投資情報メール20131109号_OP講座2 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

こんばんは。
昨日にひきつづきメール配信させていただきます。

本日の相場は、終始マイナス圏で面白くなかったですね。
昨日取り上げた銘柄もひとつ以外はダメダメです。
そのひとつでさえ、S高とはなりましたが、もっと安く買えるようなところで値がつかなければ意味ないです。
ということで申し訳なかったです。

「ツッコミを狙い、戻り売り」というスタンスでお願いします。

USEN買った人はおられますか?
おめでとうございます♪

本日スポット銘柄で挙げた「デジタルガレージ」ですが、あれは博打です。
NYが100ドルくらい高いときにツイッター上場であれば、勝てたかと思うのですが、なんたって150ドルも下がっているところでというのは無謀でした。
結果的に材料出尽くしという形で売り込まれてしまいました。
いつも「森より木」などと偉そうに申し上げておりますが、森も大事なんです(苦笑)。

さて、今日は株の話は抜きにして、日経225オプションの講座のみ取り扱います。

■オプション講座 その2
(数学なんて知らなくてもわかるオプション講座を目指しております)

では、実際にオプションの値段を覗いてみましょう。

11月限のものは昨日で取引が終わっているので、12限月のものが対象です。
1月限ではダメですか?という質問が来るかと思いますが、これからお話する時間的価値を知れば、長期のものは張れないことがわかると思います。

さて、では権利行使価格14000円のコールとプットのそれぞれの値段を見てみましょう。

コールのオプション価格は、380円です。

プットのそれは、285円です。

現在先物の値段が14090円です。

この価格のそれぞれの意味を考えましょう。

コールとは、前回もお話したように相場が上昇する方に賭ける権利でしたね。
しかも権利行使価格が14000円ということは、近い将来先物すなわち日経平均が14000円よりも高い位置にあると想定しているわけです。
この想定をもっと具体的に設定する必要が実際はありますが、ここではちょっとそのことを措きます。

現在コールが380円。

この価格の内訳をみると、現在の先物価格-権利行使価格を計算すると…。

14090円-14000円=90円。
14000円のコールオプションは最低でも90円の値段がつくわけです。

しかし実際には380円。
380円-90円=290円。

この290円という価値は一体何のか?

こういう計算をすればわかるでしょうか?
近い将来、このコールを買っている人は、日経先物が14380円(14090+290円=14380円)以上を想定しているのです。

つまり290円は期待値なのです。
これをオプションの理屈で説明すると「時間的価値」と呼ぶものであります。

つまり!

オプション価格というのは、本来もっている価値である「本質価値」と期待する部分の価値すなわち「時間的価値」が合わさって構成されているというものです。

株のように企業業績がどうとか面倒なことは一切考える必要は御座いません。

では、今度はプットの価格285円を見てみましょう。
プットは前回学習したように下がる方に賭ける権利です。

つまり権利行使価格である14000円以下になることを想定したものです。
まず本質的価値を見てみましょう。
計算式がこの場合逆になり、権利行使価格-現在の先物価格=14000-14090=-90円
マイナス90円というのが本質価値です。つまり本質的価値は何にもないものです。
なのに285円?

権利行使価格14000-オプション価格285円=13715円

つまりこのプットを買う人は13715円以下を想定しているのです。

285円はその期待値であり時間的価値です。

時間的価値というものがどういうものか?少し説明します。

オプションにはSQ(スペシャル・コーテーション)という期限があります。
前回お話したように限月の第二金曜日がそれです。
実際の売買はその前日木曜日までとなります。実はこの前日を利用したスゴイ技があるのです。
これはもう少し説明した後、ですので後日になってしまいますが、お話しましょう。

その方法(たった2日の勝負ですが)で前回のオプションで数十万円懐に入れたという人が私の知り合いにいます。

では、期日があと3週間先にあるとしましょう。
どうです?相場を読み切るのはなかなか大変だと思いませんか?

期日が1週間後としましょう。
3週間先に予測するよりはまだ確率の高そうな予想が出来ると思いませんか?

換言すると「遠くにいる美人」と「近くにいる美人」です。(女性の方は女性を「イケメン」に置き換えて下さい)
遠くから眺めている美人は、本当に美人であるかどうか?判定はしづらいかと思います。

ところが1メートル先ではどうでしょう?
ここでは視力は問題ないとしますよ(笑)。

10メートル先で見たときより1メートル先の方がはるかによく見えるでしょ?

これが時間的価値なのです。

だから相場が上に上がるという期待値が強いときは、コールはより時間的価値が大きくなり、逆に相場が下がる、どんどん下がっちゃうという不安心理が蔓延しているときはプットの時間的価値が大きくなるのです。
この「ふくらみ」に影響を指数化したものが、ボラティリティーと呼ばれるものです。
しかしこの講座ではそんな難しい用語なんてまったく必要としません。

さて、では宿題です。
12月限月の期日は、12/13ですが、来週頭から12/13までに日経平均が一体いくらになるか予想してみて下さい。
オプションの訓練はそこからが基本です。

わかるわけないじゃないか!
そうです。それが正解です。
しかしわからないからこそ適当でいいんです。
あくまで予測ですから。

その予測に従ってオプションを仕掛けるかどうかが決まります。

もし3週間先までずっと14000円近辺でウジウジした状態がつづくと予想するなら、オプションはやりません。
売り方だったらやらなきゃダメですが、買い方は絶対にやっちゃダメです。
時間的価値の説明のために言いますと、時間的価値は期限が近づけば、近づくほどどんどん価値が減ります。
だからです。

では、14500円以上を予測される方、上記のコール買ったと想定して下さい。
その通りになれば、すくなくとも14500円-14000円=500円にはなるわけですから、380円払っても120円のプラスが生まれます。

あ、オプションは380円×1000したものが支払代金となりますので。38万円(手数料除く)が必要となります。

逆に日経先物あるいは日経平均が13000円になると想定した方は、上記のプットを買ったと想定して下さい。
14000-13000円=1000円この本質価値から支払分の285円を差し引くと715円のプラスが生まれるということです。

どうです?
これで前回の20倍にもなるヒミツがなんとなくわかりましたでしょうか?

オプションの世界にはストップ高もストップ安もありません。
これもまた相場の醍醐味があるところなんです。

さて、長くなりましたので、また次回。

※この講座は、「投資情報メール20131105号」から始まりました。
前号の「20131108号」は講座は休みになってます。
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