(2013年12月29日 日曜日 午後1:33 配信)
こんにちは。
SION投資研究所で御座います。
SION投資研究所で御座います。
12月はほとんど配信できず申し訳なく思っております。
2013年もあと2日を残すのみとなりました。
12/30で東京市場も今年の商いの最終日となります。
12/30で東京市場も今年の商いの最終日となります。
騰落レシオ93.5%なので、まだまだ上値余地大です。
私の計算では、17600円前後まで行く公算です。
あくまでこんなものは予測ですので、臨機応変に対応は必要ということはお忘れなく。
チャートは所詮、結果を示したものに過ぎません。
未来を語るのは、分析する能力にあります。
私の計算では、17600円前後まで行く公算です。
あくまでこんなものは予測ですので、臨機応変に対応は必要ということはお忘れなく。
チャートは所詮、結果を示したものに過ぎません。
未来を語るのは、分析する能力にあります。
チャート上でマークしてほしいポイントは25日移動平均線。
この移動平均線を割り込んで来たら要注意です。
そのとき世間様が強気であったら、警報と思って下さい。
大きな陰線が出るはずですし、ニュースにもなるほどの下げが来たときも注意です。
この移動平均線を割り込んで来たら要注意です。
そのとき世間様が強気であったら、警報と思って下さい。
大きな陰線が出るはずですし、ニュースにもなるほどの下げが来たときも注意です。
ところで12月になるとやれ来年はどうなると予想ものが多くなります。
毎年そうですが、来年への期待をそこに投じてます。
毎年そうですが、来年への期待をそこに投じてます。
当たるか外れるかは神のみぞ知る。
話半分に理解しておく方が無難です。
話半分に理解しておく方が無難です。
というのもかつて1989年バブル最盛期のとき、多くの人が株が5万円になるだとか10万円になるだとか威勢のいい声が飛び交いました。
しかし1990年の年頭から株価は下げ、多くの銘柄があっと言う間に半値となってしまい、さらに底なし沼のようにズブズブ状態。
しかし1990年の年頭から株価は下げ、多くの銘柄があっと言う間に半値となってしまい、さらに底なし沼のようにズブズブ状態。
私はそういう経験があるので、にわかにその筋での有名な人たちの声を信じられません。
中には宣伝マンもおられることでしょう。
中には宣伝マンもおられることでしょう。
素直に飛び乗るのも人生なら、疑うのも人生です。
どちらがよいのやら?
どちらがよいのやら?
天邪鬼的、あるいは玉虫色的回答をするのは簡単です。
しかしそれでは信念が揺らぎます。
私の世界の見方が正しければ、間違いなく来年は予想だにしない危機的状況が生まれると思います。
帝国アメリカが大きく揺らぐ年だと思っています。
帝国が揺らぐとその51番目の州であるニッポンが揺らぐことは間違いありません。
しかしそれでは信念が揺らぎます。
私の世界の見方が正しければ、間違いなく来年は予想だにしない危機的状況が生まれると思います。
帝国アメリカが大きく揺らぐ年だと思っています。
帝国が揺らぐとその51番目の州であるニッポンが揺らぐことは間違いありません。
余談ですが、日本が敗戦した当初、アメリカが日本を州に組み入れようと計画したことはあるかと思いますが、そうしなかったのは日本の人口の多さでした。
推定6000万人くらいか?アメリカは日本の約倍ですから13000万人くらいでしたでしょうか。
そうすると3分の1が日本人になったらアメリカとして政権の問題として困るわけです。
仮にもそのころはまだアメリカは民主主義を実現しようと必死だったため、当然に敗戦国でありますが、日本人にも人権を認めないわけにはゆきませんから。
運がよかったのか悪かったのか?ちょうど米ソの防波堤となり、そこへ朝鮮特需が舞い込み、日本は活路を見出し、今日に至っているわけです。
推定6000万人くらいか?アメリカは日本の約倍ですから13000万人くらいでしたでしょうか。
そうすると3分の1が日本人になったらアメリカとして政権の問題として困るわけです。
仮にもそのころはまだアメリカは民主主義を実現しようと必死だったため、当然に敗戦国でありますが、日本人にも人権を認めないわけにはゆきませんから。
運がよかったのか悪かったのか?ちょうど米ソの防波堤となり、そこへ朝鮮特需が舞い込み、日本は活路を見出し、今日に至っているわけです。
それは措きまして、いまや日本は、その内容はどうあれグローバル化しており、世界の動静が大きく影響してしまいます。
干支にひっかけるなら、来年は午年。
ジンクスとするなら午年の勝率は低い。
格言にも「午(うま)尻下がり」という格言があります。
ジンクスとするなら午年の勝率は低い。
格言にも「午(うま)尻下がり」という格言があります。
ところで今年最後のメール配信となりますが、新たな銘柄についてはただいま検討中です。
来年は休みが多いので、年頭にも発表したいと思います。
来年は休みが多いので、年頭にも発表したいと思います。
とりあえず、今年最後の方に出した銘柄は、チェックしておいて下さい。
■フォローアップ
・翻訳センター(2483)
一目均衡表の雲に突入。まだ上げ下げが繰り返されると思いますが、3か月先をにらんでの投資という形では狙ってみたい銘柄です。
・翻訳センター(2483)
一目均衡表の雲に突入。まだ上げ下げが繰り返されると思いますが、3か月先をにらんでの投資という形では狙ってみたい銘柄です。
・澁谷工業(6340)
こちらは、一目均衡表の雲の下限に当たったところです。来年頭に動きがあるような気がします。
こちらは、一目均衡表の雲の下限に当たったところです。来年頭に動きがあるような気がします。
・セルシード(7776)
先日、12/27に下方修正の発表がありましが、バイオ関連ではよくある話。狙っていい銘柄という方針に変更は御座いません。
下降トレンドにありますから、よく見極めて下さい。
1500円前後あるかもしれませんが、そのあたりへ来たら仕込んでいってよいと考えております。
先日、12/27に下方修正の発表がありましが、バイオ関連ではよくある話。狙っていい銘柄という方針に変更は御座いません。
下降トレンドにありますから、よく見極めて下さい。
1500円前後あるかもしれませんが、そのあたりへ来たら仕込んでいってよいと考えております。
・ザインエレクトロニクス(6769)
どんな相場になろうと特殊な技術を持っている企業というのは目を引くものです。
一目均衡表では、先行スパン1と先行スパン2が交差するいわゆる変化日に当たっています。
どちらに転ぶかわかりませんが、動きに注目しておきたいところ。
翻訳センター同様、3か月くらい先に楽しみな銘柄と思っています。
どんな相場になろうと特殊な技術を持っている企業というのは目を引くものです。
一目均衡表では、先行スパン1と先行スパン2が交差するいわゆる変化日に当たっています。
どちらに転ぶかわかりませんが、動きに注目しておきたいところ。
翻訳センター同様、3か月くらい先に楽しみな銘柄と思っています。
■オプション講座 最終回
これまでオプションについて数学を使わずに学んでいただきました。
どういうものかご理解いただけましたでしょうか?
これまでオプションについて数学を使わずに学んでいただきました。
どういうものかご理解いただけましたでしょうか?
最後にオプションの用語として学んでいただきたいものがあります。
「イン・ザ・マネー」「アット・ザ・マネー」「アウト・オブ・ザ・マネー」
この3つの言葉です。
「イン・ザ・マネー」「アット・ザ・マネー」「アウト・オブ・ザ・マネー」
この3つの言葉です。
「イン・ザ・マネー」とは、本質的価値がある状態。
つまり原証券(日経225)より権利行使価格が内側にあるものをいいます。
つまり原証券(日経225)より権利行使価格が内側にあるものをいいます。
「アット・ザ・マネー」とは、原証券と権利行使価格に差がない状態のときを言います。
そして「アウト・オブ・ザ・マネー」とは、原証券より権利行使価格が外にあるものです。
たとえば現在、日経225が15100円とすれば、15000円というコールの権利行使価格はイン・ザ・マネーということです。
プットの15000円の権利行使価格は外側なのでアウト・オブ・ザ・マネーとなります。
プットの15000円の権利行使価格は外側なのでアウト・オブ・ザ・マネーとなります。
これまで説明してきた手法である「ストラドルの買い」「ストラングルの買い」「SQ前」は「アウト・オブ・ザ・マネー」、それも原証券からかなり離れた「アウト・オブ・ザ・マネー(これをディープ・アウト・オブ・ザ・マネーと呼ぶこともあります)を利用したものだということがわかります。
しかし、それはあくまで最悪の損失を考慮したやり方であって、オプションをメインに張るなら、原証券に近いものを仕掛けるのがベストです。
アウトからすぐインするようなものがおいしい。
ただオプションは値動きがとても激しい。
大きなリスクを覚悟出来ない人はこのようなやり方はしない方が得策でありましょう。
アウトからすぐインするようなものがおいしい。
ただオプションは値動きがとても激しい。
大きなリスクを覚悟出来ない人はこのようなやり方はしない方が得策でありましょう。
もちろん今回の講義では基本ラインしかやっておりませんので、研究されれえばオプションの特性を活かしたさまざまなポジションが組めることも理解されると思います。
ここでご説明したかったのは、このようなリスクヘッジがあるということです。
ほとんどの投資家がこういうことを知りません。
ほとんどの投資家がこういうことを知りません。
オプションはちょっと難しいと思われる方は、カラ売りの出来る上場投信を使うというのもリスクヘッジとして有効でしょう。
日本人はいつも祭り気分で相場をやります。
しかし欧米投資家はそんなことをしない。
あくまで計算ずくです。
そういう計算ずくの中から裁定取引(アービトラージー)というものを生み出します。
先物というのは、日本人が江戸時代ころから使っているもので、決して世界にひけをとるものでありません。
しかし日本人に欠けていた資質は、金融という考え方でした。
しかしこの考えが世界を壊すことを欧米人は知らなかった。
しかし欧米投資家はそんなことをしない。
あくまで計算ずくです。
そういう計算ずくの中から裁定取引(アービトラージー)というものを生み出します。
先物というのは、日本人が江戸時代ころから使っているもので、決して世界にひけをとるものでありません。
しかし日本人に欠けていた資質は、金融という考え方でした。
しかしこの考えが世界を壊すことを欧米人は知らなかった。
先物は業者にとってひとつの指針となります。
その意味では近代経済にはなくてはならないものなんです。
これがあるからこそ、遅滞なく私たちはその恩恵に与れる。
その意味では近代経済にはなくてはならないものなんです。
これがあるからこそ、遅滞なく私たちはその恩恵に与れる。
そういう意味では日本人はお米に対してとても最良の方法を見出していたのです。
ところが「お金」という世界がここに紛れ込んで、世界はどんどんおかしな方向に行き始めます。
ところが「お金」という世界がここに紛れ込んで、世界はどんどんおかしな方向に行き始めます。
先物での巨額損失のお話はいろいろありますが、代表的なものとして1995年ニック・リーソンという英国ベアリングス銀行のトレーダーが先物で巨額の損失を出してベアリングス銀行を倒産させた。
証券ではないが、銅の先物取引で1996年、住友商事が2850億円という当時最大の巨額損失を出した事件もあった。
証券ではないが、銅の先物取引で1996年、住友商事が2850億円という当時最大の巨額損失を出した事件もあった。
それからブラック・ショールズ理論を駆使したとされるLTCM破たん事件です。
1997年ノーベル経済学賞を受けた経済学者であるマイロン・ショールズとロバート・マートンといった著名人が取締役会に加わっていたことから「ドリームチームの運用」と呼ばれたロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)という会社がありました。
あっと言う間に倒産。
1997年ノーベル経済学賞を受けた経済学者であるマイロン・ショールズとロバート・マートンといった著名人が取締役会に加わっていたことから「ドリームチームの運用」と呼ばれたロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)という会社がありました。
あっと言う間に倒産。
このような経験をもつアメリカでしたが、LTCM破たんから10年後、2008年金融工学を駆使したとされる商品によって、リーマン・ショックが引き起こされました。
この金融工学でバーナード・マドフ事件という大金持ちがことごとく騙されるとう大きな詐欺事件があった。日本ではあまり報道されなかった。
この金融工学でバーナード・マドフ事件という大金持ちがことごとく騙されるとう大きな詐欺事件があった。日本ではあまり報道されなかった。
先物に関わる以上、このような歴史があることも知っておくべきでありましょう。
そしてバブル崩壊ということを何度も何度もくりかえす愚かな人類を思うべきでしょう。
これが資本主義の真の姿であることも。
これが資本主義の真の姿であることも。
以上でオプション講座を終了致します。
ご不明点などありましたら、メールで遠慮なく質問していただいて結構です。
わかることであれば回答致します。
わかることであれば回答致します。
※実際の投資にあたっては、最終判断はご自身でお願い致します。