うがみやびらん。
今月上旬の話。
某有名企業の顧客向けプライベートディナーイベントでアコースティックジャズを演奏しました。
ジャズクラクションやブンガトロピスで共演してる面々と一緒でしたが、この初めての組合せでジャズスタンダードを演奏する機会の新鮮味に各々盛り上がっており、なかなか良い演奏が出来たんじゃないかと思います。「5分前」「3分前」「時間です」のカンペが舞台横から提示されるような、イベントのBGMに徹する現場ではあったものの、演奏自体を素直に楽しめました。ありそうで無かった組合せで、やりそうでやってないジャズを演奏するというのはなかなか良いものですね。
ベーシストN見さんが「各々が『これがジャズだ』と思ってる音を出しつつ各々違う音を出してるのが良い。いつもこんな気持ちでジャズやりたい」と言って下さったのは人選冥利と言えよう。
この日のハイライトは、お客さんが持ってたワイングラスが大きな音を立てて割れた時に落とした本人が全く表情を変えず周囲もほぼ無反応だった(例えば机に向かって何かを書いてる時、消しゴム落としても表情を変えはしないよね。そんな感じ。)のを見てKJ氏が「あれが富裕層」と呟いた場面でした。この納得性のあるコメントのお陰で記憶に残る瞬間になった…。
四月といえば春より初夏。花といえば桜よりハイビスカス。海といえばリーフエッジ。ドロップオフの底から息を止めてこんにちは。
ラテ専(ラテン音楽、とりわけキューバとかプエルトリコのカリビアンラテンばかり聞いたり演奏したりする人をこう呼ぶそうです)からはジャズいと言われ、ジャズファンからはラテンと言われ、ラテンジャズファンからはプログレと言われ、付いたあだ名はデンジャラスラテンバンド。あだ名も良いけどバンド名も憶えてね。
明後日は私が結成し「熱帯の花」を意味する名前を冠したラテンバンド"Septeto Bunga Tropis"が荻窪ルースターノースサイドで演奏します(私は作編曲を担当してる他、サックスも吹きます。かなり)。前回は本店が満席でしたがノースサイドはそれよりやや広いので、踊られる方にとっては快適かも知れません。とかいって閑散としてしまったらどうしよう。折角の名曲と名演は出来るだけ多くの皆様にお届けしたいとは此れ自画自賛、しかしここで自賛せずしていつするべきか。
博士号を取得して研究室の「ミャンマー担当」なる謎ポストに就任し酔顔をTwitterに晒した一般アル中こと田中教順氏の妙なるリズムマイスター振りに変化はあるのか?大儀見元氏の髪型並びに入墨の最新ステータスや如何に?羽根打ってばかりのリーダーはナマってないのか?メンバーの気になる近況を確かめに、荻窪にお集まり下さい。
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【4/19(水)Septeto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster North Side
19:00open/20:00start/¥3000
https://youtube.com/watch?v=o7QA53ifB5g
【5/25(木)DC/PRG】
@渋谷WWW
18:15open / 19:09start / ¥5,500+1d オールスタンディング
http://md.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1715385
公演などに関するお問い合わせ先: サンライズプロモーション東京:0570-00-3337