パーカッショニスト池宮ユンタ氏率いるYalaqweが中野ブライトブラウンで演奏しました。
今回はベースのヤマトヤスオ氏不在により鍵盤の千葉岳洋氏が臨時参加しました。
ソロの多彩な技術だけでなく各種音色の使い分けや独創的な低音の重ね方等、奏者としての魅力だけでなく、ユンタさんから配られた音符だけの楽譜に斬新且つ自然な和声を付けるなど編曲家としての彼の個性も垣間見えるステージだったと思います。ユンタさんはそのアレンジを聴いて「この涼しげなコードは僕の頭の中で鳴ってたんだけど、楽譜にどう書いて良いかわかんなかったんだよ」と言ってました。無茶を言っても汲み取ってくれるメンバーで良かったね。
今回はベースレスならではの千葉君の自由な演出が光ってたと思います。ユンタさんは「今まで敢えて和声楽器無しでやってたのに鍵盤入れてみたらとてもやり易かった。大満足です。それが言いたかった」と曲間に言ってました。どうなるヤラクエ。
因みに千葉君はトロンボーンやユーフォニアムも吹けます。トロンボーンといえば、中路英明さんも左利きなんです。
7/26(木)のSepteto Bunga Tropisには中路さんが出られない!という訳で、YalaqweやJazz Klaxonでも活躍するアルトサックス奏者、関根恒太朗さんがご参加下さいます。
自分や誰かが誰かの代役を務める時に、予期しない良いものが出来るのが好きなんだ。とユンタさんは仰いました。ヤラクエに続いて、奇跡的名演が出る事でしょう。ホットスタイルのアルトサックスを心ゆくまで御堪能下さい。
ヤラクエに出られなかったベースのヤマトヤスオ氏も今度はちゃんと来るはずです。
みんな来てね!
https://facebook.com/events/726675650790135/
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【7/26(木)Sexteto Bunga Tropis feat. 関根恒太朗】
“Sekine Bunga Tropis”
@荻窪Rooster North Side
19.00 open / 20.00 start
¥3000
髙井汐人 ts / 関根恒太朗 as / 中嶋錠二 pf / ヤマトヤスオ b / 大儀見元 bon / 池宮ユンタ con / 田中教順 d
【8/22(水)Afro Haitian Jazz Session with Zeke Nealy 】
@下北沢Circus
19.00 open / 20.00 start
¥3500
Zeke Nealy, 池宮ユンタ、武田ヒロユキ、関弘太(per) / 関根恒太朗(as) / 髙井汐人(ts) / 杉本亮 (kb) / ヤマトヤスオ(b)
【9/9(日) Song-XX】
@横浜 Motion Blue
菊地成孔(cdj, as) / JUA (rap) / DyyPride (rap) / 髙井汐人(sax) / 小田朋美(pf) / 鳥越啓介(b) / 秋元修(d)
【10/18(木) I. y. a. @六本木Claps】
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Yalaqweの後にはチューバの高岡さん率いるDead Man’s Liquorが出演しました。
私は最初の曲しか聴けませんでしたが、いきなりアンコール級の盛り上がりでした。
ベースがいる編成でチューバはどういう役を担うんだろうと思ってたら普通にフロントだった。循環呼吸も出てました。エンターテイニング。
耳慣れたメロディー感、ありそうでなかった編成、良く知ってるようでいて少し意外性のあるアレンジが爆音で披露されてました。
迫力。