ、PBRが0.3倍台と株価は割安と判断したためと見られる。バイオ株人気が続いていることも追い風となろう。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典:株式新聞
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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