(12日終値) ドル・円相場(13日6時時点):前日比60銭高の1ドル=108.54円 ユーロ・円相場:同46銭高の1ユーロ=123.58円 ユーロ・ドル相場:同0.0021ドル安の1ユーロ=1.1385ドル ダウ工業株30種平均:同164ドル84セント高の17721ドル25セント ナスダック総合株価指数:同38.69ポイント高の4872.09 10年物米国債利回り:同0.05%高い(価格は安い)1.77% WTI原油先物5月限:同1.81ドル高の1バレル=42.17ドル 金先物6月限:同2.9ドル高の1トロイオンス=1260.9ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 3月米輸入物価指数(前月比) 0.2% ▲0.4%・改 3月米財政収支 1080億ドルの赤字 1926億ドルの赤字 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は8営業日ぶりに反発。ナイト・セッションの日経平均先物や米10年債利回りの上昇を背景に買いが強まり、前日高値の108.445円を上抜けた。「サウジアラビアとロシアは増産凍結で合意に達する」との一部報道で原油先物相場が急伸するとダウ平均の上昇とともに一時108.791円まで上値を伸ばした。8日高値の109.099円が目先の上値目処として意識されると108.40円台まで伸び悩んだものの、下値は堅かった。 なお、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が「2016年に2回か3回の利上げが適切」と発言したほか、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が「FOMCは緩やかな利上げという道筋を維持するべき」と述べたが、目立った反応は見られなかった。 ・ユーロドルは3営業日ぶりに反落。欧州時間からの売りの流れが続き、米長期金利の上昇も嫌気され、一時1.13453ドルまで下げ足を速めた。もっとも、6日安値の1.13267ドルがサポートとして機能すると、急ピッチで下げた反動から1.1400ドル付近までショートカバーが入った。その後引けにかけては次第に1.13ドル台後半で方向感が出なくなった。 ・ユーロ円は上昇。一時123.20円付近まで下げたものの、一巡後は123.70円台まで持ち直し。総じてユーロドルにつれた動きとなった。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。序盤こそ下げる場面が見られたが、一巡後は買い戻しが優勢に。原油先物相場の急伸を受けてシェブロンなど石油関連銘柄が大幅に上昇し相場を牽引した。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。原油先物相場の上昇を背景に欧米株が堅調に推移したことで安全資産としての債券需要が低下した。なお、この日は複数の米地区連銀総裁の発言が相次いだが、相場への影響は限定的だった。 ・原油先物相場は大幅に3日続伸。一時42.25ドルと昨年11月30日以来の高値を付けた。「サウジアラビアとロシアは増産凍結で合意」との報道が伝わると、買いが膨らんだ。 ・金先物相場は小幅ながら4日続伸。原油先物価格の上昇につれた買いが入り、一時1264.7ドルと3月18日以来の高値を付けた。ただ、外国為替市場でドル高が進むと、ドルと「逆相関」が生じやすいとされる金に売りが出たため上値も限られた。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。