◇【市況】前場に注目すべき3つのポイント~権利行使価格の中心レンジが切り上がる可能性も | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

2019年09月11日08時40分
 
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
 
■株式見通し:権利行使価格の中心レンジが切り上がる可能性も

■前場の注目材料:電通、19/12期通期単独の純利益を上方修正

■NTTドコモ、携帯基幹網を完全仮想化、24年度までに
 
■権利行使価格の中心レンジが切り上がる可能性も
 
11日の日本株市場は、引き続きこう着ながらも底堅い相場展開が意識されよう。10日の米国市場ではNYダウが73ドル高と続伸。ナスダックは小幅ながら続落だった。欧州中央銀行(ECB)理事会での金融政策発表を控えて、ハイテク株など持ち高調整の売りが先行したが、米中協議進展への期待から底堅い展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の21450円。円相場は1ドル107円50銭台と円安傾向で推移している。
 
注目されていた米アップルの新製品発表イベントで定額制映像配信サービス「Apple TV+」を11月1日より月額4.99ドルで提供すると発表した。アップルは1%超の上昇となっており、アップル関連やコンテンツ関連などへの支援材料になりそうだ。
また、シカゴ先物にサヤ寄せすることから、日経平均は節目の21500円処を窺う展開が意識される。8月前半の戻り高値水準であるため、利益確定の流れも出やすい水準であろう。一方で、週末に先物オプション特別清算指数算出(SQ)が控えているため、権利行使価格の中心レンジが切り上がる可能性が意識されてくる。限月交代に伴うロールオーバーが中心ではあるが、節目の21500円を捉えてくるようだと、ヘッジに伴う買い等も意識されやすく、意外高の可能性もありそうだ。21500円では強弱感が対立しやすいとはいえ、SQ接近局面でのレンジ切り上げを見極めるところである。
 
その他、テクニカル面では一目均衡表の雲上限を突破してきており、遅行スパンは実線を突破し、上方シグナルを発生させてきている。楽観はできないとはいえ、テクニカル面ではシグナルが好転してきており、支援材料になる可能性がある。さらに、昨日はメガバンク等の物色が強まったことから、出来高は14億株台と約1か月ぶりの水準まで膨れている。
依然として低水準ではあるが、外部環境に対する警戒感が和らいでおり、ショートカバー中心ながら、物色対象に変化がみられてきている点は安心感につながろう。引き続き、売り込まれていた銘柄などへの見直す流れが継続するようだと、押し目買い意欲も高まってくることも期待されてくる。

 
■電通、19/12期通期単独の純利益を上方修正
 
電通<4324>は2019年12月期通期単独の業績予想の修正を発表。純利益を従来の406億円から581億円に上方修正している。リクルートホールディングス株の売却益を計上する。連結決算では国際会計基準におけるその他の包括利益として会計処理されるため、連結業績予想への影響はないとしている。
 

■前場の注目材料
 
・日経平均は上昇(21392.10、+73.68)
 
・NYダウは上昇(26909.43、+73.92)
 
・シカゴ日経225先物は上昇(21450、大阪比+100)
 
・1ドル107円50-60銭
 
・SOX指数は上昇(1583.15、+6.76)
 
・VIX指数は低下(15.20、-0.07)
 
・株安局面での自社株買い
 
・米追加利下げ期待
 
・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討
 
・日銀のETF購入
 
・NTTドコモ<9437>携帯基幹網を完全仮想化、24年度までに
 
・島津製<7701>次期3カ年中計、質量分析計、売上高600億円へ
 
・伊藤忠<8001>市川に物流センター完成、契約率100%、Eコマース拡大追い風
 
・三井物<8031>豪・炭素繊維関連会社と戦略的提携
 
・豊通商<8015>医療情報事業社と提携、健康サポート機能強化
 
・THK<6481>在庫検索などシステム外販、製造業のデジタル化支援
 

☆前場のイベントスケジュール
 
<国内>
・内閣改造・自民党役員人事
・08:50 7-9月期大企業全産業景況判断指数(予想:-1.0、4-6月期:-3.7)
 
<海外>
・特になし

関連銘柄 7件

4324 東証1部
電通
3,740
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 1,078,653百万円
国内トップの広告代理店。テレビや新聞、ラジオの広告枠取引、広告制作、マーケティング、PR等を国内外で展開。19.12期上期は国内のデジタル領域の伸長や海外のM&Aが寄与も、テレビ、新聞向けは足踏み。 記:2019/08/08

6481 東証1部
THK
2,800
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 374,800百万円
産業用機械部品、免震システム等を手掛ける。直動案内部品LMガイドでトップシェア。JAXAとロボットハンドを共同開発。米州苦戦。エレクトロニクス向けを中心とする需要調整が響く。19.12期2Qは業績低調。 記:2019/08/28

7701 東証1部
島津製作所
2,662
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 788,138百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。医用画像診断機器や航空、バイオ、環境関連も展開。今期営業利益計画はコンセンサス未達も、為替前提1ドル=105円で保守的。 記:2019/06/21

8001 東証1部
伊藤忠商事
2,232.5
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 3,538,267百万円
繊維や食料に強みを持つ総合商社。世界63カ国に約110の拠点を持つ。7月から8カンパニー制へ移行。19.3期は食料、エネルギー・化学品、機械が伸長。ユニー・ファミリーマートとヤナセの子会社化も寄与した。 記:2019/06/30

8015 東証1部
豊田通商
3,585
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 1,269,294百万円
トヨタ系総合商社。トヨタ向けに原料調達や物流を手掛け、再生可能エネルギーや電子部品も展開。飲料やヘルスケアなど非自動車部門を育成。19.3期営業利益はコンセンサスを上振れ。今期も純利益過去最高更新見通し。 記:2019/06/24

8031 東証1部
三井物産
1,788
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 3,115,315百万円
大手総合商社。金属、エネルギー、機械・インフラ、化学品など事業を多角的に展開。資源関連に強み。ヘルスケア等に経営資源配分。20.3期1Qは増収増益。金属資源部門は収益堅調。鉄鉱石販売価格の上昇等が寄与。 記:2019/08/30

9437 東証1部
NTTドコモ
2,751
9/11 0:00
±0(0%)
時価総額 9,175,220百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。決済など非通信の強化に力注ぐ。20.3期は通信料金を最大4割引き下げた新プラン導入が響く見込み。連続増配は継続予定。新プランの影響は5年をかけて穴埋めへ。 記:2019/08/07
 
 
出典:フィスコ
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