https://matome.naver.jp/m/odai/2148686169226019101
買った場所の近所の街角。ここ、昔は塾だったか何だったか…近くの自動車整備工場も最近無くなりました。
うがみやびらん。
今月上旬からの話。
ジャズとヒップホップの融合を標榜した菊地成孔氏の新バンド”Song XX”のリハーサルが始まりました。楽器のソロがある生バンドのヒップホップ、といった印象を受けます。
「サックスはソロだけ吹けば良い簡単な曲と、永遠に出来そうにない曲があります」と最初に菊地さんに言われた通り、楽譜に殆ど管楽器用の音符の無い曲に混じって一つだけ、一見して目を背けたくなるレベルの難曲がありました。
菊地さんは「俺も出来ればさらいたくないよ...w」と言いながらも他の曲の練習を終えるとその曲の参考音源をかけ、その後でリズムセクションに指示を出して実践に移り、私も一応リズムを理解してソロである程度遊べる所までは行ったんですが(もう忘れたんですが)いかんせん管楽器二本のユニゾンテーマが難し過ぎる。しかも超長い。最初の一小節しか吹けない。「テレッテー」以上。本来テナーサックスの音域でもないし。
「菊地さんすみません、これは本番までに絶対に間に合いません」
これは弱音などではなく何て云うの、本音?じゃなくて報連相?期待値コントロール?とにかく出来ない事を出来るかも知れないみたいな曖昧な状態にしとく訳にはいかないので正直に宣言した訳です。すると
菊「えぇー…髙井君なら出来るでしょー…w」
汐「じゃあ菊地さん出来ます?これ」
菊「俺?俺は……出来ないw でも!ソロは出来る!ソロならバッチリ!w」
汐「ほらー、出来ないでしょ?無理ですってこれは」
という訳でこの曲は今回はやらない事になりました。大丈夫、他の曲超かっこいいし。メンバー向けのメールによれば9月9日横浜Motion Blueではやりたいらしいけど、不安が募ります。
JUA氏のラップには日本語と英語と仏語の歌詞があるようでした。元Simi LabのDyyPride氏も加わります。
このグループについての菊地さん本人の説明が下記リンク先で読めます。
https://twitter.com/h_naganuma/status/997400459785760773?s=21
「口で説明出来ない」って最後に書いてあるけどそれまで文章で長々と説明しとるがね!w まあ、説明仕切れない魅力があるさ、と。そりゃ音楽ですからね。
上記の説明に拠るとこのバンドの名前はギターのパットメセニーとアルトサックスのオーネット・コールマンが共演したアルバムから
「その名をストールン」!!
しているそうですが(彼はとんでもないものをストールンして行きました…アルバムの題です...by汐形警部)、そのオーネットコールマンという人はサックス史視点でも変わった趣味の人で、白いプラスチック製の楽器(Grafton)を使ったり、普通の楽器の最低音より半音低い音まで出るベルの長い特殊仕様のマーク6を使ったりしてました。その低い音をどれくらい活用してたんでしょうね。
因みに私は今回ソプラノサックスとテナーサックスを吹きますが、場合によっては菊地さんのアルト(Mark 6)もお借りして吹いてしまうかも知れません。ナルヨシックスをストールン!?…いや、でもやっぱ晴れたら自分の持ってこうかな…重いな…
スティーブ・コールマン、スティーブ・リーマン、キクチ・ナールマンの曲をやります(表記はメンバー向けメールに準ずる)。みんなきてね。
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【5/24(木) Song-XX】
@渋谷JZ Brat
菊地成孔(cdj, as) / JUA (rap) / DyyPride (rap) / 髙井汐人(ss, ts) / 小田朋美(pf) / 鳥越啓介(b) / 秋元修(d)
https://www.jzbrat.com/liveinfo/2018/05/index.html#20180524
【7/13(金)YALAQWE】
@中野Bright Brown
池宮ユンタ(per) 関根恒太朗(as) 髙井汐人(ts) ヤマトヤスオ(b)
出演: YALAQWE, 高岡大祐Dead Man's Liquor
※YALAQWEの出演は前半, 19.30-です
【7/26(木)Sexteto Bunga Tropis feat. 関根恒太朗】
“Sekine Bunga Tropis”
@荻窪Rooster North Side
19.00 open / 20.00 start
¥3000
髙井汐人 ts / 関根恒太朗 as / 中嶋錠二 pf / ヤマトヤスオ b / 大儀見元 bon / 池宮ユンタ con / 田中教順 d