映画「ランディローズ」 | 酔いどれぐっちの酒と映画と音楽と…

映画「ランディローズ」

を観てきました。

皆様明けまして。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、この映画はオジー・オズボーンのギタリストとして一躍ギターヒーローとして脚光を浴びたものの、飛行機事故によって25歳の若さで亡くなってしまったランディ・ローズのドキュメンタリー映画です。

自分がオジー・オズボーンを聴き始めた中学生の頃には既に亡くなっていて、ギタリストも代わった後でしたが、ランディがギターを弾いているファーストアルバム収録の「I Don't Know」はカラオケに行くと大体歌ってしまうフェイバリット・ソングになってます(笑)

映画を観て驚いたのが、ランディの記録映像の豊富さです。

夭折してしまったせいか、映像が数える程しか無い印象でしたが、オジーの前に在籍していたクワイエット・ライオット時代の映像がバンバン出てきます。

ランディ在籍時のクワイエット・ライオットは日本でしかアルバムが出せなかった不遇のバンドというイメージでしたが、向こうでは契約は取れないものの、ライブでの客動員数がスゴくてファンクラブもある程のバンドだったらしいのが映画で語られていきます。

「だから、こんなに映像が残ってるのね」と納得した次第です。
(蛇足ですが、クワイエット・ライオットもメンバーチェンジ後の「Cum On Feel The Noise」が大ヒットして世界的なバンドになっていく訳ですが)

意外に思ったのが、ランディとクワイエット・ライオットのボーカルであるケビン・ダブロウとの友情ですね。

中学生当時でもケビン・ダブロウはビッグマウスであんまり良い人間では無い、と言うのを漏れ聞いていたので、ランディがそんな風に言われている人間と深い友情で結ばれていたと言うのが本当に意外でしたね。

まだまだいくらでも書きたいところですが、流石に長くなりすぎるのでこの辺で。

ランディ・ローズに興味がある方はもちろん、当時のロック業界事情に興味がある方も楽しめるかと思います。

ただ、オジー時代の記録映像がクワイエット・ライオット時代と比べると驚くほど少ないので、オジー時代のランディしか興味の無い人は避けた方が良いかもです。

ちなみにこの日記は歌舞伎町の居酒屋で飲みながら書いてました(笑)
元旦の昼にわざわざ新宿まで来て映画を観て、昼間っから歌舞伎町で飲んでるなんて、何て良い新年の過ごし方でしょうか(笑)