５／２０ 大引け 68円高

【市況】
日経225　大引け
14,075.25円　68.81円高

始値　14,088.45円
高値　14,144.04円
安値　14,038.06円

東証１部騰落銘柄数
値上がり８６９、値下がり７８２、変わらず１６０

出来高　17億9819万株
売買代金　1兆5610億円

TOPIX 1,153.38　+3.31
JPX日経インデックス400 10,522.16　+30.77
JASDAQ平均　1,896.48　+5.63
マザーズ指数 645.40　+10.40
東証2部指数 3,355.26　+0.07

【市況】
「寄り前情報」、「前場9：30現在」、「前引け」、「補足」参照下さい。

東京株式市場は５日ぶりに反発した。
前日までの下落の反動や、外部環境の落ち着きから一時１００円を超える上昇となったが、日銀金融政策決定会合の結果発表をあすに控えて様子見ムードが広がり、東証１部の売買代金は１兆５６１０億円と、市場エネルギーに乏しい展開となった。
反政府デモが続くタイで２０日、軍による戒厳令が発令されたが、東京市場への影響は限定的だった。同国に進出しているトヨタ自動車(7203)やいすゞ自動車 (7202)に加え、外食産業の壱番屋(7630)や大戸屋ＨＤ(2705)などは小動きとなった。
ＳＢＩ証券・投資調査部長の鈴木英之氏は、「戒厳令はあくまで治安維持を目的にした措置であり、今の時点では市場でそこまで嫌気されるような材料ではない」と解説した。

明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が控えており、売買を手控える市場参加者も多かった。明日については、市場での見方が「追加緩和なし」で概ね一致しているが、「黒田東彦総裁の発言次第では、夏以降の追加緩和を見込んでいる市場参加者たちの期待をくじくことにもなりかねない」（国内証券）と警戒する声も出ていた。

個別銘柄では、ヤフー(4689)が急反発。同社は１９日、イー・アクセスの子会社化を中止すると発表した。巨額な設備投資を伴うインフラを持つリスクは高いとの見方から株価下落が続いていたが、中止発表で買い戻しが先行した。
半面、三陽商会(8011)が急落し、年初来安値を更新した。同社は１９日、英高級ブランドのバーバリーと結んでいる「バーバリーロンドン」の販売を２０１５年春夏シーズンで終了すると発表した。来期以降の収益への影響を懸念した売りに押された。（参照：ロイター）

〔個別〕
ＪＡＬ（9201）：羽田、成田両空港に発着できる航空便を増やす国土交通省の検討案が明らかになり、関連銘柄の一角として。

ジャストシステム（4686）：一部の外資系調査機関が投資判断を格上げとの観測も。
大平洋金属（5541）：ニッケル市況が5％強の急伸となっており。

住友鉱（5713）：ニッケル市況の上昇が手掛かり材料視される。

タツタ電線（5809）：前日には事業説明会が開催されているもようで。

ウシオ電機（6925）：200万株を上限とした自己株式取得の発表。

ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス（8725）：経常利益予想は市場予想の平均を下回る、同時に自社株買いを発表。

積水樹脂<4212.T>が上げ幅を拡大し、一時２７円高の１３３６円を付けている。２０日午後１時、タイ連結子会社の工場敷地内に、アルミ樹脂積層複合板生産のための第２期工場を建設すると発表。

日立製作所（6501）：質問に含まれる対象と属性から最適な回答を選んで説明し、うなずいたり、首をかしげる動作から相手の理解度を推定して、より自然な回答をする人間共生ロボット「ＥＭＩＥＷ２」の対話技術を開発したと発表。

ＵＢＩＣ（2158）：人工知能応用技術に関する特許取得。

アプリックスＩＰホールディングス（3727）：異なる通信方式に対応したBluetooth Smartの通信モジュールを2つ搭載した、世界初のBeaconを開発したと発表。

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