食品容器や包装材料に用いるフィルムにグラビア印刷加工やラミネート加工などを手掛ける中本パックス(7811)（大阪市天王寺区 中本高志社長）が３日、東証２部市場に上場する。株式の公募売り出しで調達する約８億円は、生産能力増強や作業環境の向上を目的とした設備投資に充てる方針。
１９４１年５月に前社長の中本實氏が台湾で高広商会を創業し、紙販売業を開始したことに端を発する。大手乳業メーカーなどとの取引が５５年ごろから急速に拡大したことを契機に、洋紙販売より専門性が高く継続的な技術革新が要求される紙加工やグラビア印刷業への業種転換を図る。中本パックスは食品向けのフィルム印刷加工が売上高全体の約６割を占めるが、今後は湿布薬に使われる医療用フィルムなどのコーティング加工にも注力する考えだ。
２０１６年２月期の連結売上高は前期比３．４％減の３０３億円、営業利益は同９．６％増の１０億８１００万円、経常利益は同３．８％減１１億２０００万円、純利益は同１３．１％増の６億７５００万円を見込む。
１９４１年５月に前社長の中本實氏が台湾で高広商会を創業し、紙販売業を開始したことに端を発する。大手乳業メーカーなどとの取引が５５年ごろから急速に拡大したことを契機に、洋紙販売より専門性が高く継続的な技術革新が要求される紙加工やグラビア印刷業への業種転換を図る。中本パックスは食品向けのフィルム印刷加工が売上高全体の約６割を占めるが、今後は湿布薬に使われる医療用フィルムなどのコーティング加工にも注力する考えだ。
２０１６年２月期の連結売上高は前期比３．４％減の３０３億円、営業利益は同９．６％増の１０億８１００万円、経常利益は同３．８％減１１億２０００万円、純利益は同１３．１％増の６億７５００万円を見込む。
出典：時事通信
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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