8/28 寄り前情報 地政学的リスク回避姿勢より、金・円・スイスフランが買われ、各国株は大幅安  | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

【前日大引状況】
■8/27前営業日大引状況

【前営業日主要指標 8月27日】
NYダウ:14,776.13ドル  170.33ドル安
NASDQ:3,578.52  79.05安
ドル 円:17時:97.02 -97.03
ユーロ円:17時:129.93 -129.97
大証ナイトセッション:13,270円 日中比270円安
CME日経225先物(円建て)]:13,200円 大証ナイト比70円安
日経225前日終値:13,542.37円  93.91円安


【海外市況】
昨日の欧州株式市場は軒並み急落し、欧州の主要株式指数は総じて2%強程度の下落率となりました。昨日の米国株式市場は大幅続落。ダウの終値は前日比170ドル安の1万4,776ドルと6月25日以来、約2カ月ぶりの安値を付けました。シリアに対し米国が軍事介入に踏み切る可能性を警戒した売りが加速しました。前日のケリー国務長官の発言を受けてダウ平均は急落しましたが、他の市場は比較的反応が薄かっただけにその反動が一気に出ました。昨日は小幅な下げにとどまったNADAQは2%超下落。昨日は反応しなかった原油、金の先物相場は急伸しました。コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者信頼感指数は81.5と、前月の80.3から上昇しました。予想の79.0も上回りましたが、地政学リスクの高まりにかき消され市場の反応は限定的でした。

株式市場では全業種が下落しましたが、公益、通信のディフェンシブ・セクターは比較的小幅な下げにとどまり、原油相場の高騰を受けてエネルギーもそれらに続きました。一方、金融、ハイテク、資本財は大きく売られ相場の下げを先導しました。個別ではフェイスブック(FB)が4%の大きな下落。このところ株価が高値追いとなっていただけに反動が大きく出ました。アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)も2%強の大幅下落となりました。

原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は前日に比べ一時3ドルも急伸し1バレル109ドル近辺まで上昇、約1カ月半ぶりの高値を付けました。金先物も大幅高となりました。一時30ドルあまり上げる場面もあり1トロイオンス1,400ドルの節目を大きく抜けてきました。

欧米のシリア軍事施設攻撃の可能性が高まっていると報じられており、空爆も検討されているようです。リスク回避姿勢が強まり、為替市場では安全通貨と見なされている円とスイスフランが買われました。一方、地理的に中東に近いトルコリラが売られ他の新興国通貨も連れ安となりました。注意したいのは相場というものは「噂で買って事実で売る」ということ。湾岸戦争のときも、実際に空爆開始となると金は急落、株は急騰となりました。現段階でそこまで想定するのはやや先走り過ぎかもしれませんが、リスクオフが一気に巻き戻るシナリオを頭に入れておくことが肝要と思います。


【本日の市況見通し】
今日の日本株相場は欧米株の大幅安と円高で下値模索となりそうです。先週つけた安値を意識しながら1万3,200円絡みの展開が予想されます。日経225の月足を見ると、これまでは月中は上下に大きく動いても、月末の値は判で押したように1万3,000円の半ばから後半に収束してきました。今月も今日を入れて残り3日ですがこのまま膠着していたレンジを下に放れて終わることになるか、それとも収束レンジに戻せるのか注目ポイントのひとつです。


【本日の経済指標発表予定】
(国 内)
・7月の自動車各社の生産・販売実績
・岩田日銀副総裁が京都市で講演
・8月地域経済動向(内閣府)
・安倍首相が中東3カ国とジブチを歴訪(29日まで)
・消費増税の影響を調べる政府の集中点検会合(31日まで)

(海 外) 
・7月の米仮契約住宅販売指数
・米エネルギー省の石油在庫統計(週間)
・ブラジル中銀が政策金利を発表(29日早朝)

【市場の話題】
・朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り890万株、買い610万株、差し引き280万株の売り越しとの観測。金額ベース(6社)では、売り(102億円)、買い(64億円)で売り越し。米国系証券、欧州系証券ともに売り越しとの観測。売りは、ゴム、商社、小売、サービス、ETFなど、買いは、薬品、機械、精密、その他製品など、売り買い交錯は、食品、石油、化学、電気機器、通信、自動車、銀行との観測。

・学研(9470)前日終値 313円  13円高
特に材料見当たらず株価の値ごろ感など妙味に。

・東北電力(9506)前日終値 1,161円  45円高
前日には三菱UFJが「ニュートラル」に格上げ。

・横河ブリッジ(5911)前日終値 1,288円  41円高
五輪東京招致期待でインフラ投資関連として買われる。

・オプテックス(6914)前日終値 1,314円  113円高
売出価格の決定期間入りとなり。

・KLab(3656)前日終値 982円  58円高
連日の株価急伸で利食い売り圧力強まる。

・江守商事(9963)前日終値 1,163円  65円安
公募増資実施による希薄化・需給懸念など続く。

・アイスタイル(3660)前日終値 493円  24円安
株価下落が見切り売りを強めさせる。

・カーバイド(4064)前日終値 333円  15円安
個人の見切り売りに下落基調が止まらず。

・東京建物(8804)前日終値 848円  38円安
オリンピック期待で買われてきた不動産には利食い売りも。

・牧野フライス(6135)前日終値 588円  26円安
SMBC日興では設備投資関連銘柄の目標株価を引き下げ。

・ヤマダ電機(9831)前日終値 3,230円  125円安
エディオンとLIXILの提携による競争激化懸念も。



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