セゾン情報システム(9640) セゾン情報システムズはHULFT好調で20年3月期は会社計画超過
セゾン系のシステム開発会社、セゾン情報システムズは9月11日、2020年3月期第2四半期の連結業績計画を上方修正した。自社製品のデータ連携プラットフォーム「HULFT」などのライセンス販売やクラウド型サブスクリプションサービスが好調だったため。
9月19日発売の「会社四季報」秋号では、すでに会社期初計画をやや上回る独自予想を立てていた。今回の発表を受けて、表記程度に通期予想を再度増額する。
会社側は、HULFTなどの好調が下期も継続するかは不透明であること、金融向けのシステム開発が一部、期初計画通りに進展していないこと、などから通期計画を据え置いている。
東洋経済では、会社のいう不確定要素はあるものの、HULFTをはじめ好採算分野の売上構成比率が高まっていることもあり、上期増額分の一定程度は通期でも残ると現時点では判断している。第2四半期決算など今後の会社発表を見極め、東洋経済予想を適宜、見直していく。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2019.03 23,641 2,332 2,345 2,034 125.6 45
連本2020.03予 24,400 2,900 2,900 2,400 148.2 85
連本2021.03予 25,500 3,200 3,200 2,650 163.6 85-90
連中2018.09 11,353 1,232 1,237 1,012 62.5 10
連中2019.09予 11,400 1,500 1,500 1,300 80.2 40
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