(30日終値) ドル・円相場(31日6時時点):前日比27銭安の1ドル=112.41円 ユーロ・円相場:同24銭高の1ユーロ=127.45円 ユーロ・ドル相場:同0.0047ドル高の1ユーロ=1.1337ドル ダウ工業株30種平均:同83ドル55セント高の17716ドル66セント ナスダック総合株価指数:同22.67ポイント高の4869.29 10年物米国債利回り:同0.02%高い(価格は安い)1.82% WTI原油先物5月限:同0.04ドル高の1バレル=38.32ドル 金先物6月限:同8.9ドル安の1トロイオンス=1228.6ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> MBA住宅ローン申請指数(前週比) ▲1.0% ▲3.3% 3月ADP全米雇用報告 20万人 20万5000人・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は続落。欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移したことを受けた買いが先行。3月ADP全米雇用報告が予想より強い結果となったこともあり、21時30分過ぎには112.676円まで値を上げた。もっとも、その後は米10年債利回りが上昇幅を縮小したことなどが重しとなり、112.40円付近までやや上値を切り下げた。 なお、エバンズ米シカゴ連銀総裁は「4月会合は『ライブ』だが、動けば驚くだろう」「労働市場の改善継続という点では6月に動く可能性も」「米経済は今年2回の利上げを正当化するだろう」などの見解を示した。 ・ユーロドルは3日続伸。対資源国通貨などでドル安が進んだ影響から底堅く推移し、17日高値の1.13426ドルを上抜けて、23時30分過ぎには一時1.13652ドルと2月11日以来の高値を更新した。同日高値の1.13766ドルがレジスタンスとして意識されると、原油先物相場が一転下落したことで対資源国通貨でドルの買い戻しが入ったため、いったんは1.1310ドル台まで伸び悩み。半面、引けにかけてはユーロポンドなど一部ユーロクロスの上昇を支えに1.1340ドル台まで買い戻されるなど、総じて底堅く推移した。 ・ユーロ円は5日続伸。株高やドル円の上昇につれた買いが入り、一時127.821円と2月16日以来の高値をつけた。ただ、その後はユーロドルの伸び悩みやダウ平均の上げ幅縮小などが重しとなり、127.30円台まで反落した。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。米国で緩和的な金融政策が長引くとの思惑が引き続き相場を支えたほか、欧州株など他の株式相場が総じて堅調に推移したことも投資家心理の改善につながった。指数は2015年12月29日以来、約3カ月ぶりの高値をつけた。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も続伸した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。世界的な株式相場の上昇を受けて、安全資産とされる債券需要が低下した。 ・原油先物相場は6営業日ぶりに小幅反発。外国為替市場でのドル安進行に伴いドル建てで決済される原油に割安感が広がるなか、前日までの5日続落に対する買い戻しが強まった。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫やガソリン在庫が予想を下回ったことも好感され、39.85ドルまで上値を伸ばした。ただ、40.00ドル手前で上値の重さを確認すると一転して売りが加速しマイナス圏に沈む場面もあった。 ・金先物相場は下落。欧米株式相場の上昇を背景に安全資産とされる金は利益確定の売りに押された。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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