【新着情報】
【前営業日主要指標 1月24日】
NYダウ:15,879.11ドル -318.24ドル
NASDQ:4,128.17 -90.70
ドル 円:102.34-44(前営業日:103.25-26)
ユーロ円:139.90-140.00(前営業日:141.40-44)
大証先物:15,020円(日中比:-420円)
CME日経225先物:14,945円(イブニング比:-75円)
日経225前営業日終値:15,391.56円 304.33円安
NASDQ:4,128.17 -90.70
ドル 円:102.34-44(前営業日:103.25-26)
ユーロ円:139.90-140.00(前営業日:141.40-44)
大証先物:15,020円(日中比:-420円)
CME日経225先物:14,945円(イブニング比:-75円)
日経225前営業日終値:15,391.56円 304.33円安
【海外市況】
※欧州株式市場
ロンドン株式相場は4日続落。新興国などで景気の先行き不透明感が高まり、世界的にリスク資産を圧縮する動きが強まった。アルゼンチン・ペソの急落を受けて、中南米での取引比率が多いとされる銘柄に売りが広がり、アバディーン・アセット・マネジメントは5%強下落。また、景気減速懸念から鉱業株も軟調だった。
フランクフルト株式相場は3日続落。世界的な景気減速懸念の高まりで、投資家がリスク回避姿勢を強めた影響から終日売りに押された。個別ではアディダス(5.46%安)やドイツ・ポスト(4.37%安)、ダイムラー(3.72%安)などの下げが目立った。全30銘柄が下落する全面安の展開だった。
※米国株式市場
24日のNY市場は下落。ダウ平均は318.24ドル安の15,879.11ドル、ナスダックは90.70ポイント安の4,128.17で取引を終了した。アルゼンチンやトルコなど新興国の通貨が急落し、リスク回避の動きが強まったことで終日軟調推移となった。ダウ平均は16,000ドル、S&P500指数は1,800ポイントの節目を割り込んだ。セクター別では家庭用品を除き全面安となり、特に自動車・自動車部品や資本財、運輸などの下落が目立った。シカゴ日経225先物清算値は大証比495円安の14,945円。ADRの日本株はトヨタ自(7203)、ソフトバンク(9984)、三井住友(8316)、ファーストリテ(9983)、ブリヂス(5108)など、大東証比較(1ドル102.31円換算)で全般軟調。
【経済指標発表予定】
(国 内)
・12月と13年の貿易統計(午前8時50分、財務省)
(海 外) 時間はJST
・1月の独IFO景況感指数(午後6時)
・12月の米新築住宅販売(28日午前0時、商務省)
・12月の米新築住宅販売(28日午前0時、商務省)
【海外市場休場予定】
27日(月) オーストラリア(建国記念日)
【本日の市況見通し】
海外市場の動きを受けてシカゴCMEの日経平均先物は急落し1万5,000円を割り込んだ。週明けの東京市場も大幅安で始まるのは避けられないと思う。日経225が1万5,000円を割り込む下げとなれば2つの点が意識されると思われる。一つは日経225の右肩上がりの基調(トレンド)が明確に下方に屈曲するという点。これまで日経225は下値をずっと切り上げる格好で推移してきていた。押し目を作っても、前回の安値を下回ることはなく、だからこそ上昇トレンドが持続していると一目で判るチャートの形だった。今回の下げで1万5,000円を割り込むと、1万5,000円台前半で止まった12月の安値を下回る格好となり、上昇トレンドが途切れることになる。これをトリガー(引き金)としてトレンドフォロー系のCTAヘッジファンドなどからの売りが一気に嵩む可能性もある。その一方、割安感も意識されると思う。日経225が1万5,000円割れとなれば今期の予想PERでは14倍台、来期のPERでは13倍台となる。今回の下げの主因である新興国リスクは日本企業の業績に直接大きな影響を与えるものではなく、足元の堅調な業績見通しは揺らぐことは無いだろう。揺らいでいるのは株価であり、であるならば、ここは絶好の押し目買いチャンスと言える。但し、今週前半に米国のFOMCという重要イベントがあるため一段の下値を探る展開もあり得るだけに、ピンポイントで決め打ちせずに、1万5,000円より下の水準では何回かに分けて買い下がるというスタンスで臨むのが適切と考える。
【主な決算発表予定】
※本=本決算、修=業績修正、1=第1四半期、2=第2四半期、3=第3四半期、 4=1年超決算の第4四半期、5=1年超決算の第5四半期 【1月27日】 ◆13時~《3》JSR(4185)、東海ゴム(5191) ◆14時~《3》マクニカ(7631)、西部ガス(9536) ◆15時~《3》M-カービュー(2155)、カゴメ(2811)、日信電サ(4713)、モーニングS(4765)、高純度化(4973)、M-エスティック(6161)、鉱研工業(6297)、マックス(6454)、日立国際(6756)、アトム(7412)、キムラ(7461)、蝶理(8014)、日立ハイテク(8036)、FXPbyGMO(8711)、ナガワ(9663) ◆16時~《3》ニフティ(3828)、日立化成(4217)、ヤギ(7460)、岩井コスモ(8707)、タカラレーベン(8897)、トランコム(9058) ◆17時~《3》信越ポリマ(7970) ◆未定 《3》M-さくら(3778)、KOA(6999)
【外資系証券動向】
市場筋によると27日の外資系証券6社の取引前の売買注文は以下の通り。売り注文:1,570万株・買い注文:2,200万株・差し引き:630万株の越しと観測。9営業日連続の買い越し。 金額ベース(6社)では、売り(267億円)、買い(223億円)で売り越し。米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越しとの観測。 売りは、電機、化学、薬品、建設、小売、証券、その他製品、保険など。 買いは、通信、機械、精密、自動車、食品など。 売り買い交錯は、商社、サービス、銀行、陸運との観測。
【証券各社レーティング】
格上げ-強気 コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |目標株価 ------|---------|-------------|---------|-----------------|-------- (6361)|荏原製 |みずほ | --- |「買い」新規 |900円 (1802)|大林組 |SMBC日興 |「2」 |「1」 |690円 (1812)|鹿島 |SMBC日興 |「2」 |「1」 |460円 格下げ-弱気 コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |目標株価 ------|---------|-------------|---------|-----------------|-------- (4568)|第一三共 |みずほ |「買い」 |「中立」 | (7731)|ニコン |野村 |「バイ」 |「ニュートラル」 |出典:フイスコ
【本日の新興市場】
本日の新興市場は、新興国リスクの高まりを背景としたリスクオフムードが逆風となり、上値の重い展開となりそうだ。ただし、先週末と同様に、急速な円高進行下で物色は内需関連に向かいやすいとみられ、ネット関連などが資金の受け皿となることも想定しておきたい。個別では、主力のネット関連など、好決算の期待される銘柄の物色が中心となりそうだ。とりわけ、今週は29日にコロプラ(3668)、30日にサイバーエージ(4751)の決算発表が予定されており、両社の動向は注目されよう。その他、総務省が仮想移動体通信事業者(MVNO)の回線賃貸料を2013年度から半額に引き下げると報じられており、日本通信(9424)やフリービット(3843)などに関心が高まりそうだ。また、テラプロ(6627)は好決算を発表したほか、N・フィールド(6077)は訪問介護拠点数の拡大が報じられている。出典:フイスコ
※1/24後場動きがあった株
※1/24大引け後の材料
・KABU.COM(8703)1/24終値:\582 \-12・PTS 終値:\609 \+27
4~12月期営業利益は前年同期比422.1%増=株高で預かり資産が大幅増。期末配当予想は18円に(前期実績8円)。
4~12月期営業利益は前年同期比422.1%増=株高で預かり資産が大幅増。期末配当予想は18円に(前期実績8円)。
・ファーマライズ(2796)1/24終値:\693 \-11・PTS 終値:出来ず
公募と第三者割り当てによる増資実施=調達額9億4200万円、調剤薬局の新規出店費用に充当。岩渕薬品(千葉県佐倉市)との業務資本提携も発表。
公募と第三者割り当てによる増資実施=調達額9億4200万円、調剤薬局の新規出店費用に充当。岩渕薬品(千葉県佐倉市)との業務資本提携も発表。
・レーザーテック(6920)1/24終値:\1,127 \-21・PTS 終値:\1,251 \+124
12月中間業績予想を上方修正、営業利益は8億5300万円(従来予想5000万円)に=増収効果と固定費の後ろ倒しによう減少で。通期予想は据え置き。
12月中間業績予想を上方修正、営業利益は8億5300万円(従来予想5000万円)に=増収効果と固定費の後ろ倒しによう減少で。通期予想は据え置き。
※1/24のストップ高銘柄 気配含まず・一時含む
・システクアイ(2345.T)
・ラクーン(3031.T)
・データHR(3628.T)
・ポラテクノ(4239.T)
・トーセ(4728.T)
・サイバー(4751.T)
・バリューHR(6078.T)
・ネクス(6634.T)
・プラネックH(6784.T)
・タカチホ(8225.T)
・ARM(8769.T)
・アルデプロ(8925.T)
・スクエニHD(9684.T)
・精養軒(9734.T)
・ラクーン(3031.T)
・データHR(3628.T)
・ポラテクノ(4239.T)
・トーセ(4728.T)
・サイバー(4751.T)
・バリューHR(6078.T)
・ネクス(6634.T)
・プラネックH(6784.T)
・タカチホ(8225.T)
・ARM(8769.T)
・アルデプロ(8925.T)
・スクエニHD(9684.T)
・精養軒(9734.T)
※1/24のストップ安銘柄 気配含まず・一時含む
該当なし
【日証金・東証情報】
○空売り価格規制対象銘柄(1月27日) 24日に主たる市場で基準値に対し10%以上低い価格が約定し、27日は空売り価格規制が終日適用される東証、名証、札証のトリガー抵触銘柄は次の通り。 【東証】 (2905) オーケー食品工業 (3753) フライトホールディングス (3758) アエリア (3841) ジーダット (4335) アイ・ピー・エス (4963) 星光PMC (5282) ジオスター (6661) オプテックス・エフエー (6719) 富士通コンポーネント (6817) スミダコーポレーション (6930) 日本アンテナ (9376) ユーラシア旅行社 (9950) ハチバン (79929)セーラー万年筆第4回新株予約権 【名証】 (7227)]1/24終値:\ \ アスカ 【札証】 対象銘柄なし 出典:時事通信
○総合建設コンサルタント業を中核とする・ウエスコホールディングス(6091)(HD、本社岡山市、山地弘社長)が2月3日、東証2部に上場する。同日付で持ち株会社制へ移行することに伴う単独での株式移転。移転比率は1対1となるため、調達資金は発生しない。前身となる西日本測量設計が1970年設立。89年にウエスコへ社名変更した。公共事業を中心とした設計、調査、測量などの総合建設コンサルタント業が、連結売上高の8割を占める。14年7月期の連結業績見通しは、売上高が前期比6.6%増の90億2000万円、営業利益が同40.2%増の3億9000万円、純利益が同4.0%増の2億4000万円。
○東証は24日、・スリー・ディー・マトリックス(7777)1/24終値:\5,740 \+400の信用取引の委託保証金率を50%に引き上げると発表した。27日売買分から適用する。日証金も24日、同株の貸借取引で同様の増担保金徴収措置を行うと発表した。
○東証は24日、・ユニバーサルソリューションシステムズ(3390)1/24終値:\130 \+11と・ボルテージ(3639)1/24終値:\1,852 \-43を「日々公表銘柄」に指定し、27日から信用取引残高を毎営業日公表すると発表した。
・アプリックスIPホールディングス(3727)1/24終値:\1,720 \-43・セック(3741)1/24終値:\5,230 \+220・リミックスポイント(3825)1/24終値:\289 \+1の日々公表銘柄指定は解除した。
・アプリックスIPホールディングス(3727)1/24終値:\1,720 \-43・セック(3741)1/24終値:\5,230 \+220・リミックスポイント(3825)1/24終値:\289 \+1の日々公表銘柄指定は解除した。
○東証は24日、ジャスダック上場の・ファーマライズホールディングス(2796)1/24終値:\693 \-11を2月17日付で第2部に変更すると発表した。
【新聞からの話題】
・カシオ(6952)コンパクトデジカメ、低価格帯開発撤退(27日、日刊工業1面)
・ユニチカ(3103)タイで不織布増産、現地産業資材を開拓(27日、日刊工業1面)
・愛三工(7283)インドネシアに新工場棟、エンジン機能部品増産(27日、日刊工業5面)
・日電硝子(5214)FPD用板ガラス、中国に新工場建設(27日、日刊工業9面)
・リコー(7752)米IT社買収、中小向けサービス拡充(27日、日刊工業11面)
・第一三共(4568)米向け後発薬打撃、印子会社に輸出禁止命令(27日、日刊工業12面)
・マルハニチロH(1334)社長ら辞任、農薬混入で特別損失35億円計上(27日、FujiSankei4面)
・東電力(9501)柏崎刈羽、審査長期化か(25日、朝日6面)
・シャープ(6753)3年ぶり年間黒字へ(25日、朝日10面)
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。