【市況】
日経225 9/18 大引け
16,067.57円 178.90円高
日経225 9/18 大引け
16,067.57円 178.90円高
始値 16,036.47円
高値 16,106.11円 (13:04)
安値 16,003.46円 (09:23)
高値 16,106.11円 (13:04)
安値 16,003.46円 (09:23)
東証1部騰落銘柄数
値上がり1290、値下がり429、変わらず115
値上がり1290、値下がり429、変わらず115
出来高 22億5644万株
売買代金 2兆3822億円
売買代金 2兆3822億円
TOPIX 1,317.91 +12.95
JPX日経インデックス400 11,946.88 +124.58
JASDAQ平均 2,319.76 -9.78
マザーズ指数 961.16 +7.70
東証2部指数 4,160.64 -8.44
JPX日経インデックス400 11,946.88 +124.58
JASDAQ平均 2,319.76 -9.78
マザーズ指数 961.16 +7.70
東証2部指数 4,160.64 -8.44
【市況】
「寄り前情報」も参照下さい。
東京株式市場は3日ぶりに反発。
終値で1月8日以来8カ月ぶりに1万6000円を回復した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、ドル/円が108円後半まで円安方向へ進み、為替感応度の高い自動車、精密などの輸出株に買いが集まった。
上げ幅は一時200円を超えたが、外部要因以外に買い材料は乏しく、高値を付けた後は利益確定売りに押されやや伸び悩んだ。
それでも先高期待の強さを背景に終日堅調な地合いを持続。東証1部売買代金は2.3兆円と活況だった。
終値で1月8日以来8カ月ぶりに1万6000円を回復した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、ドル/円が108円後半まで円安方向へ進み、為替感応度の高い自動車、精密などの輸出株に買いが集まった。
上げ幅は一時200円を超えたが、外部要因以外に買い材料は乏しく、高値を付けた後は利益確定売りに押されやや伸び悩んだ。
それでも先高期待の強さを背景に終日堅調な地合いを持続。東証1部売買代金は2.3兆円と活況だった。
米連邦準備理事会(FRB)は17日まで開催したFOMC後の声明で、資産買い入れ終了後も「相当な期間」、事実上のゼロ金利を維持する方針をあらためて表明した。
一方、同時に公表された経済・金利見通しでは、前回6月に示されたよりもより速いペースでの利上げが見込まれていることが明らかになり、ドル買いにつながった。
前日の米国株も上昇し、外部環境からみれば日本株が上昇する条件は十分だった。
トヨタ<7203.T>、日産<7201.T>、キヤノン<7751.T>が年初来高値を更新するなど輸出株に買いが集まった。
急ピッチな円安や国内景気の下振れに対する警戒感も意識され、大引けにかけて伸び悩んだが、市場参加者の先高期待は強い。
「国内外の長期運用資金が買いを入れている。日経平均はまだ昨年末高値を抜けておらず、この水準でポジション調整を考えている投資家は少ない」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。
一方、同時に公表された経済・金利見通しでは、前回6月に示されたよりもより速いペースでの利上げが見込まれていることが明らかになり、ドル買いにつながった。
前日の米国株も上昇し、外部環境からみれば日本株が上昇する条件は十分だった。
トヨタ<7203.T>、日産<7201.T>、キヤノン<7751.T>が年初来高値を更新するなど輸出株に買いが集まった。
急ピッチな円安や国内景気の下振れに対する警戒感も意識され、大引けにかけて伸び悩んだが、市場参加者の先高期待は強い。
「国内外の長期運用資金が買いを入れている。日経平均はまだ昨年末高値を抜けておらず、この水準でポジション調整を考えている投資家は少ない」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。
日経平均の目先の節目としては、1月6日に付けた年初来高値1万6164円01銭や、昨年12月30日に付けた高値1万6320円22銭が意識されている。
新興株式市場はまちまち。日経ジャスダック平均は5日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は3日続伸となった。
ドル高/円安が進行したことで「比較的製造業の多いジャスダックの小型株から、東証1部の大型株に資金をシフトする動きがみられた」(国内証券)という。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>は続伸した一方、日本通信<9424.T>は続落。マザーズはアスカネット<2438.T>、ミクシィ<2121.T>が堅調。CYBERDYNE<7779.T>は下落した。
東証マザーズ指数は3日続伸となった。
ドル高/円安が進行したことで「比較的製造業の多いジャスダックの小型株から、東証1部の大型株に資金をシフトする動きがみられた」(国内証券)という。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>は続伸した一方、日本通信<9424.T>は続落。マザーズはアスカネット<2438.T>、ミクシィ<2121.T>が堅調。CYBERDYNE<7779.T>は下落した。
昨日東証マザーズに新規上場し、初日は値付かずとなったロックオン<3690.T>は、きょうの前場に初値として公開価格の約3.8倍となる5000円を付けたが、その後は切り下げて4790円で引けた。
また、きょう東証マザーズに上場したリアルワールド <3691.T>は初値で公開価格を約78%上回る4505円を付けたものの、後場に下げ3805円できょうの取引を終えた。
また、きょう東証マザーズに上場したリアルワールド <3691.T>は初値で公開価格を約78%上回る4505円を付けたものの、後場に下げ3805円できょうの取引を終えた。
一方、日銀が18日に発表した資金循環統計によると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など公的年金が今年1─3月期に長期国債(財融債含む)を2.5兆円売り越す一方、株式を1兆円買い越していたことがわかった。6月公表した速報段階では、長期国債が1.8兆円の売り越し、株式が357億円の買い越しとなっていたが、確報でそれぞれ大きく修正された。
日銀によると、1─3月の確報では、公的年金による長期国債投資は2兆5315億円の売り越しで、速報段階の1兆8511億円から売り越し幅が拡大。株式は1兆0092億円の買い越しで、速報の357億円から買い越し幅が拡大した。また、外国の債券や株式など外国証券は1─3月に4898億円の買い越しで、速報の1067億円の売り越しから買い越しに修正された。
18日に公表した4─6月期の速報では、公的年金は長期国債を1兆1851億円売り越し、株式を3930億円買い越し、外国証券を2848億円買い越しているが、確報段階で修正となる可能性がある。
というニュースもある。
個別銘柄ではソニー<6758.T>が大幅安。17日に期業績予想の下方修正と今期の配当を無配とする見通しを発表したことが嫌気され、一時280円近く値を下げた。
一方、ライフコーポレーション<8194.T>は急反発。17日に2015年2月期業績予想の上方修正を発表したことが好感され、年初来高値を更新した。(ロイター)
日銀によると、1─3月の確報では、公的年金による長期国債投資は2兆5315億円の売り越しで、速報段階の1兆8511億円から売り越し幅が拡大。株式は1兆0092億円の買い越しで、速報の357億円から買い越し幅が拡大した。また、外国の債券や株式など外国証券は1─3月に4898億円の買い越しで、速報の1067億円の売り越しから買い越しに修正された。
18日に公表した4─6月期の速報では、公的年金は長期国債を1兆1851億円売り越し、株式を3930億円買い越し、外国証券を2848億円買い越しているが、確報段階で修正となる可能性がある。
というニュースもある。
一方、ライフコーポレーション<8194.T>は急反発。17日に2015年2月期業績予想の上方修正を発表したことが好感され、年初来高値を更新した。(ロイター)
業種別では、機械、輸送用機器、保険業、その他製品、精密機器、銀行業など31業種がプラス。
空運業と建設業の2業種がマイナス。
空運業と建設業の2業種がマイナス。
〔個別〕
マースエンジニアリング(6419)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に、目標株価を1660円から1610円にそれぞれ引き下げている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に、目標株価を1660円から1610円にそれぞれ引き下げている。
インターネットイニシアティブ(IIJ;3774)
アジアで省エネ性能の高いデータセンターの販売を始める、と18日付の日本経済新聞が報じ、材料視された。同紙によると、コンテナに100台前後のサーバーを収納したシステムを販売する。サーバーから発する熱をコンテナ内で効率的に冷却し、消費電力を減らせるという。まずラオス政府に、構築費用が従来の半分で、消費電力も4割減らせるシステムを納入するとしている。
アジアで省エネ性能の高いデータセンターの販売を始める、と18日付の日本経済新聞が報じ、材料視された。同紙によると、コンテナに100台前後のサーバーを収納したシステムを販売する。サーバーから発する熱をコンテナ内で効率的に冷却し、消費電力を減らせるという。まずラオス政府に、構築費用が従来の半分で、消費電力も4割減らせるシステムを納入するとしている。
エイチーム(3662)
株式新聞では、エンターテインメント事業の滑り出しは順調と指摘。8月に新感覚パズルゲーム「ポンゴコンボ」をリリースし好スタートを切ったほか、「ダービーインパクト」は9月10日に300万ダウンロードを超え、引き続き今後の収益貢献に期待が掛かるとする。
株式新聞では、エンターテインメント事業の滑り出しは順調と指摘。8月に新感覚パズルゲーム「ポンゴコンボ」をリリースし好スタートを切ったほか、「ダービーインパクト」は9月10日に300万ダウンロードを超え、引き続き今後の収益貢献に期待が掛かるとする。
リロ・ホールディング(8876)
米国でホテル事業に参入する、と18日付の日本経済新聞で報じられ、材料視された。同紙によると、米西海岸のカリフォルニア州の既存ホテルを数億円でビジネスホテルに改修し運営するという。
米国でホテル事業に参入する、と18日付の日本経済新聞で報じられ、材料視された。同紙によると、米西海岸のカリフォルニア州の既存ホテルを数億円でビジネスホテルに改修し運営するという。
ポラテクノ(4239)
株式新聞によると、自動車のメーターなどに使われている液晶ディスプレー向けの偏光フィルムが主要収益源の一つで、親会社の日本化薬(4272)との連携も背景に製品は耐久性で強みを発揮しており、市場競争力を維持していると指摘。
株式新聞によると、自動車のメーターなどに使われている液晶ディスプレー向けの偏光フィルムが主要収益源の一つで、親会社の日本化薬(4272)との連携も背景に製品は耐久性で強みを発揮しており、市場競争力を維持していると指摘。
パーク24(4666)
大和証券は17日付で投資判断を5段階中2位の「2」(アウトパフォーム)から3位の「3」(中立)に引き下げた。業績モメンタムの軟化が長期化しているとみて、目標株価は1680円(従来1910円)とした。
大和証券は17日付で投資判断を5段階中2位の「2」(アウトパフォーム)から3位の「3」(中立)に引き下げた。業績モメンタムの軟化が長期化しているとみて、目標株価は1680円(従来1910円)とした。
タカタ(7312)
クレディ・スイス証券は17日付で投資判断を3段階中最上位の「アウトパフォーム」から2位の「ニュートラル」に引き下げた。リコール(回収・無償修理)の悪材料出尽くしとは判断できないとみている。目標株価は2600円(従来2800円)とした。
クレディ・スイス証券は17日付で投資判断を3段階中最上位の「アウトパフォーム」から2位の「ニュートラル」に引き下げた。リコール(回収・無償修理)の悪材料出尽くしとは判断できないとみている。目標株価は2600円(従来2800円)とした。
日立製作所(6501)
18日、安全で高効率な原子力技術の開発を目的として、英国のロンドンに研究開発拠点「欧州原子力研究センタ(ENRC)」を9月30日に開設すると発表した。同社はENRCを通じて、英国をはじめとした欧州の大学との共同研究を行い、欧州がこれまで蓄積してきた先進技術と同社のBWR(沸騰水型原子炉)技術を融合し、より安全で高効率の原子力技術を開発する。具体的には、作業員の放射線被ばく量を低減する技術や原子力プラントの稼働率を高める技術を開発することで、BWR設計への適用を目指す。また、中・長期課題である廃棄物量の削減や、原子力施設の廃炉コスト低減についても取り組む方針。
18日、安全で高効率な原子力技術の開発を目的として、英国のロンドンに研究開発拠点「欧州原子力研究センタ(ENRC)」を9月30日に開設すると発表した。同社はENRCを通じて、英国をはじめとした欧州の大学との共同研究を行い、欧州がこれまで蓄積してきた先進技術と同社のBWR(沸騰水型原子炉)技術を融合し、より安全で高効率の原子力技術を開発する。具体的には、作業員の放射線被ばく量を低減する技術や原子力プラントの稼働率を高める技術を開発することで、BWR設計への適用を目指す。また、中・長期課題である廃棄物量の削減や、原子力施設の廃炉コスト低減についても取り組む方針。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。