うがみやびらん。
日本にいながらにして、日本以外の結構いろんな国の人と接してます。舞台袖でプエルトリコ人にベネズエラ人のガールフレンドの写真を自慢されたり、ミールス食ってたらチームメイトのインド人が偶然隣りに座ってたり。
で、フィリピン人の友人がいると、SNSでタガログ語の投稿を見かける事があります。
タガログはインドネシア語やマレー語と同じ語族って事は知識としては知ってたし、発音が近いのも聴いてて分かるんですが、単語も全く同じかかなり近いものがあるって事が最近分かって来ました。「五」がタガログ語でも"lima"だってのは知ってたんだけど(昔家にあったCD-ROMの百科事典に音声サンプル入ってたのを憶えてる)、"sakit"(痛い/病)も全く同じだし、"ako"(私)もインドネシア語/マレー語の"aku"とそっくりです。
マレー語とインドネシア語の隔たりが東京弁と大阪弁くらい、インドネシア語とスンダ語の隔たりが日本語と与論語くらい(多分)で、インドネシア語とタガログ語の間にはそれより遥かに大きい隔たりがあるけど、共通語彙が少しはあるらしい、という訳ですな。海洋交易もしてたしね。
そういえばフィリピンは植民地時代の影響でスペイン語からの借用語とかもあるんだった気がする。因みにインドネシアだと鞄をtasと云うけど、これは旧宗主国のオランダの言葉から来てます。フィリピンにおけるラテン文化の痕跡ってどんなものがあるのか、音楽に残ってたりするのかとか、興味ありますね。
加えて、米領だった事もあるからでしょう、二十世紀前半からジャズミュージシャン輩出国でもあるんですよね。日本にも今でもフィリピン出身のスタジオミュージシャンが居るのも関係あるのかしら。日本のジャズシーン黎明期の隆盛にも一役買ってたとか、音楽視点、ジャズ視点でも面白そうな国です。そういえばマレーシアのレストランの生バンドはフィリピン人がメンバーだったりしました。
3月25日土曜日には、そんな東南アジアとは何の関係も無くブラジルの曲を特集します。
サンバやボサノバはブラジル発祥ですが、ジャズメンによるジャズ化されたブラジルの曲の演奏には、元々のブラジル音楽には無い魅力があったりする。それについてはまた後日書きたい。25日にはそのツボも押さえてみたい。
サックス、ベース、パーカッションの編成でよくライブをやってますが今回はエレキベース姿をお見かけする事が多い佐野俊介さんとの共演です。エフェクターも出て来てしまうのか?
下北沢ボデギータのバナナシェイク、グアバシェイクは共に逸品です。みんなきてね。
~•~•~•~•~•~•~•~
【3/19(日)Jazz Klaxon】
@中野Bright Brown
19:00 open / 19:30 start / ¥1500
https://youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=C-LU090H2S4
【3/25(土)Jazzin' Up The Samba】
@下北沢BODEGUITA
18:00open/20:00start/投げ銭
櫛田満per/髙井汐人sax/佐野俊介b
【3/26(日)Puente de Agua】http://puente-de-agua.com/
@新宿御苑 Papera
【4/2(日)Duke and Billy】
@奥沢 nasa
19:00open/20:00start/ Table Charge ¥200+投げ銭
櫛田満per/髙井汐人sax/ヤマトヤスオb
※デューク•エリントンとビリー•ストレイホーンの曲の特集
【4/16(日)Jazz Klaxon presents "Man Eater vol.2"】
@中野Bright Brown
出演: Jazz Klaxon, bwpとファンキーヘッドライツ
¥2000
【4/19(水)Septeto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster North Side
19:00start/20:00start/¥3000
https://youtube.com/watch?v=o7QA53ifB5g