挽肉が特売。スパゲッティにするか?しかしコンロが一口だから並行調理が出来ず、ミートソースを作ってから麺を茹でる事になってしまう。この空腹ではそんなに時間を掛けていられない。そうだタコライス、タコライスならご飯を炊いてる間に作れる!…はて、タコライスってどうやって作るんだ?
大儀見さんがライス&ビーンズ作る時にクミンとオレガノを使うって言ってたのを思い出しつつ、ナツメグとかコリアンダーとか加えて調理してみると…奇跡の出来でした。超うまい。前世はタコライス職人だった事が判ってしまった。「トマトは半分はベース用にペーストにして中盤に投入、半分は具として終盤に投入!(ビギナーズラック)」
うがみやびらん。
七夕になりましたね。私は9歳の時、イポーに住んでて毎週土曜日はキャニンガーデンで一枚40円のロティチャナイ食ってた(超贅沢だ…)頃ですね、短冊に「大人になりませんように」と書いたのを憶えてます。知人には「それは叶ってるのではないか」と言われます。「君がオトナ、だと違和感が物凄いので現状維持で良いのではないでしょうか。そのままの君(9歳)でいて」とも言われました。なので選挙権は有りません。マハティールって引退してるよね?
今度の日曜日はPuente de Aguaがデビューの地、原宿クロコダイルで演奏します。あれから3年、メンバー変更とか色んな事を経ながらやって来て、アンサンブルのレベルは当初とはもう全く別物です。しかし、変わらない物もあります。それは私が9歳のままだとかそういう事ではなくて(それもそうなのかも知れないが)、
「ソロの終わりのフレーズ」
おいおいおい良いのかよソロが同じで。即興こそがソロの醍醐味じゃないのかよ。
我々がいつも佳境に演奏する渋い曲の終りに長いテナーソロがありましてね(長いのは俺が吹くのをやめないからなんだけど...いつもすみません)。デビューライブの時思い付いた16小節に亘るフレーズ(結構長いぞ16って)がその後も頭から離れず、何度ライブで演奏しても他のフレーズじゃうまく終われないんですよ。確かにデビューライブのソロは今聴いてもやっべえな、自分で作ったタコライスみたいだな、いくら私の特技が自画自賛だからとはいえ。ってくらいの出来で、実際ソロ中にワーっと歓声が起きるくらい客席も盛上がってたんです(そんな事はそうそう無い。私はね…)。これは私が上手いとかじゃなくて、その公演全体のマジカルとしか言い様の無い雰囲気に後押しされてた気がするんですけど。
でもねと!(ホコ先さんを思い浮かべた人。あなたは仲間です) それにしても毎回同じ事するのってなんかヤラセみたいじゃないかな…なんて半ば悩みかけたのよ。そしたらコンガのタエさんに「もう良いんじゃない、毎回同じのやれば。聴いてる方も『出たー!』ってなるよ」て言われて、それからは諦めて終盤は同じ事やってます。
「泣きのフレーズ?いや、泣かせるフレーズだね!(自画自賛)」
そんなコンガのタエさんも今回を最後に脱退します。自分は自分、という肝の据わった、且つ力の抜けた人生観が音に出てるような彼女のコンガが好きです。聴き逃すな。我々は後半に演奏します。みんなきてね。
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【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile
出演:Montumbao, Puente de Agua
【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500
櫛田満 per / 杉本亮 pf / 髙井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b
【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival
【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000
※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。