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福島の桃はうまいだけでなく、安い。かなりの大きさの4玉で298円とかなんだが、東京のスーパーで見かけたのは1玉でそれくらいしてたので名産地の利を実感した。

今回は黄金桃という種類を入手して2玉は生食し、2玉は白ワインと白砂糖で煮込んでバニラアイスと一緒に頂きました。リンゴを赤ワインで煮た時は白砂糖の他にシナモンとカルダモンを使いましたが今回は単純な味付けにしてみた。まさい!

もっと細かく刻んで煮込むとジャムになったんじゃないかと思います。

黄桃の外見は白桃と大差無かったね。

うがみやびらん。

先月の話。某バンドのリーダーからメンバーへ、メッセージが届きました。

「今1番、熱いお気に入りのミュージシャンは日◯皓正です。曲は『往復ビンタ』」

これだけでどのバンドか一部の方にはバレますね。用件はライブに向けたメンバーの予定の空き確認だったのですが、

「俺たちが本物のジャズミュージシャンという事をお客さんに往復ビンタしてでもわからせるチャンスだ。」

と息巻くリーダーの意気込みも虚しく、ドラマーのスケジュールが空いてませんでした。メッセージのやり取りが続きます。

ドラマー「池宮ユンタ on the drums」

ユ「俺はまだデビューしないから、申し訳ないけどドラムの話は受けれないんだ。手で叩くとシメられる世の中だしな。」https://youtube.com/watch?v=j6AHt2Kd5fw

リーダー「ユンタは手で叩いた後の目つきでシメられるんだよ。」

ギリギリを旨とする芸風は内輪でも健在でした。結局ジャズクラクションのフルメンバーライブの日程は未定ですが、続報を気長にお待ち下さい。

尚クラーク・テリーは、舞台上で予期せぬ事が起きたら「笑顔でもって修正する。演奏を悪いものにしようとして舞台に立つ人は居ないし、次回は自分かも知れないんだし」と言ってます。下記動画14分過ぎから。
https://youtube.com/watch?v=RucVU6F2l5I

件のビンタの方もクラーク・テリーもトランペッターですがトランペットといえば、この歌が最近のお気に入りです。

https://youtube.com/watch?v=vXGOrRjbpqA

Ruben Bladesによる"Ligia Elena"です。演奏を聴くとトランペットは入ってなくてトロンバンガ(トロンボーンだけの管楽器編成)ですが、この歌はトランペッターと恋に落ちた女の子の事を歌っているのでした。歌詞の内容はこんなです:

「リヒア・エレナという娘がトランペッターと駆け落ちした。二人は小さな部屋に少しだけの家具を置き、慎ましく幸せに暮らした。娘の両親は彼女の行方を捜し『我々はどこで教育を間違ったんだ?』と嘆いたが、噂を聞いた他の女の子達は『私のトランペッターはいつ現れるのだろう?』と羨んだ。」

ポップスやジャズでよく耳にする恋歌には一人称で気持ちを歌う曲が多いけど、この曲は第三者視点からの叙述、物語りスタイルになってるのが面白いね(※1)。

サルサではこんな風に自分の恋心を切々と独白する或いは相手に訴える以外の歌詞の曲も多い気がします。

他にも例えば、交際を相手の親族に賛成して貰えるかどうかという状況を「彼女の母と祖母は味方に付けた、あとは父と祖父だ!」とコミカルに?歌った曲もあります。Willie Rosarioの"Me Tendran Que Aceptar."これも歌としては面白い状況設定ですね。

https://youtube.com/watch?v=suo5bO4TjWM

この曲は私がピアノとコロ(サルサのコーラス)で参加してたAfinca 247というサルサバンドで演奏した思い出の曲でもあります。

あとは、こんなのもあるよ。

https://youtube.com/watch?v=KpEaTx5haFM

惚れ込んだ相手に「こんなに一途なんだから付き合う相手は俺に決めてくれ」と嘆願するカンタ(リードボーカル)に対してコロが「彼女の気の向くままにさせてやれよ」と返す歌。Conjunto Libreの"Decidete"

https://youtube.com/watch?v=Gk8eEfjXRGc

ここまで書いて思い出しましたが、そもそもサルサの先祖であるソンというジャンルの一番の定番曲"El Cuarto De Tula"って「トゥーラおばさんの部屋が火事になった!」という歌なんだよな。火事というのはここでは性欲の例えだそうです。第三者視点で火を見るよりも明らかな性欲…。

https://youtube.com/watch?v=XZHF6SDWtU8

スウェーデンのグループがカバーしてるこのバージョンが好きです。

https://youtube.com/watch?v=CjgqXcGGMr4

何十年にも亘ってありとあらゆるソンミュージシャンにカバーされてる曲ですが(トゥーラおばさん凄えな…w)、イントロの旋律はあんまりいじられてないようです。こんな風に曲のシグネチャーになるような印象的なイントロが書けたら良いなあ。

私に歌詞が書けない事は火を見るよりも明らかなので、専ら器楽曲で想いを伝えようと思います。

https://youtube.com/watch?v=o7QA53ifB5g

Septeto Bunga Tropisの今年最後のライヴは10月19日(木)です。これの後は暫くお目にかかれないかも知れません。どうやらレコーディングやるっぽいので…

みんなきてね。

※1 物語: 与論でムヌガッタイ(物語り)というと語り合いみたいな感じです。合体はしません。

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【10/15(日) DC/PRG】
@渋谷 WWW X

【10/19(木)Septeto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster North Side
19:00 open / 20:00 start / ¥3000

【10/24(火)柴田亮太郎(g)】
@赤坂 November 11th

【11/3(金祝) DC/PRG】
"Festival de Frue 2017"
@つま恋 リゾート彩の郷(静岡県掛川市満水2000)
12:00 open / 13:00 start
問い合わせ先: http://frue.jp/
発売日: 発売中