GPIF、環境債に投資
2019/9/26 11:31 FISCO
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、早ければ来年度にも環境分野への配慮に優れたグリーンボンド(環境債)への投資を本格的に始める方針だということが一部メディアによって報じられている。ESG(環境・社会・企業統治)投資を重視する立場から国内の環境債市場の育成にもつながると判断し、今回の決定に至ったようだ。
関連銘柄:4件
・三菱ケミカルホールディングス(4188)東証1部
ESG投資のための株価指数に多数採用されている
総合化学国内最大手。アクリル樹脂原料世界1位、炭素繊維世界3位、エチレン生産能力国内1位。脊髄損傷を対象患者としたMuse細胞の臨床試験を開始。今期減配は行わない方向。1Q営業利益は市場コンセンサス超過。 記:2019/08/15
・花王(4452)東証1部
環境や社会的課題の解決を経営目標に取り入れている
日用品・化粧品大手。機能化学品も。国内は付加価値化を推進。海外はアジア軸に業容拡大狙う。19.12期2Qは化粧品の改善が進むも紙オムツが低調。下期に挽回を図り、通期では増収増益を目指す。30期連続増配へ。 記:2019/08/04
・KDDI(9433)東証1部
社会貢献サイト「キボウのカケハシ」の設置など
総合通信大手。auブランドの携帯電話が主力。通信とライフデザインの融合を推進。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。3年で1000億円の費用削減計画。JALと5G活用航空関連サービスで提携。1Qは増収確保。 記:2019/08/21
・NTTドコモ(9437)東証1部
CSR中期計画2020を掲げる
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。決済など非通信の強化に力注ぐ。20.3期は通信料金を最大4割引き下げた新プラン導入が響く見込み。連続増配は継続予定。新プランの影響は5年をかけて穴埋めへ。 記:2019/08/07
出典:フィスコ
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