7/24 浜巡りその3は北東→東→南です。風上側なので波風が強い強い。台風来てるぅ!
皆田。徹ウジャは初心者向けって言ってたけどそれは多分、目の前のパナリ(写真に写ってる離れ小島)周辺に魚がいっぱいいるという距離感を指していて、時間帯によっては強烈な右流れとパナリのトンネルを抜ける離岸流が出るので実は要注意。
宇勝〜寺崎〜黒花〜皆田と繋がるピシバナ(リーフ)はこの順に浜から遠くなる。皆田では多分宇勝の3-4倍泳がないとピシバナに辿り着けない。2015年と2018年にはピシバナまで泳いで外海にも飛び込んだけど、パナリを過ぎたらイノーにほぼ何も無いのでまあ修行です。その代わり外海はめちゃんこ綺麗。
2018年の出発日朝も行こうとしたんだけど横流れを感じて引き返した。
大三ヤカに皆田のピシバナまで泳いだ事があると話すと、バケモンだなお前って言われた。タリバンと呼ばれたりバケモンと呼ばれたり大変です。
2015年の10月上旬、東京へ出発する日の朝にも皆田で泳いでて、パナリの裏側で岩穴に潜んでたアイナーと目が合って、正面から銛ぶっ放して仕留めてジップロックに入れて手荷物で運んだ。書いてますね昔。
浜に戻ると漁師さんに何かとれたか?て聞かれ、今何歳だ、与論に戻って漁師にならんか、鹿児島県から住宅補助も出るぞ、今晩暇か、一緒に海に行かないか、と勧誘された。飛行機ブッチしたかったな。
漁師さんは奄美海族塾の髙井直人ウジャの事も知ってた。さすが直人ウジャ有名人。
南下します。
プナグラ(船倉)を北から望む。ユリバマ(百合が浜)まで泳ぐ/歩く時は北側(船倉側)から行くって徹ウジャに教わった2018年夏、途中で雨が降って来て、土砂降りの中大笑いしながら渡ったな。
南下します。
島外に最も名の通ってる浜ではないでしょうか、ウフガニク(大金久)。百合が浜で有名だから旅行雑誌なんかにも載ってるよね。強風を遮る物が無く、大変怖い。15m/s超えてた筈。
この浜の入り口に連なるお土産屋台の婆ちゃん達は「お土産買ってかないか」と話しかけて来るんだけど与論語で返すと「お茶飲んでかないか」に変わる。
そんな屋台もこの天気では勿論閉業中。
南下します。
大金久海岸の南端、シーマンズビーチって言われてるけど本来の名前はなんて言うんだろう。大金久としてひとまとめに認識してて区別してない気もしますね。
更に南下します。
アーサキ(赤崎)。砂が赤い。書いてて気付いたけどもしかしてそれが由来!?違うかな。
大金久のお土産婆ちゃんのうちの1人の姉さんがこっちにお店を出してて、ミヨコ?ミヤコ?って言ったかな。2013年の3月だったか、私が自転車の前カゴにウェットスーツを含む海具一式を入れて島中走ってる合間にお話ししたことがある。
昔の与論のホテルにはディスコが併設されてて2時間交代制で、息子さんがそこで働いてたらしい。この近くだとすると、今や跡形もなく緑に覆われてるエメラルドホテルのことを言ってたのだろうか。
それから、パンジキ(沖縄でいうハジチ。針突。手の甲に刺青入れるやつね)についても聞いてみた。婆ちゃんはもう80代だろうけど、昔話を聞いた所によるとそこまで上の世代でもパンジキは見たことないって言ってた。なんかそういう独自フィールドワークみたいなことをしてた昔の私。謎w
徹ウジャは確か親戚の婆さんのパンジキをギリ見たことがあるとか言ってたような...。私の曽祖母ナヘはしてなかったみたい。
2012年10月のたしか27日にここで泳いだ。徹ウジャが車で連れて来てくれたけど、一緒には泳がなかった。その時も少しは波があって、黒い岩の手前で泳ぎなさいと言われた。そのくらい浜に近くても結構デカい魚がいるんだよね。
徹ウジャは私の足ヒレをみて「本格的だな」て言ってた。確かに後年一緒に泳いだ時はマリンブーツだけで泳いでた。世代ですね。そういえば奄美で春吉ウジャにこんな話を聞いたことがある。「昔は、潜って行く人の白い足の裏が水面から見えたという。足の裏は日焼けしてないから。中学生でも20メートル潜るやつもいたらしい」
私が赤崎で泳いだのは2015年の10月初頭が最後。
そんな思い出に浸る間も無く南側を走ります。
ピャーヌパンタ。晴れてれば沖縄が"手に取るように(by祖父)"見える丘。沖の白波がごつい。
私のアナザーホーム、トゥイシに来ました。正規にして唯一の入口。
去年の9月末はずっと北風だったから毎日のようにここで泳いでた。海好きはみんな干潮時刻をだいたい把握してて、明日海行く?13時頃トゥイシかな。じゃあまた明日、会えたら!なんて会話を茶花でサヤ姐としてた。翌日の夜には、今日トゥイシにいた?いたよ。やっぱいたよね!なんてね。サヤ姐の仲間が夜光貝とタカセガイを見付けてたらしい。
そんな思い出に浸りながら南岸を走る。
与論港辺りもとんでもねえ波くらってます。
パラダイスビーチもパラダイス感無し。ここにあった2連ブランコの片方の椅子がいつかの台風で飛んで、その後別の台風で本体丸ごと消し飛んだ。
パラビはピシバナが浜から近い。多分島で一番近い。2015年に外海から帰って来る途中で初めてちっちゃいサビチラを突いた時の事をこのブログに書いてます。
19時過ぎ、浜巡り終わり。
7/24も佳き日だったかな。あまり泳げないなりに。それでも泳いだけど。
備えあれば憂い無し。ミシジマイおにぎりは、おにぎり界の頂点です。
-.-.-.
Septeto Bunga Tropis の2ndアルバム"Kisah Tropis"各CD店で好評発売中です。
発売記念公演より収録曲「誰もいないタッチビ」
https://m.youtube.com/watch?v=4bPrjkXpXMk
【中路英明スーパーラテンセッション】
10/20日曜日
大塚ミュージックフェスティバル
大塚駅南口16:30-、無料
中路英明 tb
髙井汐人 ts
鈴木よしひさ g
畠山啓 pf
コモブチキイチロウ b
大儀見元 per
岡本健太 d
ラテンジャズ日本代表みたいな集団にブッ込まれております!ビビってる!いや、もはや楽しんでる。















