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郡山銘菓、柏屋の「檸檬」。「れも」と読みます。パーカッショニストが反応しそうな名前ですね。レモンというよりはクリームチーズの旨さが主役のタルトです。まさい。

うがみやびらん。

先週の話。

Jazzin' Up The Sambaと題してブラジルの曲を題材に、ジャズメンらしい器楽敵駆け引きを目一杯やらかそうというライブでした。

サックス、ベース、パーカッションという編成でよく演奏してますが、今回はウッドベースではなくエレベです。

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佐野俊介さんの機材。写真を撮るなら、と所々光らせて下さいました。カッコいい!

サックス、エレベ、パーカッションの編成で演奏したのは去年の4月初頭、その時もベースは佐野さんで、パーカッション大儀見さんという編成に突如としてシークレットゲストの田中教順氏がティンバレス(超珍しい)で加わったダンスイベントでのライブでした。当時を振り返って佐野さんは

「あの場で俺が一番まともだった。治安最高にヤバかったあの現場」

とおっしゃってましたが、そうかなぁ。

他にも佐野さんは、髙井君はインド行っても特に変わらずに帰って来そうとか、オーストラリアでカンガルー指差して他の人に「あれ食えます」と言った次の瞬間に狩って見せそうとか、柔らかい物腰を纏ったサイコパスとかナカナカな事を仰いますが、私の音は褒めて下さったので今後もたくさん共演したい。

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終演後にメキシコ人のお客様が店のガットギターを弾きながらメキシコの曲を歌い、キューバ育ちの店長がその場で歌詞和訳を付けていくという場面がありました。東京に於けるラテン文化の交差点の一つであればこその光景ですね。

次の日曜日は奥沢のバーnasaにて、ジャズ全体を代表し尚且つ孤高のデューク・エリントンと、彼の楽団のお抱え作曲家ビリー・ストレイホーンの曲を特集します。

アルトのジョニー・ホッジスやテナーのベン・ウェブスターといったエリントン楽団出身のサックス奏者が好きで、彼らの演奏するエリントンナンバー、ストレイホーンナンバーも好きなのに今まででこの特集をやってませんでした。

思えばジャカルタ在住の中学生の頃、通ってたアメリカンスクールの部活のスウィングバンドでサックス奏者が足りておらず、本番と直前のリハ一回だけで良いから出てくれと頼まれてまんまとリードアルトの座に臨時就任し、デュークの"Don't Get Around Much Anymore"を演奏したのが私の初めてのビッグバンド・ギグでした。

https://youtube.com/watch?v=3KTAmy66y_c

この曲には後付けの歌詞があって「土曜のダンスもクラブも誘われたデートも、君とじゃなきゃ行く気しないんだよなぁ…」という物憂げな気持ちを歌ってます。

エリントニアン達の時代に行ってみたい。当時の楽器を手掛かりに、昔の音色とイマの感性で、神々の好んだ曲をお届けします。

初めてジャズを演奏した中坊時代を思い出すのか出さないのか。

みんなきてね。

あ、ジャカルタを思い出すのは寧ろ4/19水曜日のSepteto Bunga Tropisかもね。熱帯人による熱帯の音楽。みんなきてね。

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【4/2(日)Duke and Billy】
@奥沢 nasa
19:00open/20:00start/ Table Charge ¥200+投げ銭
櫛田満per/髙井汐人sax/ヤマトヤスオb

※デューク•エリントンとビリー•ストレイホーンの曲の特集

【4/16(日)Jazz Klaxon presents "Man Eater vol.2"】
@中野Bright Brown
出演: Jazz Klaxon, bwpとファンキーヘッドライツ
¥2000

【4/19(水)Septeto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster North Side
19:00open/20:00start/¥3000

https://youtube.com/watch?v=o7QA53ifB5g

【5/25(木)DC/PRG】
@渋谷WWW
18:15open / 19:09start / ¥5,500+1d オールスタンディング

http://md.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1715385

公演などに関するお問い合わせ先: サンライズプロモーション東京:0570-00-3337