某料理人の方が作ってくれたスパゲッティ。酸味爽やかなトマト、イタリア料理にしては多めの赤唐辛子、とろけたモッツァレラチーズ、ニンニク、肉。多種の調味料に頼るより塩だけで食材の旨みを活かす事を重視してるそうで、まさい!


うがみやびらん。


が。それだけではない。麺の茹で加減?食感?が絶妙である。茹で湯の塩加減が正しければ、茹で終えるべき瞬間に麺の表面が光るからタイマーを使わず味見もせずに鍋から引き揚げられるらしい。かっこいい!!


落◯シェフ(「予約で◯っぱいの店」シリーズのパスタソースで有名な方ですね)のお店に勤めてた頃、厨房にタイマーが配備されてるのにそれを使うと「うるせえ」と怒られるから料理人達はみんな使ってなかった、ランチですら8種類の麺を使い分けてた、と思い出話もしてくれた。そういう環境で経験を積んで勘を磨いたんだなあ。


麺を鍋からフライパンに移してソースを絡める時も、水を足して仕上がりを調節したり、足し過ぎて水っぽいなと思ったらオリーブオイルを足してとろみを付けたりするらしい。


「一番やばいのだと麺を茹で忘れてたってのがありましたね」 生麺を1分くらい茹でてソースのフライパンに放り込み事無きを得た!かと思いきや結局怒られた、と。


トラブルシューティングも色々ですね。


スーパーで売ってる麺を茹でる時は、例えば茹で時間8分と書いてあったら5分で引き揚げて残りの3分はフライパンでソースと絡める時間に使うと良い、と助言を頂いた。「パスタは和え物」だそうです。


その後コロナウィルス対策の外出自粛で自炊機会が増えたので、助言を参考に自分でも作ってみてます。


アスパラとエビ。


アスパラとベーコン。


これは助言前に春キャベツと鶏胸肉で作ったやつ。


上達すると良いな。


4月に予定されてた菊地成孔Song-XXの名古屋公演は、コロナウィルスの影響で無くなってしまいました。名古屋ブルーノートに出られるのを楽しみにしてたのに残念ですが、仕方ない。ひつまぶしとか土手煮込み食べたかった。


-・・・ ・・--・ ---・- -・ -・・・ --・-- -・--- -・・-・ ・・-- 


5/28() Septeto Bunga Tropis

@荻窪Rooster