【指標】
日経225 前引け
14,484.06円 259.83円高(+1.83%)
14,484.06円 259.83円高(+1.83%)
始値 14,297.58円
高値 14,511.88円(09:26)
安値 14,287.28円(09:01)
高値 14,511.88円(09:26)
安値 14,287.28円(09:01)
33業種別騰落状況は、31業種が上昇。上昇率が大きいのは、その他製品、繊維製品、精密機器、ー方値下がり業種は、ゴム製品、石油製品の2業種のみ。
出来高:13億9,445万株
売買代金:1兆2,160.57億円
売買代金:1兆2,160.57億円
値上がり銘柄数:1,668(92%)、値下がり銘柄数:103(5%)、変わらず:27(1%)
225先物 14,400.00 270.00(+1.91%)
TOPIX 1,169.32 +23.35(+2.04%)
JPX日経インデックス400 10,586.35 +196.10(+1.89%)
JASDAQ平均 2,008.49 +10.14(+0.51%)
マザーズ指数 770.81 +14.01(+1.85%)
東証2部指数 3,524.24 +26.72(+0.76%)
JPX日経インデックス400 10,586.35 +196.10(+1.89%)
JASDAQ平均 2,008.49 +10.14(+0.51%)
マザーズ指数 770.81 +14.01(+1.85%)
東証2部指数 3,524.24 +26.72(+0.76%)
【市況】
中国景気指標の大幅悪化を回避できたことで、日経225は前営業日比259円83銭高の1万4484円06銭と大幅反発して午前の取引を終えた。TOPIXも同23.35ポイント高の1169.32と上伸。朝方は前週末に日経225が238円安と大幅下落した反動から買い戻しや押し目買いが先行した。寄り付きの買いが一巡した後も、じりじりと値を上げる銘柄が多かった。前場後半からは株価指数先物と輸出関連銘柄の買いが一段と強まり、日経225は前引けにかけて、上昇幅を拡大した。3月期末を控え、配当利回りの高い銘柄を中心に売りを手控える雰囲気が強まったことも株価上昇を助けた。前場の最大の注目材料は午前10時45分に公表された3月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値。中国景気の先行指標とされ、1、2月には同指標の低調を悪材料に、日経225が大幅下落した。今回は8カ月ぶりの低水準ではあったが、市場の事前予想に近い値だったため、「買い安心感が広がった」(中堅証券)という。
【市場の話題】 その2 価格は記事記載時点のものです。
・UACJ(5741):\419 \+16
買い優勢。モルガンでは投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を520円としている。現在の不透明な金属市況の状況下では、「非金属市況連動」銘柄として業界内で相対的に優位との指摘。また、合併シナジー効果、海外事業の寄与による成長期待値の上振れなどが想定されるとみているようだ。来週初の統合効果説明会なども目先のカタリストとして注目しているようだ。
買い優勢。モルガンでは投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を520円としている。現在の不透明な金属市況の状況下では、「非金属市況連動」銘柄として業界内で相対的に優位との指摘。また、合併シナジー効果、海外事業の寄与による成長期待値の上振れなどが想定されるとみているようだ。来週初の統合効果説明会なども目先のカタリストとして注目しているようだ。
・四国電力(9507):\1,355 \-33
さえない。シティでは投資評価を「2」から「3」へ格下げしている。伊方3号機の再開時期の遅れ、伊方2号機の再開スケジュールに不透明感が強いことなどから、来期以降のEPS水準は市場の期待値以下にとどまる可能性が高いと指摘。PBR水準には相対的な割高感があるとも。なお、北海道電力もシティの格下げを受けて軟調な展開が目立っている。
さえない。シティでは投資評価を「2」から「3」へ格下げしている。伊方3号機の再開時期の遅れ、伊方2号機の再開スケジュールに不透明感が強いことなどから、来期以降のEPS水準は市場の期待値以下にとどまる可能性が高いと指摘。PBR水準には相対的な割高感があるとも。なお、北海道電力もシティの格下げを受けて軟調な展開が目立っている。
・東邦鉛(5707):\324 \+23
上げ目立つ。先週末に業績予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の35億円から53億円、前期比約10倍の水準にまで上方修正している。市場予想も会社計画並みであったと見られ、インパクトが強まる状況に。為替相場の円安進行、操業改善などによる豪州鉱山会社の赤字幅縮小などが背景に。なお、非鉄市況の落ち着きなども支援材料となっている。
上げ目立つ。先週末に業績予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の35億円から53億円、前期比約10倍の水準にまで上方修正している。市場予想も会社計画並みであったと見られ、インパクトが強まる状況に。為替相場の円安進行、操業改善などによる豪州鉱山会社の赤字幅縮小などが背景に。なお、非鉄市況の落ち着きなども支援材料となっている。
・パナソニック(6752):\1,166 \+33
買い先行。今期営業利益は前期比80%増の2900億円前後に達し、従来予想を200億円ほど上回る見通しと報じられている。市場想定どおりでサプライズは乏しいと見られるものの、全体地合いが改善するなかで、家電業界内での勝ち組との評価が改めて高まる状況にも。また、今期は3%増の3,000億円強になる見通しとも伝わっている。市場予想3,300億円弱は大きく下振れる格好だが、現段階では保守的な前提とも捉えられているようだ。
買い先行。今期営業利益は前期比80%増の2900億円前後に達し、従来予想を200億円ほど上回る見通しと報じられている。市場想定どおりでサプライズは乏しいと見られるものの、全体地合いが改善するなかで、家電業界内での勝ち組との評価が改めて高まる状況にも。また、今期は3%増の3,000億円強になる見通しとも伝わっている。市場予想3,300億円弱は大きく下振れる格好だが、現段階では保守的な前提とも捉えられているようだ。
・カルナバイオ(4572):\576 \+17
買い優勢。八洲薬品と代理店契約を締結したと発表したことが材料視されている。シンガポールやベトナム、マレーシア、インドネシアのアジア地域各国において、同社のキナーゼタンパク質製品及びアッセイキット等の販売を行うようだ。なお、2014年12月期業績に与える影響については軽微としている。
買い優勢。八洲薬品と代理店契約を締結したと発表したことが材料視されている。シンガポールやベトナム、マレーシア、インドネシアのアジア地域各国において、同社のキナーゼタンパク質製品及びアッセイキット等の販売を行うようだ。なお、2014年12月期業績に与える影響については軽微としている。
・船井電機(6839):\1,040 \-52
大幅続落で年初来安値を更新。先週末に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は5億円の黒字予想から51億円の赤字にまで減額修正している。北米やメキシコにおけるフィリップスブランドの液晶テレビなどの損失が発生、第4四半期は在庫処分のために採算が大きく悪化するもよう。赤字転落は避けられないと見られていたが、市場想定以上の下方修正幅となっている。在庫処分に伴う来期の回復に対しても、楽観的な見方は強まらず。
大幅続落で年初来安値を更新。先週末に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は5億円の黒字予想から51億円の赤字にまで減額修正している。北米やメキシコにおけるフィリップスブランドの液晶テレビなどの損失が発生、第4四半期は在庫処分のために採算が大きく悪化するもよう。赤字転落は避けられないと見られていたが、市場想定以上の下方修正幅となっている。在庫処分に伴う来期の回復に対しても、楽観的な見方は強まらず。
・トランスG(2342):\393 \-24
売り優勢。今期の営業損益見通しを7,000万円の黒字から9,000万円の赤字へ、最終損益見通しを1,000万円の黒字から1.2億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。神戸研究所のCRO事業において、下期の受注高が当初見込みを大きく下回り、売上高についても当初見込みに対して大幅未達となるもよう。なお、決算発表と同時に、新薬リサーチセンターへCRO事業部門を譲渡すると発表している。
売り優勢。今期の営業損益見通しを7,000万円の黒字から9,000万円の赤字へ、最終損益見通しを1,000万円の黒字から1.2億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。神戸研究所のCRO事業において、下期の受注高が当初見込みを大きく下回り、売上高についても当初見込みに対して大幅未達となるもよう。なお、決算発表と同時に、新薬リサーチセンターへCRO事業部門を譲渡すると発表している。
・ヤマトHD(9064):\2,098 \+60
買い優勢。中国のチャイナポストと提携して、日本企業の商品を中国全土に宅配するサービスを開始すると報じられている。中国最大の物流企業との提携により、中国での需要の取り込みが期待されることから、同社サービスへの期待感が先行する展開となっているもよう。一方で、先週末には業績予想を下方修正、市場コンセンサスも下回る水準ながら、下振れ懸念自体は強かったため、アク抜け材料としても捉えられる格好に。
買い優勢。中国のチャイナポストと提携して、日本企業の商品を中国全土に宅配するサービスを開始すると報じられている。中国最大の物流企業との提携により、中国での需要の取り込みが期待されることから、同社サービスへの期待感が先行する展開となっているもよう。一方で、先週末には業績予想を下方修正、市場コンセンサスも下回る水準ながら、下振れ懸念自体は強かったため、アク抜け材料としても捉えられる格好に。
・ハーモニック(6324):\3,270 \+150
反発。同社や菊池製作(3444)など、ロボット関連が堅調に推移している。先週末については、サイバーダイン(7779)の上場に向けた資金確保とみられる動きが強まり、ロボット関連は総じて換金売りに押される展開となっていた。ただし、今週はサイバーダインの上場を26日に控えて、あらためて物色が向かう状況のようだ。
反発。同社や菊池製作(3444)など、ロボット関連が堅調に推移している。先週末については、サイバーダイン(7779)の上場に向けた資金確保とみられる動きが強まり、ロボット関連は総じて換金売りに押される展開となっていた。ただし、今週はサイバーダインの上場を26日に控えて、あらためて物色が向かう状況のようだ。
・ファンドクリG(3266):\109 \+9
買い先行。上期の営業利益見通しを1.7億円から2.3億円へ、通期見通しを8,300万円から1.4億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。アセットマネジメント事業において、太陽光発電ファンドである「福岡川崎ソーラーファンド」の組成によるファイナンスアレンジメントフィー等を計上したことなどが背景となっている。
買い先行。上期の営業利益見通しを1.7億円から2.3億円へ、通期見通しを8,300万円から1.4億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。アセットマネジメント事業において、太陽光発電ファンドである「福岡川崎ソーラーファンド」の組成によるファイナンスアレンジメントフィー等を計上したことなどが背景となっている。
・コマツ(6301):\2,020 \+4
9営業日ぶりに反発。21日の上海総合指数は2.71%高と、上昇率は今年最大で、2013年11月18日以来の大きさだった。中国の落ち着きを受けて、中国関連の一角としていったんはリバウンドが意識されそうである。株価は3月10日高値2,250円をピークに急ピッチの調整が続いていており、直近安値水準に接近。ただし、中HSBC製造業PMIの発表をみてからの動きに注意か。
9営業日ぶりに反発。21日の上海総合指数は2.71%高と、上昇率は今年最大で、2013年11月18日以来の大きさだった。中国の落ち着きを受けて、中国関連の一角としていったんはリバウンドが意識されそうである。株価は3月10日高値2,250円をピークに急ピッチの調整が続いていており、直近安値水準に接近。ただし、中HSBC製造業PMIの発表をみてからの動きに注意か。
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。