Oの部屋 「経済のお話」 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

株の銘柄のお話ではないので、興味ない方はスルーして下さい。
ただ国民経済を知る、あるいはそれに疑問を持つことは、とても大切なことです。

経済は、金融政策だけでは絶対に回復しない。

なぜなら、次の公式が経済のすべてであるから。

GDP=(消費+投資+政府支出)+(輸入-輸出)

この式の前の部分(消費+投資+政府支出)が内需となり、後の(輸入-輸出)が外需となる。
この式のどこに金融の効果が書かれていよう?

安倍政権は、(輸入-輸出)の外需を高めようとした。
が、外需は、国際競争の激しいところでもある。
日本の技術は世界に名高い。がいつまでもそうなのか?
韓国や中国に追い上げられ、GDPでは2年前だったか中国に抜かれている。

円安に浮かれ、足元を見たら、まったく売上数量が伸びていない。

こんなはずじゃなかった…。
アベノミクス関係者はいまそういう思いだろう。

アベノミクスの間違いは、別記事でも指摘したように「シロアリ(官僚の天下り、ワタリ)を退治せず、増税に走ったこと」に尽きる。
そして内需の拡大に精を出さないことである。縦割り行政の壁を動かさないから、復興事業も遅れに遅れる。このことがちっともわかっていない。

国民もバカではないから、だんだんアベノミクスに疑問を持ち始めている。

マスコミは経済音痴だから最初からそんな指摘も出来なかった。
これがこの国のレベルであることを恨みましょう。

GDPが増えれば、確かに経済はよくなった印象を受けるだろう。
しかしそれは幻想。
本当に豊かになるための条件は、富の平等な配分が必要なのだ。

平等な配分が出来るなら、GDPは増えなくとも問題はない。

実はそこに大きな分かれ道がある。
資本主義そのものがよしとした自由競争と共存共栄の道である。

それは措き、アベノミクスについてもう少し語ろう。

私に言わせたら、TPP参加表明は愚策もいいところ。
TPPはアメリカの新たな世界支配の道具であるということだ。

日本はあまり気づいていない人が多いが、憲法はほとんど死んでいる。
憲法の上にあるのは、なんと「日米地位協定」なのだ。
日本は独立国家などと言うが、実質はアメリカの第51州である。
「属国」という表現もある。

そこにもってきてTPPで完全な縛りをつけるつもりなのであろう。
独立州としての地位ならまだ甘んじよう。
しかし奴隷のごとき扱いだったらどうする?

「ISD条項」(投資家対国家間の紛争解決条項:Investor State Dispute Settlement)というものがある。ご存知の方も多いかもしれない。
もし日米の経済的活動に不都合が生じた場合、「国際投資紛争解決センター」に訴えることが出来る。
問題はこの「国際投資紛争解決センター」である。
アメリカが作った機関に訴えて、どうして日本が勝つことが出来よう。
裁判は公平だなどマンガのようなことを述べいる純朴な人は論外だ。

これまでもアメリカという国は、9.11をテロの仕業と決めつけているが、米国内からも「自作自演」という疑いをもたれているくらいヤバイ国なのである。

それを思えば、日本がTPPに参加し、米国が不都合と思うことは何でも「国際投資紛争解決センター」に訴えられ、最後には日本の法律がおかしいと改正を迫ってくるという寸法だ。
それにプラス、損害賠償も請求してくるだろう。
しかも改正を迫られば、経済活動をTPPに委ねてしまった以上、拒否など出来ないだろう。

TPPは経済問題というより、国家支配の問題ということがわかるだろう。

また原発再稼動に走る安倍政権。
原発で最大の問題は、「高レベル放射性廃棄物」いわゆる「核のゴミ」が出てくることである。
ところが、この「核のゴミ」、簡単に処分出来ない。
少なくとも数十年単位、モノによっては万年単位という途方もない時間を要さないと処分出来ないというシロモノである。しかも作業員は被ばくと背中合わせで仕事をしなくてはならない。
その解決策もないまま、再稼動?
どうして大丈夫などと平然と言えるのか?

アベノミクスは、消費増税しかり、原発再稼動とTPPについては完全に舵取りを間違っている!

※ここに記したことは、個人のツィートであり、将来を保証するものではありません。